Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
第13節 対浦和 2-1(得点:マルケス、角田)
 現地には行けずNHK観戦です。

<スタメン(イメージ)>
  マルケス   ウェズレイ

           中村
   クライトン
中谷     吉村     角田

   古賀  秋田  大森

        楢崎

<交代>
マルケス→平林、平林→井川

<退場>
大森(イエロー2枚)
クライトン(イエロー2枚)

 試合はキックオフから思ったより落ち着いた展開でスタートしたものの、前半からかなり浦和に押し込まれる。セットプレーは一体何度あっただろうか。浦和がセットプレーからの得点が意外と少ないのは分かってたけど、名古屋がセットプレーに弱いのも同様に周知の事実。しかしDFを中心に厳しいマークで得点を許さない。流れの中では、左サイドを抜けた三都主のクロスをひと山超えた所のスペースでエメルソンが合わせたシーンは「やられた」と思ったし、田中達也の飛び出しに合わせて出てくるスルーパスにはヒヤヒヤさせられた。
 試合が進むにつれ、集中したマークとポジショニングそしてむやみにDFラインを下げ過ぎないことで、浦和の攻撃は徐々に閉塞感が漂ってくる。DFラインが下がり過ぎず、相手をゴールに近付けないから、サイドからのクロスに合わせる形にしてもミドルシュートにしても、楢崎は冷静に対応出来ていたように感じた。これがズルズルDFラインを下げてゴールエリア内にDFや相手アタッカーが何人もいるような状況だと、クロスに触れただけで失点につながってしまうし、楢崎も含めて互いが互いの動きを制限するようになってしまう。
 そんな押し込まれる展開の中、名古屋も何度かカウンターでの反撃を試みる。攻撃は、前にここの<プレビュー>で書いたような3バックのサイドのスペースを突いた攻撃より、むしろ中央突破中心。浦和の3バックを相手に中央突破とは無謀かと思いきや、ブラジルトリオ中心に何回か「形」を作っちゃうんだから、恐れ入る。これは、浦和の中盤含めた後ろの選手達の戻りが予想以上に早かったことと、最近研究されてきてかなり密着マークを受けるようになってきたマルケスが、下がってきてボール受けてプレーメーカー的にプレーする機会が増えたことが要因だと思う。しかし最前線に張ったウェズレイは身体を張ってよく頑張り、クライトンもよく攻撃に絡んでくる。パスに関しては2トップに対してタテ主体で、クライトンを中盤のボールの収まる所というより、そのタテに入ったボールに絡ませる形にしたのは(俺の)計算通り。
 そんな中、前節の大分戦あたりから連携に成熟を見せつつあるウェズレイと直志コンビから最初の得点が生まれる。ウェズレイがマークのネネを引き連れたまま下がってきてポイントとなり、空けたスペースにオートマティックに直志走り込む。直志はカバーに来た闘莉王に競り勝ちタテに抜け中へ折り返すと、マルケスがで合わせてゴール。ギリギリの所で低いボールを出した直志と、そのボールをで押し込むマルケスの技術。
 しかしそんな名古屋に暗雲が。早い段階で一度足を痛めていたマルケスが、30分過ぎに再びピッチに倒れる。それ以降は足を引きずってまともに走れない状況で、それを見たネルシーニョは、平林との交代を決断。マルケスがいなくなるとさすがにツライ。しかし浦和を相手に走れない選手を残しておくことはもっと深刻だ。難しい判断だった。そして交代を言い渡されたマルケスが「俺はまだ出来る」と珍しくブチ切れ。というかこんな激高しているマルケス初めて見た。ブッフバルトは「時間稼ぎ」と言ってたけど、これは単なるお家芸の内紛ですから。俺はもっと早く代わってもいいだろうとは思ってたけど、平林のアップもあってこのタイミングになったんだろう。でもこのタイミングなら、前半終了まで待ってもよかったかなぁ。ただその前半終了間際のタイミングで浦和に同点にされたら、時間帯的にも取り返しがつかなくなる。ネルシーニョの判断を俺は支持する。そのまま前半終了。
 後半もほぼ同じ展開だが、浦和の手詰まり感は若干深まったようにも思えた。ただ気になったのはカード。前半だけで、秋田、角田、古賀、クライトン、吉村がイエローを貰っていて、こうなったらまだカードのないエメルソン番の大森に期待するしかないと思っていたら、その大森が連続して2枚のカードを受け瞬く間に退場。一枚目はともかく、二枚目はダイブとまでは言わないけど、エメルソン大袈裟過ぎだよ。ここで前半最後に入った平林outで大森の位置に井川in。
 大ピンチと思いきや、10人になってからバランスはさらに良くなった気がする。相手が前掛かりになったっていうのもあるけど、ボールを奪ってからのカウンターという意思統一が一層徹底され、プレッシャー掛ける動きとインターセプトを狙う動きが上手く連動して、カウンターから何度かチャンスを作り出す。ウェズレイ、クライトン、直志、中谷がボールを奪うと積極的に前に飛び出した。しかし、ウェズレイがキーパーまで交わした所でシュートは枠を外したり、ウェズレイの折り返しを中谷?がスルーして直志が待ち受けてる所を、クライトンがかっさらってシュートミス。追加点を奪うまでには至らない。
 それでも10人になった名古屋にとってラッキーだったのは、選手の特徴が10人でも対応できるスペックだったということ。1トップ気味のウェズレイは一人でもグイグイ行けるタイプだし、DF2人を引き付けることが出来る。そして攻撃的な中盤の直志とクライトンは「前に出る力」に秀でた(特徴を持った)プレーヤーでマイボールになった時に攻撃をフォローに動くことが出来る。ディフェンスではあまりアテにならないクライトンも、その「前へ」のパワーと屈強な肉体を利用したボールキープ、さらには正確に敵の急所をえぐるようなパスで頼りになる。そしてそのクライトンから逆サイドの高い位置でポジションを取っていた角田に絶妙なパスが渡り、角田が追加点。いやあ角田の積極的で良いポジショニングとプレーだったな。そしてそれを見ていたクライトンの眼。
 が!その後そのクライトンまで審判への異議で退場。TV画面では審判の向こうにいる秋田の「(はぁ?)マジかよ?」という口の動きが見て取れた。こうなったらあとは守るだけ。全員が集中して試合終了まで頑張った。特に遠目からのシュートの雨霰を落ち着いて防いでいた楢崎はチームに絶大な安心感を与えていたと思う。結局失点は終了間際のエメルソンのPK一本に抑えて2-1で勝利。

 とりあえず、(おそらく監督のプラン通りに)勝てて満足だけど、カードは乱発されるわ、退場者は出るわで、非常に後味の悪い試合になってしまった。2位になるには勝ち点3は譲れないところだったしホント勝てて良かったよ。そしてそれ以上に、これで負けてると、マルケスの交代の件が尾を引きかねない状況だっただけに。この調子で残り試合を連勝し2位まで行きたいな。そして天皇杯。
[PR]
by tknr0326g8 | 2004-11-21 00:58 | Game Review
<< 対浦和 (補足) 浦和戦プレビュー#5 こんなぁ... >>