Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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第11節 対清水 2-1 (得点:マルケス×2)
スカパー観戦です。
ベストメンバーの揃ってきた名古屋に対して清水は戸田と森岡が出場停止。

<スタメン(イメージ)>

         ウェズレイ
  マルケス
            中村
   クライトン
          吉村     角田
大森
    古賀  秋田  井川

         楢崎

<交代>
 なし

 前半は雨の中での試合ということでピッチ・コンデションのせいもあるのか、両チームともボールコントロールでミスを連発。締まらない試合展開だった。名古屋はボールキープから清水DF裏へのボールと戻りの遅い清水のディフェンスを突いたカウンターでチャンスを窺う。一方清水は、ボランチの伊東が度々前線に飛び出して来てチャンスを作る。これはトップ下に入った久保山にどうしても吉村が付いて行ってしまうことと、クライトンのマーキングの甘さを突いた形。
 時間とともに名古屋の攻撃は手詰まりになる。これは今日の試合清水の右サイドの太田対策で左サイドに入った大森の影響が大きい。ここに大森が入ったことでマルケスが死んでしまった。池田の密着マークを受けていた部分は確かにあったが、この試合マルケスに良い形・良いポジションでボールが渡った場面はほとんどなかった。これまでは中盤で左サイドに開いた中谷や滝沢といった「左利き」の選手から「早いタイミング」でマルケスの「足元ではなく脇のスペース」に「タテにボール」を入れるのが、マルケスにとっての大きなボールの供給源だったのだが、大森はこの辺のタイミングや感覚を掴みきれていない。急造だから止むを得ない部分もあるが。
 左サイド、ペナルティエリアのタテのラインの外側を沿うような形(通称:マルケス・ゾーン)でのマルケスのチャンスメークというのが、名古屋の攻撃の軸であり生命線であったことを考えると攻撃が手詰まりになるの当然で、右サイドで直志を中心になんとか攻撃を組み立てようとした試みもあったが、直志自身にキレがなかったこともあり、チマチマやっているうちにボールを奪われてしまうという展開だった。
 しかし、マルケスが(マークを振り払うためもあってか)いつも以上に低い位置だったり真ん中寄りでボールを受けて苦労しているのを見るに見兼ねたのか、クライトンが次第に左サイド寄りにポジションを変えて行く。そして前半終了間際、その左サイドでクライトンがボールをもらい、マルケスに良い形でパスを出す。今日始めて「マルケス・ゾーン」でボールをもらったマルケスは迷わず勝負を仕掛け、池田のファールからFKを得る。
 ペナルティ・エリアの左、FKを蹴るのはウェズレイ。好調時のウェズレイならこの角度のない所から直接ねじ込んだ(何年か前の日立台での柏戦とか)もんだけどなあ…と思っていると、意表をついたグラウンダーのマイナス気味のパスから、エリア内でフリーになったマルケスが左足でゴール。このトリックプレーはセレッソ戦でもジョルジ→マルケスでやっていたけど、清水は完全に意表を突かれた格好だった。それにしても清水はセットプレーでのマークがいつもの名古屋のように(いやそれ以上かってぐらい)グダグダだった。前半唯一の名古屋のCKの時にも、一旦跳ね返した後再び入れられたボールを3人ぐらいがお見合いして古賀にフリーでヘディングさせてたし。
 結局1-0で前半終了。
 後半、右サイドで角田が躍動する。そして後半7分、直志のスルーパスから抜け出して、ニアに走り込んだマルケスの足元にセンタリングを入れ2点目のアシスト。それ以外にも角田は右サイドで何度かチャンスを作り、好クロスを供給していた。
 その後、チーム内には落ち着いた雰囲気が漂っていたが、次々と投入されてくる清水の攻撃的な選手にかき回され、中盤から飛び出した澤登に一点を許す。さらにチョ・ジェジンのポスト(キープ)を軸に3バックのサイドや裏のスペースを使うプレーで何度も名古屋のゴールを脅かす。
 しかし、今日はパナディッチが乗り移ったかのような秋田が抜群のカバーリングとシュートコースのブロックでエスパルスの猛攻を凌ぐ。もちろんタテに入ってくるフィードボールへの空中戦の強さは相変らずだ。途中足が攣る(?)シーンもあったけど、他のDFと被ってしまう海本よりも自分の方が上だと見せつけたようなプレーだった。
 これに呼応し攻撃陣も前掛かりな清水のディフェンスラインの裏へカウンターを仕掛ける。ウェズレイも突破からのシュートなど、らしいプレーを見せるようになった。完全復活にはあとはゴールが欲しい所。そして名古屋もカウンターから何度か惜しいシーンを作って試合終了。
 選手個々では、大森がボールを持った時に何をしていいのか分からないのか、ちょっと不安定なプレー。コントロールミスやキック(パス)ミスで危ないシーンも数回あった。ディフェンスでは太田に良い所を出させなかったし、マルケスとのコンビも含めてすぐには難しい部分もあると思うので、もう少し我慢して様子を見てみたい。
 あとは直志が調子が良くなさそうだ。キレもないし判断も遅い。交代をするならここのポジション(→岡山or平林)かと思ったけど、ディフェンス面を考えて交代させられなかったかな。あとセットプレーも相変らずゴールの臭いを感じさせない。セットプレーがもしも「どちらが先に触るか」で勝敗がつく競技なら直志でもいいけど、セットプレーのキッカーは味方が先に触りかつそのボールがどういう形でゴールに入るかまでを考えて(イメージして)蹴らなきゃいけないと俺は思ってるから。直志のキック見てると、「味方に先に当たる」ことしかイメージしてない気がしてしょうがない。まああくまで俺のイメージ(想像)だけどね。今後(将来的に)直志をプレースキッカーに育てていこうというなら別だけど、そうでないならウェズレイに蹴らせた方が良いと思う。
 良かったのは、本文中にも書いた角田と秋田。マルケスは普段のチャンスメーカーとしてはほとんど機能しなかったけど、FWとして結果を残した。古賀も自信を持ったプレーぶりで良かったかな。秋田が隣にて奮い立ったか?
 まだまだ課題はあるけど、残りのリーグ戦ひとつでも上の順位を目指して、そして天皇杯に向けていいパフォーマンスを見せて欲しい。
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by tknr0326g8 | 2004-10-30 18:47 | Game Review
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