Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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トレーニングマッチ(U-14) 名古屋U-15×横浜FマリノスJrユース @マリノスタウン
 プラチナ世代の関東遠征二日目の相手は横浜FマリノスJrユース。マリノスのオフィシャルサイトを頼りに10:00を目標にみなとみらいにあるマリノスタウンに向かうと、試合が行われる予定の人工芝グラウンド(ピッチC)では青いユニフォームのチームと白いユニフォームのチームが試合を行っていた。そして白いユニフォームに身を包んでいるのは見覚えのある選手達。どうやらキックオフ時間は10:00ではなく9:30だったようだ。おかげで一本目の最初の20分に加え名古屋の先制ゴールまで見逃してしまった。

 さっそく名古屋のメンバーを確認するとGK以外はどうやら昨日の一本目と同じメンバーのようだ。

      9   8

11   20   12   14

5    2    19    3

        1

 俺の到着前に先制点を奪ったらしい名古屋だが試合展開は決して楽ではない様子。ソリッドな守備組織からカウンターを狙う横浜に対して昨日のように簡単にはフリーでボールを持たせてもらえていない。そして追浜と比べれば身体もひと回り大きい横浜は寄せも速く当たりも激しいので、昨日の試合ではほとんどマイボールに出来ていた中盤での競り合いも互角かやや横浜にこぼれている印象だ。
 しかし時間とともに横浜のスタイルに慣れてきた名古屋は徐々に盛り返して一本目を終了する。横浜GKのタイミングの良い飛び出しと好セーブによって得点機会を逸していたが、名古屋が2トップへのクサビと基点として横浜DFの裏を取るような場面も何度か見られていれた。

 二本目になると一本目の終盤の良いリズムそのままに名古屋がペースをつかむ。次々と選手交代を行う横浜に対して、連戦の疲れからか足が止まり始めた名古屋はカウンターから攻め切られてしまう場面を何度か作られたものの、名古屋の方がより危険な仕掛けから決定的なチャンスも作り出していた。そして左サイドからドリブルで仕掛けた11から9にボールが渡り、さらに中に持ち込んだ9が中央で20にスイッチすると、20が切り返しから左足で放ったミドルシュートがゴール右スミに突き刺さった。
 これでひと区切りということなのだろうか。この得点を機に名古屋は12→6、14→18、11→7、8→17と同じポジションの選手を次々と入れ替える。この二試合を見ると「オーバーエイジ」の二人を含めプレミアカップ東海大会に臨むメンバー(スタメン)は固まって来たようにも思えるが、交代で入って来た選手達もそれに劣らぬ力を持っている。チーム内でのレベルの高い争いが彼等の更なる能力向上につながることを期待したい。
 その後DFラインでややもたついたところを相手にボールを奪われてPKを献上し失点してしまった名古屋だったが、この二本目でゲームを支配していたの名古屋の方だっただろう。そしてそんな中にあっては、最終ラインで制空権を握ってハイボールをことごとくはね返していた19の存在が効いていた。フィードではまだ時々ミスもある19だがこのチームのDFラインに高さが加わったことは間違いなくプラス要素だ。
 なお二本目の最後はこんな感じ↓。

     17   9

18   20   6   7

5    2   19   3

        1


 三本目はさらにメンバー交代を断行。そして長身MFの14を昨日に続きCBで起用するというテストを行う。愛知県予選の時にはCH、今回の遠征では右SHを任される14は大柄な体に似合わずテクニックもあるスケールの大きなMFだが、彼がCBで新境地を開拓できれば、チームにとっても彼自身にとっても大きなオプションになる。

     17   4

18   15   6   7

12   2   14   10

       16

 メンバーを入れ替えた影響か三本目は両チームともになかなかボールが落ち着かずカウンターの応酬のような展開。名古屋は途中でさらに選手の交代(12に代えて8を投入し8が右SHで7が左SB、またそこまでフル出場だった2に代え3を投入)を行ったものの運動量の低下は免れず苦しい状況だった。そしてタテに入れるパスをことごとくカットされるあまり無理矢理個人技で突破しようとしてボールを失い半ば無防備なままカウンターを浴びるようなシーンもあった。そしてやや集中を欠いたような中からGKのパスミスを拾われてそのまま右からのクロスに中央でフリーで合わせられて決められ失点すると、終了間際にはなんでもないようなアーリークロスに対してGKの前で合わされ失点を喫してしまう。
 昨日のエントリーでも書いたように名古屋はGKを含めた最終ラインでのボール回しが上手くない、というよりむしろ下手だ。おそらくそういったパス回しの練習はしていないのだろう。この二日間を観ていて感じたのは、チームが1対1や個の能力を高めるトレーニングの他に戦術的にはゴールを奪うためのボールの動かし方であったりボールを奪うための連動したディフェンスの仕方といったトレーニングを徹底的に行っているのであろう反面、こうした部分はまだ手つかずであろうということ。これは近隣に力の拮抗したライバルがいない影響でもあると思うが、そこから生み出されるチームとしてのプレースタイルは極めてアグレッシブだし、これはこれで成功し一定の成果を上げていると俺は思う。だが今後このプラチナ世代が更なる高みを目指すためにはゲームの中での様々な駆け引きを覚えて行かなければならない。そのタイミングがいつなのかは育成のプロではない俺には分からないし当然高田監督以下のスタッフも考えているだろうが、ひとつ言えるとすれば、そのためにはよりレベルの高い相手と戦うことが必要で、そのためにもなんとか来週の東海大会を突破し全国、そして世界への扉を切り開いて欲しいということだ。
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by tknr0326g8 | 2009-03-29 22:39 | Youth
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