Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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高校サッカー選手権 準々決勝 その1
b0036243_1943534.jpg 場所を駒場から駒沢に移しての準々決勝、相手は群馬代表・前橋商業だ。

 前半は風上に立った前橋商業がいきなりイケイケモードだ。キックオフの時にハーフウェーライン上に7人が並んでる時点で既にモード全開だけど、試合が始まっても前線から猛烈なチェックを入れてくるし、中盤のプレスもかなり激しい。そうして奪ったボールを一気に前線まで運んでゴールを決めてしまおうという作戦らしい。しかし前商は中盤でのプレスからの速攻とb0036243_19451694.jpgいうことに気持ちが行き過ぎているせいか、星稜のDFラインの前に立っているのがFW1人しかいない。ここニ試合でも書いてる通り、ボランチとDFラインの連携が悪く4人のDFラインだけで守る星稜にとってはこれは楽だ。俺が相手チームの監督なら星陵のDFラインの前に2,3人のアタッカーを並べて早いタイミングでトップにボール入れてDFラインと勝負させるけどね。
 星稜はこの試合も本田を真ん中に置いた本田システム。本田を囲む3人のアタッカーが前線でワイドに広がり試合の中でローテーションのようにたまにポジションを入れ替えてるんだけど、局面ではそれぞれの動ける範囲がどうしても制限されてしまっていて、フィジカルに秀でるFW(9番と11番)にどんどんボールを入れていく今のやり方では相手のマークも外せないし簡単には相手DFを破ることが出来ない。そんな星稜がいい形を作れるのは流れの中で唯一前後左右にと自由にポジションを変えることを許された本田にボールが入った時だけで、本田にボールが入ると一旦自分の足元でキープして相手の急所をえぐるようなパスが前の3人に供給される。しかし残念ながらその数(本田がボールに触る数自体)は決して多くない。
 ペースを握っているのはどちらかと言えばプラン通りに進める前商で、数は少ないけど危険なシーンを作っているのは星稜といった試合展開の中、先制ゴールを決めたのは星稜だった。本田のコーナーキックからニアサイドで詰めた選手が押し込んだ。本田のプレースキックはどれも鋭いドライブ回転が掛かり、それはバレーボールのサーブのようでもあり、コーナーキックは野球でいう縦に割れるカーブのように曲がりながら落ちた。俺の周りにいた観客の誰かが「そのまま入る!」と叫んだほど。
b0036243_1671189.jpg 後半になると前商もやっと前線で勝負が出来るようになり、星稜DFの動きが重なったりする中で何度かチャンスを作った。星稜もこれまでの試合では鳴りを潜めていた右SBが何度かオーバーラップを仕掛けたり、途中出場で三回戦でもいい動きをしていた25番の選手をこの試合でも投入してやっと前商DFを崩せるようになる。本田を除けばちょっとこの25番の選手のドリブル以外前線で変化をつけられる要素がないという印象。本田は後半になると厳しいプレッシャーを受けほとんど仕事が出来なかった。そんな流れのまま1-0で試合終了。次は準決勝、国立競技場だ。
 星稜の本田システムはハッキリ言って機能していない。本田がボールに絡む回数が少ないのは、本田自身の問題もあるけどシステムや戦術的な問題も大きいと感じる。本田を前線に置いて決定的な仕事をさせたいというのは分かる。このレベルでの本田はボールキープもセンスも図抜けているから。でもここは敢えて本田をボランチに下げ、本田がボールに絡む回数を増やして中盤からゲームを作って行った方がいいんじゃないか?前も9と11の2トップに8と25の両サイドみたいな形に戻して。まあそれで結果が出るかどうかは分からないけど。
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by tknr0326g8 | 2005-01-05 23:58 | Other Games
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