Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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クラ選2007 vs 京都ユース
名古屋のスタメンはGKに鈴木規、最終ラインは右から三島、津田、三宅、中田の4枚。中盤はアンカーに西部、前目に西山と安藤、前線はアルベスを真ん中に磯村と岸が両サイドを固める定番の4-3-3。

立ち上がりはやや慎重な京都に対し名古屋が主導権を握り、5分過ぎにはペナルティエリアの外で得たFKで中田がポスト直撃のシュートを放った。
しかし時間の経過とともに京都も徐々に本来のペースを取り戻し、両サイドを広く使った攻撃と前線からのプレッシャーでむしろ名古屋を押し始めた。名古屋はマークのズレもあり京都の攻撃に上手く対応出来ていない。もしこの時間帯に京都がもう少しスリッピーなピッチを計算に入れた気の効いた攻撃(特に最後のクロス)をしていたら試合は全く別の展開になっていた可能性が高い。

また京都はプレーが荒く、試合開始から中田や西山が削られて倒されるシーンが目立つ。ヒートアップ気味なベンチも含めややガラの悪い側面がある京都に対し名古屋は怪我人などが出なければいいんだが…と思っていると、セットプレーのディフェンスで安藤が倒れ込み担架で運び出された後×のサイン。腰のあたりを押さえていたが大事に至らないことを願いたい。

名古屋はここで安藤に代え太田投入。そもそも太田がなぜ今日の試合にスタメンでなかったのかは分からないが、結果的にこの交代が名古屋にとっては良い方向に転んだ。

前半京都の攻勢を凌いだ名古屋は、ハーフタイムにシステム変更を含めた修正を施してきた。前線をアルベスと磯村の2トップにして太田と岸をそれぞれ右と左のサイドハーフに配置した4-4-2。これが京都に対してバッチリハマる。
京都の攻撃はサイドチェンジを多用しながらサイドで数的優位を作り最後はクロスで仕留める形。これに対し前半の名古屋はサイドの対応に誰が出ていくのかがはっきりせず数的優位を作られ常に後手に回っていた。しかし後半のこのシステム変更により名古屋は京都のサイド攻撃に対しサイドバック+サイドハーフの2枚で対応し完全にこれを封殺。京都は打つ手がなくなってしまった。
またこのシステム変更は攻撃面でも効果的だった。アルベスと磯村というボールの収まりがいい二人が前線に並んだことで、後ろからどんどんボールが出てくるようになり、相手が中に絞ることで今度は太田と岸を張り付かせたサイドアタックが生き始める好循環。

ゲームの流れは完全に名古屋に傾いていた。

そしてそんな京都に追い打ちをかけるように、西山とやりあっていた京都の選手がラフプレーで退場。西山も一枚もらっていただけに観ているこっちはヒヤヒヤしたが、この退場によって試合は名古屋の一方的な展開になった。

だが攻めても攻めてもゴールが決まらない名古屋の攻撃。2トップに両サイドハーフ、そして西山、これに中田と三島の両サイドバック、さらには三宅が怒涛のオーバーラップからシュートまで放つのだが、GKや相手DFの体を張った守備がギリギリのところでことごとくこれを防ぎ、名古屋の攻撃も雨の影響で少しづつズレが出ている。

そんな展開にベンチも勝負に出る。岸に代えてFWの鈴木崇投入。なにがなんでも勝ち点3を獲りに行くというアグレッシブな采配だがこれは決してノーリスクではない。鈴木崇の投入によって前線の破壊力は増すだろうが、岸は左サイドの守備でもよく頑張っていてバランスを崩す可能性があるからだ。

案の定、この交代の後は両チーム攻め合いに。名古屋が3回攻める間に京都も1回名古屋ゴールに迫る。ここまできたらどっちが勝ってもおかしくはない展開。名古屋は懸念していた左サイドで守備が薄くなり京都に攻撃の基点を作られており、頼みの鈴木崇も上手くゲームに入っていけてない感じだ。

そして試合は0-0のまま遂にロスタイムを迎える。そこで磯村が大仕事。後半何度か見られた右からアルベスへのアーリークロスが裏にこぼれたところをファーサイドで待っていた磯村がトラップから軽くフェイントを入れてタテに抜け出しPAへと侵入、左足を振り抜いた。これがGKの左脇をすり抜けゴールネットを揺らす。
苦しい試合の幕切れは劇的なゴールでした。
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by tknr0326g8 | 2007-07-29 20:39 | Youth
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