Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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トレーニングマッチ 駒澤大学×名古屋U-18 @駒澤大学グラウンド
 ユースの関東遠征二日目の相手は、こちらも関東大学リーグの強豪・駒澤大学。名古屋ユース的には4年前の関東遠征で対戦して以来四度目の対戦。酒井、三宅、奥村情といった卒業生をコンスタントに送り出しており、酒井は三年生になった昨シーズンから右SBとして不動のレギュラーの座を確保、奥村も昨年は一年生ながら関東大学リーグでさっそく出場機会を得て得点も記録している。

 名古屋の先発は昨日の引き続き三年生が中心。昨日の試合で負傷退場した古川も無事先発している。

      奥村   大西

小幡   三鬼   近藤   藤田

佐藤   奥山    岸    金編

         古川

 4年前と同じくピッチ上に吹き荒れる強風と、フィジカルで押してくる相手に対してキックオフ当初はなかなか落ち着かなかった名古屋だったが、前線での小幡のドリブル突破を起爆剤として徐々にリズムを掴み始めた。昨日の中央大戦と同じようにしっかりとパスをつなぎながらゲームを作り、やや遠めからながらも「シュートで終わる」という意識が徹底されているようだ。

 その後小幡のドリブルが止められ始めるとそこからカウンターを喰らうような場面も増え、強風で持ち味のフィードを発揮出来ない岸のなんでもないパスミスからそのまま持ち込まれて先制された直後は、全体的にやや集中が切れたような様子も伺えた名古屋だったが、それでも無暗にボールを蹴るようなプレーを極力避けてしっかりと前を見てつなぐプレーを続けていくうちに再びリズムを取り戻し、この試合でボランチに入っていた三鬼の角度を付けたスルーパスから抜け出した藤田が決定的なシュート(バーの上)を放つなど惜しいシーンも作って前半を終了。

 また髪が伸びていたせいもあってコマスポの中の人に言われるまで全く気付かなかったが、前半の駒澤では三宅徹もCBとして先発しており、久しぶりにその豪快なヘディングでの跳ね返しを見ることが出来た。中山や伊藤といったレギュラーCBが卒業し三宅自身3年生になる今季は公式戦に絡んで欲しい。

 後半になると駒澤はメンバーを前半の間ピッチ脇でアップしていたグループに丸ごと入れ替え、それに合わせるかのように名古屋も5人の新しい2年生を投入してリフレッシュ。フォーメーションは4-2-3-1のようでもあり、高原と川村がタテ関係の2トップのようにも見えた。

         高原

小幡      川村      加藤

     水野    三鬼
 
都竹   奥山     岸    金編

         石井

 大学生と比べてもサイズ的に全く遜色なかった奥村や大西といった三年生と比べれば、小柄な選手が多い二年生が試合に馴染むまでにはまた少し時間が必要かななどと思っていると、後半開始早々に三鬼からの目の醒めるようなサイドチェンジを受けた小幡がドリブルで持ち込んで放ったシュートがポストに当たった跳ね返りを、高原が拾って冷静にゴールへと蹴り込みさっそく同点に追い付くことに成功する。その後すぐに岸の中途半端なクリアが風の影響もあってか上に浮きあがったところを豪快に叩き込まれて再度リードを許す展開となったものの、大学生相手にも全く怯むことなくプレーしている名古屋は高原が自らの獲得したPKを決め再び同点に追い付いて見せた。

 チーム全体がとても集中している様子が伺える名古屋は、相手のクサビやセカンドボールへのアプローチが恐ろしく速く、それと比べるとリアクションがやや怠慢な印象を受ける駒澤に対してサッと複数で囲み込み、刈り取ったボールを次々と縦に預けて前線のアタッカーの個人技を存分に発揮している。こうなるともはや伝統のキックアンドラッシュの残骸しか残っていないような3軍だか4軍だか分からない駒澤はタジタジどころか、ゲームを支配しているのは明らかに名古屋で、どちらが格上か分からないような状況だ。
 試合自体は好事魔多しとはまさにこのことで、チーム全体がイケイケで前掛かりになったことで1本の縦パスで裏に抜け出されて、GKと1対1を冷静に沈められた失点が決勝ゴールとなったものの、名古屋はGO FOR 2014 CUPの時に見せたような、相手がウンザリするほど前線のアタッカーが代わる代わるドリブルで仕掛けていくスクランブルアタックが再び輝きを放っていた。やはりこのチームの強みは小柄ながらもスピードとテクニックに溢れるアタッカー達によるドリブルでの仕掛けであり、彼等が前を向いて仕掛けられる状況をどれだけ作り出せるかがチームとして結果を残せるかどうかの鍵になるに違いない。

 個々のプレーヤーに目を移すと、格相手にさすがの2ゴールとしっかりと結果を残した高原もさることながら、ボランチとしてフル出場した三鬼が出色のパフォーマンス。潰しからビルドアップまでハイレベルにこなし、ボールを持っても大技あり小技ありとその能力をいかんなく発揮していた。あとは前半のみの出場となったが、とてもコンディションが良さそうだった大西が大学生相手にフィジカルで圧倒する(特にスピードで走り勝つ)ような場面が多くあり、彼のそうした特徴を生かせればチームとしてももっと幅が広がるかもしれない。
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by tknr0326g8 | 2010-03-22 04:18 | Youth
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