Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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第14節 対神戸 1-2(得点:ウェズレイ)
<スタメン>
GK 1  楢崎正剛
DF 2  秋田豊
DF 3  井川祐輔(45分→18海本慶治)
DF 5  古賀正紘
MF 6  中谷勇介
MF 7  中村直志
MF 20 角田誠
MF 26 平林輝良寛
MF 31 山口慶(80分→14藤田泰成)
FW28 渡邊圭二(75分→34豊田陽平)
FW10 ウェズレイ

<基本的なポジション>
      28    10

            7
 6    26          20
         31

     5    2    3

          1

 前節の浦和戦で退場した大森とクライトン、累積警告3枚目の吉村、怪我のマルケスに代わり、(それぞれのポジションに)井川、平林、山口K、渡邊がスタメンに入り、ベンチにも豊田、森という10代~20代前半テンコ盛りの試合。

 試合は、前半早々におととい書いた通り「吉村の穴」を突かれていとも簡単に失点を許すと、その後の神戸は引き気味にガッチリ守備ブロックを作ってカウンター狙い。ただでさえ最前線のマルケスそして中盤のクライトンという「ボールの収まり所」を欠いている名古屋にとっては苦しい展開に。名古屋はパス回しからなんとか前線にボールを運ぼうとするものの、神戸のガッチリと固めた守備ブロックを前に中盤でミスを連発。なかなかFWまでボールが回らない。そうなると自然にバックラインからのロングボールが増えてくるが、北本にピタリとマークに付かれたウェズレイと、もともと相手を背負ってプレーするのが得意なタイプではない(前を向いてスピードを生かすタイプの)渡邊では、この作戦も上手く行かない。それならばと、ウェズレイが少し引いて来てボールを前に運ぼうとする。クライトンが来る以前の名古屋にはよく見られた光景だ。しかも当時は(今でも)、そこからマルケスとのコンビだけでシュートチャンスにまで結び付けてしまっていた。しかしこの試合その相棒は不在で、代わりに入った渡邊とは初コンビということもあり、そういう場面で2人の距離が離れすぎていて上手く行かない。前半の終わり頃になってやっと中盤のパスが通ってシュートまでつながったり、ウェズレイと渡邊のコンビプレーが見られたりするようになったが、それも1,2度で、ほとんど形としては何も出来ないまま前半終了。一方の神戸も先制点を奪った後は、中盤で名古屋のミスしたボールを拾って狙い通りのカウンターを仕掛けるものの、名古屋にとって危険と思われるようなシーンはなかった。
 後半。名古屋は井川に代え怪我から復帰の海本兄を投入。久しぶりにストッパーとしての登場だ。そしてポジション的には、前線で平林と渡邊を入れ替える。

<基本的なポジション(後半)>
     26※  10

     28※   7
 6             20
       31

   5    2    18※

        1

 すると、とてもストッパーとは思えない頻度の海本の積極的な大外オーバーラップや、上手い具合にパスが回りだした平林、渡邊あたりで閉塞を打開できそうな兆候が見え始める。選手交代とポジションチェンジの効果がさっそく出た感じだ。そう言えば前半にまったくボールに絡まずタラタラ歩いていた印象しかない中谷もやっとプレーに絡みだした。しかし、やっと光明が見え出したというのに、カウンターからコーナーキックを与えると、全盛期のマテウスを彷彿とさせるようなダイレクトボレーを叩き込まれ追加点を許してしまう。
 それから数分後、名古屋も平林のスルーパスからウェズレイがシュートを流し込み1点を返す。ここ何試合か書いてきたように、最近のウェズレイは肉体的な衰えを感じさせるような場面も時々あるが、大分戦で相手を左に交わして右足アウトで右隅に流し込んだゴールといい、このゴールといい、ウェズレイの憧れであるロマーリオにプレースタイルというかゴールの仕方が似てきたような気がするのは気のせいか。キーパーのタイミングを外した絶妙のタイミングで、これまた絶妙のコースにシュートを流し込むような感覚。ともかく、このゴールでウェズレイはアルシンドを抜き、外国人通算ゴール数の単独トップに立った。去年の得点王といい、名古屋というチームの歴史にその名を刻んだことは間違いない。まあウェズレイの思い出はまた改めて。
 しかし、その後名古屋は結局神戸のゴールをこじ開けることは出来なかった。アシストを記録した平林、サイドに流れて鋭いクロスを入れるという得意のプレーも出始めた渡邊なんかの新スタメン組がやっと馴染んできたかと思ったら、中谷、角田、直志のレギュラー陣の疲労が目立ち始める。後半になってやっとプレーに絡み始めた中谷も相変らずパスミスを連発し、角田も最近目立っていた鋭い攻め上がりを最後まで見せられなかった。直志は守備面では低い位置まで下がって奮闘したものの、その低い位置から無理にドリブルで行って引っ掛けられたり安定しないパフォーマンス。一度直志から右サイドのスペースに流れたウェズレイにミドルレンジのパスが通り、ウェズレイがかなりフリーな状態でボールを持った時があった。しかしウェズレイがボールをキープしセンタリングを入れようとした時、ボックスの中には平林しかいなかった。ああいうシーンで直志がパス出した後にスペースに向って詰めてこられると本物なんだけどなぁ。デュリックスのビデオでも見せてあげたい心境だ。
 ちょっとどうかな?と思ったのが、その後の選手交代でネルシーニョが、渡邊を下げ豊田を(豊田トップで平林が2列目に戻る)、山口Kに代え藤田を入れた(藤田が右サイドで角田が中に移った)こと。あの場面変えるとすれば、中谷→豊田(渡邊を左サイドへ)、角田→藤田(そのまま右サイドへ)だったんじゃないかなぁ。さっきも書いたように、疲労からか中谷、角田のパフォーマンスは良くなかったし。特に攻撃面では何も出来なかった。神戸はホージェル、ホルヴィの「ホ・ホコンビ」がいる左サイドに比べれば、バランスを重視してか右サイドはえらく守備的だったから、2ndステージ開幕戦で不安を見せた渡邊の守備でも左サイドは十分対応可能だったし。
 あと豊田入れた後の戦い方がハッキリしなかった。豊田入れて、藤田入れたってことはサイドからのクロス含めて豊田の頭を狙ったプレーを意図してたと思うんだけど、実際には豊田は何処にいるの?ぐらいな感じで、唯一豊田が目立ったシーンが左サイドに流れた時っていうんだからどうしようもない。これは豊田の責任っていうより、ロングボールにせよ、クロスにせよ豊田が競り合えるような位置に来たボールが一体何本あったのか?っていうぐらいで、挙句セットプレーすら豊田にカスリもしないボールなんだから、「?」の気持ちが大きくなるのも当然。
 というわけで、主力不在の中、若手起用せざるを得なかったとは言え、そして神戸がホーム最終戦で気合入っていたとは言え、これまでの勢いを断ち切るような敗戦。まだ天皇杯もあることだし、最終節ホームでの鹿島戦では再び建て直していい試合を期待したい。
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by tknr0326g8 | 2004-11-27 02:16 | Game Review
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