Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
Jリーグ U-16チャレンジリーグ 名古屋U‐18×広島ユース @アルビレッジ
 6チーム総当たりのリーグ戦の締めくくりの相手となるのは広島ユース。名古屋は帰名のスケジュールを優先してか第一試合終了後1時間半の休憩を挟んだだけで12時からの第二試合に臨んだ。帯同メンバーが22人以上いるわけではないので、新中三組を除けばほとんどの選手が何らかの形で二試合を掛け持ちしている。

そんな名古屋のスタメンはこんな↓感じ。小幡は第一試合からフル稼働。小さな身体で信じられないタフネスぶりだ。

    28   33

9   23   12  24

22  25   19  29

       16

 守備組織を整えてカウンター狙いというリアクションスタイルの広島に対して名古屋はボールは持っているものの攻撃を上手く組み立てることが出来ない。そしてボールを失ってはカウンターを喰らう展開が続く中、20分過ぎにカウンターから左サイドを破られるとそのクロスボールを中央でキレイに合わされ先制を許してしまう。広島からしてみたら絵に描いたような速攻だったが、戻りながらのディフェンスを強いられた名古屋としてみれば、ニアサイドとファーサイドに加えてその間に後ろから飛び込まれてはどうしようもなかった。

 中盤でなかなかパスがつながらずクサビのボールも収まりが悪い名古屋はサイドへと展開しサイドからの崩しを狙うが、良い形でサイドにボールが出てもサポートが遅く逆に1対2のような数的不利な状況を作られ潰されてしまっている。そしてそんな状況を見かねたのか、後半頭から小川監督は2トップを丸ごと大西&奥村に入れ替え、右SHも加藤凱から藤田に変更する。

    5    11

9   23   12  13

22  25   19  29

       16

 午前中の第一試合も後半から出場していた加藤凱はともかく、第二試合からしか出ていない2トップまで代えなければならないことはチーム全体でのスタミナ配分を考えても大きな痛手。しかも交代で入った三人はいずれも第一試合にフル出場している。そして立ち上がりこそアグレッシブな姿勢を見せた名古屋だったが、やはり時間とともに運動量が落ちてくるとすぐにまた攻撃は手詰まりになってしまった。左サイドから小幡がドリブルで一人二人と交わして突破を試みるなどの見せ場もあったがそれにしても個人技頼みで、180cm超の2トップを狙ったロングボールも2トップの関係性がまだ整理されていないようで決定打にはならなかった。

 こうなるとハーフタイムに手を打ち尽くした感のある名古屋は苦しい。終盤に向けて足は止まる一方で攻撃はますます単発になる。選手達はよく頑張っていたが、その後セットプレーからGKの前でヘディングを許しリードを二点に広げられると、テンションが上がる一方の広島とは対象的に名古屋は後ろから大きく蹴り出すのがやっとという状態だった。

 大会最後の試合で最も内容の悪い(初日の試合は見ていないが)試合を見せてしまった名古屋だが、これは連戦の疲労を考えても仕方ない部分もある。また大会を通じて戦力を等分して戦っていたという事実もある。ただ相手にしっかりと守備を固められた時にどうそれをこじ開けるか、またそこからボールを失って浅いDFラインの裏を突かれた時にどうリスクヘッジしておくかといった部分では課題も見えた大会だった。もちろん同じU-16でもここに高原が戻ってくればDFラインと駆け引きしなが裏を狙うようなオプションも出来るだろうし、DFラインに高さのある岸が加わればもっと違ったラインコントロールの方法もあったかもしれない。しかしメンバーが変わっても勝ち抜ける強さをこのチームには身に付けて行って欲しい。

 あと気になる点があるとすれば、後半の苦しい時間帯になってもなお監督やコーチがベンチから出て来る様子がなかった(というよりそうしたシーンはこの二日間皆無だった)こと。ガンバも広島も頻繁にではないが要所では監督かコーチが出て来て叱咤を行っていた。もちろん名古屋も試合が終わればなんらかの指導やアドバイスはあるのだろうが、これだけ手詰まりな状況では残り10分ぐらいは選手達にとってもおそらく苦痛でしかなく、試合の中でもヒントぐらいは与えても良かった気がするのだが。
b0036243_1739346.jpg

[PR]
by tknr0326g8 | 2009-03-22 17:41 | Youth
<< トレーニングマッチ(U-14)... Jリーグ U-16チャレンジリ... >>