Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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ユース関東遠征 対国士舘大学 @国士舘大学G
 4月の駒澤大学戦以来二度目となるユースの関東遠征。前回はプリンスリーグも開幕前だったしチームがまだ出来上がっていなかったのか、大学生を相手にほとんど試合をさせてもらえなかったが、今回は神戸さんが「高円宮杯に向けた最終調整」と言う通り、今月下旬から開幕する高円宮杯に向けて、ここである程度の手応えは掴んでおきたいところだろう。

 小田急線で新宿から1本とは言え、普段あまり(というかよっぽどなことがない限り)行かない土地なので、グラウンドに着いたらキックオフの時間を15分ほど過ぎていた。すでに試合は始まっていて、グラウンド上にコーチングの声が響き渡る中ざっとスタメンをチェックすると、こんな感じ。

      酒井
         新川
清水            上村
     唐沢  青山  

市川  吉田  森本  根津

       佐々木

 試合は、2軍か3軍かは分からないが、ビブスを着用した国士舘大学を相手に名古屋が春の駒大戦よりはまだ戦えている印象。名古屋は最終ラインからロングボールを入れるようなことはせずに、ボランチやSBを経由して、サイドチェンジを織り交ぜながらピッチを広く使ってビルドアップしていこうとする意図も見える。しかし2軍(or3軍)とは言え相手も関東大学リーグ1部に所属する名門、ボールが2トップや両WHに入った辺りからはさすがになかなか自由にはやらせてもらえない。酒井が国士舘大DFに後ろから当たられて腰を痛めて退場して久保が入ってからは、久保をポストにした組み立ても増え始めたが、やはりフィニッシュの一歩手前までしか名古屋は進むことが出来ない。
 国士舘はあまり前からプレッシャーを掛けて来るという感じでもないのだが、それでも名古屋がボールを回している中で少しでも判断に迷っていると、あっという間につめられてスペースがなくなってしまう感じで、しばしばそこでボールを奪われるとフィニッシュまで持って来られていた。そういった場面での名古屋の守備はバイタルエリアでのマークが曖昧で比較的自由にやらせてしまっているため、結果として最終ラインも2列目からの飛び出しに対応することが出来ていなかった。
 失点シーンもまさしくそんな流れからで、右サイドでつめられてボールを失うと、バイタルエリアを経由して左に展開され、国士舘の右サイドの選手に切り返しから左足でキレイに決められてしまった。
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 後半も立ち上がりは同じような流れだったが、炎天下の正午キックオフということもあってか、若干動きの落ちてきた国士舘大を相手に、名古屋もようやく攻撃がフィニッシュまで辿りつくようになってきた。サイドをボランチを含めたコンビネーションで崩したり、青山が高い位置で攻撃に絡んで基点となり国士舘DFの裏へのパス出したりする攻撃から何度かいい形を作る。
 そしてそんな中から、左サイドの清水がボックスにかかったあたりで相手DFとの1対1をタテへ勝負しこれを振り切ると、中へ折り返したセンタリングに中央で久保が合わせて大学生を相手に得点を奪うことに成功した。

 なおも攻撃の形を作り続ける名古屋は、CKのチャンスで、中央で競ったこぼれ球がこの前のトップチームの浦和戦でのトゥーリオみたいなポジショニンを取っていた吉田の足元にこぼれ、これを吉田が冷静にかつ豪快にゴールに蹴り込んだ。
 この2点目についてはCKを得るキッカケとなった根津のインターセプトが光った。相手DFのクリア気味のパスを、後ろからフルスピードで走り込んで来て、ボールがやや外に流れ気味だったために体勢を崩しながら足先で引っ掛けると、スピードを落とさずにそのまま一気に右サイドを駆け上がってCKにつなげた。ややムラがある感じはするが、このシーンや試合中何度も見られる彼の強く正確な右足のキック(サイドチェンジ)を見ると、彼がこの年代としては秀でたフィジカルを持っていることが分かる。そしてその身体能力は3バックの時には右のストッパーとして活かされている。

 その後も名古屋は、この日は下がってボールをもらいそこから左右にボールを捌く役割が多かった新川が、左サイドに流れて国士舘大DFの裏を取ると、左足でGKとDFラインの間へ流し込むような絶妙なクロスを送り、これに中央で久保が足を伸ばし「あわや」というシーンを作るなど、見応えのある攻撃をいくつか見せた。

 もし(俺の観ていない)最初の15分で点を取られてなければ、2-1での勝利になるわけだが・・・。
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 まあ勝敗はさておき、この試合で一番目立っていたのはDFの吉田麻也だった。コンディション自体クラブユース選手権(Jヴィレッジ)の頃よりもかなり上がってきている感じ。プレー面でもハイボールや1対1の強さは言うまでもないが、ビルドアップでも広い視野を保って落ち着いたつなぎを見せていたし、ゴールシーンに象徴されるようにとにかくひとつひとつのプレーがとても冷静だ。DFラインにいながらピッチ全体を支配しているかのような存在感(少なくともこの日はU-18日本代表である青山のそれを凌駕していた)を見るにつけ、近い将来このチームが吉田中心のチームになることを予感させた。そりゃ監督もボランチで使ってみたくなるよな。

 各年代の代表戦を挟んでの高円宮杯でも今日見えた課題を修正しつつぜひいい結果を残して欲しいと思う。

 そう言えばこの試合の交代は、前半の酒井→久保と後半の唐沢→中田浩のみで、ベンチにも人があまり残っていなかったような・・・。もしGKが怪我とかしたらどうするつもりだったんだろう。まさか国士舘大から借りるわけにもいかないし、帯同していたGKコーチの伊藤裕二が・・・などと不謹慎な期待を一瞬抱いてしまった。(笑)


※9/8補足(修正)
神戸さんが書いている9/8付の「ゆ~すニュース」(いつまでも春先の練習試合の写真を使っていることを除けば中スポにしてはヒット企画)によると、この日はひたすらグランウンド周りを走っていたとここでも書いた2選手は「規律違反」だったとのことなので、てっきり調整か何かだと思って名前を出してしまっていた箇所を削除しました。
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by tknr0326g8 | 2005-09-04 23:36 | Youth
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