Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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トレーニングマッチ 中央大学×名古屋U-18 @中央大学グラウンド
 二年ぐらい前までは春の恒例行事だったユース(U-18)による関東遠征での関東強豪大学との対戦。駒澤や早稲田といった関東大学リーグの強豪チームとの対戦は公式戦(プリンスリーグ)の開幕を前にした選手達にとっては格好の腕試しの場であるとともに課題を見つける貴重な場だっただろうし、個人的にも毎年その年の新チームをここで初めて観て、夏のクラ選や秋の高円宮杯でその成長を実感するのが恒例になっていた。

 今年は三連休を利用して中央大学、駒澤大学、浦和ユースとの対戦が予定されているとのこと。今日対戦する中央大学は言わずと知れた2008年度のインカレ王者で、昨シーズンの関東大学リーグでも2位の成績を残している強豪校。名古屋との関係で言えば、今シーズンからトップチームに加入した新井は昨年まで中央大学の最終ラインで中心選手としてプレーしていたが、そんな新井の獲得や今回の対戦に当たっても大きな影響を及ぼしていると思われるのは久米GMがかつて中央大学サッカー部でキャプテンを務めていたことだろうか。

 名古屋のスタメンは3年生が中心。1年生と2年生の一部は遠征自体に帯同しておらず地元に残して来たようだ。

     奥村  大西

藤田  水野  近藤  小幡

佐藤  奥山   岸   金編

       古川

 試合は序盤こそ大学生の強い圧力に対して中盤でボールを失うことが多くなかなかリズムを掴めなかった名古屋だったが、次第にそのプレッシャーに慣れてくるとDFラインから丁寧にボールをつないでトップにクサビのボールを当てそこに二列目が絡んで行くいつものスタイルでゲームを作れるようになってきた。そしてタテヨコにとボールを動かしながら相手の最終ラインに出来たギャップに対して2トップや2列目の選手が走り込みそこにボールを送り込む形で幾度となくGKとの1対1の局面を迎えることにも成功していた名古屋は、中央大学相手に十分に戦えていたと言っても過言ではない。
 しかし前半を終了した段階でのスコアは0-2。この結果は中央大学と名古屋との間にはラストサードにおけるクオリティに明確な差が存在していたことを示している。失点はいずれもカウンター気味に中央大学自慢のサイドアタックを浴びてのものだったが、相手陣内に入ったところで大きく左右に揺さぶるという最終局面におけるチームとしての崩しの形を見せつけられた1点目、(名古屋の選手達がGKとの1対1でシュートが枠を外れたりGKにぶつけてしまったりといったことを続けていたのとは対照的に)サイドからのクロスを胸トラップから冷静に目の前のマーカーをフェイントで外して叩き込まれるという個の力を見せ付けられた2点目を見てもそれは明らかだ。

 後半になると名古屋は選手を半分ローテーション。遠征メンバーが限られている以上、三日間で三試合をこなすためのローテーションは必須だ。

     高原  大西

小幡  川村  近藤  加藤

都竹  金編   岸   三鬼

       石井

 選手が入れ替わったこともあってか、再び試合に馴染むまでに時間を要した名古屋だったが、次第に小幡や高原といった前線の選手達が前を向いてボールを持てる時間が生まれるとチームとしてリズムを掴みだす。小幡が少し中寄りでプレーする時間が増えたことで、前半と比べればバイタルエリアを上手く使いながらそこを経由した攻撃も出来るようになった。そして前にボールが収まると最終ラインからは都竹や三鬼が積極的なオーバーラップで絡む姿も目立ち始める。相手もメンバーが変わっていたとは言え、こちらも互角以上の展開だった。

 その後試合は、相手が裏を狙って出したボールをゴールラインギリギリで拾った金編から都竹→小幡と、相手と相手の間に入り込んだ選手を経由して上手く縦にパスがつながって、前を向いた小幡からDFラインの裏にパスが出たところで相手DFに走り勝った大西が右足で沈めた名古屋が1点を返したものの、カウンターからサイドに出たボールに金編が引っ張り出されて、真ん中のマークが混乱したところでクロスに豪快なヘッドを合わされて1-3で終了。公式戦ではないが、名古屋としては前半のうちに試合を決めてしまえた「勝ち試合」を落とした印象だったが、それを出来るかどうかの決定力も含めたこのスコアがすなわち力の差だと言われれば反論のしようもない。

 大学生に前からプレッシャーを掛けられても慌てることなくしっかりとパスをつないでゲームを作り、むしろその浅くなった相手DFラインの裏を突いて決定的なチャンスを作れていたことは大きな収穫。しかしゴール前での決定力を含めてアタッキングサードでのプレーのクオリティという面ではチーム・個人の両面で課題が残ったと言えるだろう。後半にはまた違う形も見せていたが、この遠征の残り二試合でチームがどこまで改善のキッカケを掴めるのかに注目したい。
 個々のプレーヤーでは、最終ラインからビシビシと鋭いパスを通していた岸や大学生相手でもフィジカルで負けていなかった金編といった選手もさることながら、中盤で誰よりも闘っていた近藤のプレーが目を惹いた。新キャプテンとなった彼のプレーにも今シーズンは期待したい。
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by tknr0326g8 | 2010-03-20 23:59 | Youth
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