Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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全日本ユース vs青森山田戦の展望
 日曜日、名古屋と福岡の試合を観終わった後、ついでといってはなんだが浦和東と青森山田の試合を観戦。もちろん注目はインターハイ王者であり、先の仙台カップで日本代表を破った東北代表の主要メンバーを占め、グループリーグ第3戦で名古屋と当たる青森山田。

 前半風上に立った青森山田は浦和東を一方的に攻めまくった。浦和東は風下ということもあってかやや消極的な上、あのリアクションスタイルではやられたい放題で反撃の糸口すらつかめないのも当然の成り行きだった。
 青森山田は中盤で攻撃的な二人と守備的な二人がかなりハッキリ色分けされた4-2-2-2みたいなフォーメーションで、攻撃は前の4人と左SBの7番百目木に限定されているのだが、とにかく早いタイミングで前4人へとボールを入れて勝負してくる。
 FWは常に二人でポジションを変えながらDFに揺さぶりを掛けるいやらしさを発揮する小柄な2トップ。元U-17日本代表にしてFC東京入団が内定している(名古屋FC出身の)10番小澤は、顔はC大阪の黒部みたいだが、「デラックス版・原竜太」みたいなプレーヤーで、メンタル的にも強くまさしくこのチームのエ-ス。小澤と2トップを組む伊東は170㌢の小澤よりさらにひと回り小さいがスピードがあり、DFラインの裏へ抜ける動きとボックス内でのポジショニング・得点感覚に優れるFWだ。
 二列目はまず右サイドにU-18日本代表の8番松本。スピードとテクニックを併せ持つサイドアタッカーでさらには両足を同レベルで使いこなす。いつもはサイドに開いたポジションを取っているが、タテに突破するだけでなく、この日の一点目のように中に切れ込んで左足で強烈なシュートを放つなど、バリエーションも豊富で並の高校レベルではちょっと一人では止められそうもない。仙台カップではパッとしなかったんだけどな・・・。左サイドにはベロカル・フランク。こちらは右の松本と比べれば中に絞ってくるのが特徴というかクセで、ポジショニング的にはほとんどトップ下といった感じ。技術もありフィジカルも強いが、右の松本と比べれば、しっかりマークさえしておけば抑えられない相手ではない。
 それ以外では、左SHのベロカル・フランクが中に絞ってくるからか、それとも右SBでレギュラーが欠場していたからか、この日は左SBの7番・百目木のオーバーラップが目立った程度だが、この5人だけで行う攻撃にしてもかなりの破壊力があったのは事実だ。(後半失速したが・・・)

 名古屋にとって厄介なのは何にもましてスピードと決定力のある2トップで、正直言って名古屋の誇る吉田・三宅のCBコンビにとっては苦手とするタイプであり、福岡戦でも度々DFラインを破られていたことを考えればかなりの不安が伴う。そうでなくても90分間集中を切らすことなくこの2トップを抑え切ることはあらゆるDFにとって至難の業だ。名古屋はこの高円宮杯開幕以来中盤の守備が機能していない印象を受けるが、ボランチとの連動によってこれを封じなければならない。例えばハイボールの競り合いで負けることはないだろうが、この2トップは小柄ながらも相手DFを背負ってボールを受けるのが上手い。ここをボランチと挟んで潰さないと自由な攻撃を許すことになる。右SHの松本に対しても同じで、根津が出場停止の名古屋は3バックを採用することが予想されるが、アウトサイドの選手とボランチが二人で対応してこれを封じる必要がある。幸い相手ボランチの2枚はあまり上がってこないので、(左側の)ボランチは2トップのポストプレーと松本にだけ気を使っていればいい。

 逆に攻撃面はどうか。青森山田では守備に重点を置いたWボランチのうち、5番の櫛引がまさに「潰し屋」といった風情で運動量豊富に動き回り、6番の馬見塚がバランスを取っているような印象があるが、DFラインも含めて決して守備が鉄壁というわけではない。久保のポストというより、酒井、新川の突破力を活かし、そこにボールが出れば少なくともチャンスを作り出すことは出来るだろう。そして青森山田には、「穴」と言うほどでもないが、「狙い目」は確実に存在する。それが左サイド。ベロカル・フランクが極端な程中に絞るため、左サイドは常に手薄だ。バランスを崩していると言い換えてもいい。ここを狙わない手はない。金曜日、名古屋では上村がポイントになりそうだ。
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 とまあツラツラと書いてきたが、既に決勝トーナメント進出を決めている青森山田は、もしも名古屋に大敗し浦和東が福岡に大勝すれば3位での予選通過もありうるが、引き分けなら首位通過が確定する。名古屋にとっても(確証はないが)引き分けて勝ち点4に届けば3位で決勝トーナメント進出の可能性は高くなる。互いの利益を考えてここはひとつ引き分けでいいんじゃないでしょうか?(笑)

 トップチームよろしく0-0を狙って、「1勝1敗1分」「勝ち点4」「得点4・失点4」「得失差0」でグループリーグ通過。そして狙うはベスト「4」!!!ということで。(笑)

 冗談はさておき、是非とも吉田と青山には仙台カップの悪夢を振り払うリベンジを成し遂げ、チームとしてもインターハイ王者を倒して自信をつけて欲しいと思う。
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by tknr0326g8 | 2005-09-27 01:34 | Youth
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