Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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選手紹介#11 「DFラインの若き闘将」 角田誠(20)
 第9節のレイソル戦、スタンドから目と鼻の先にピッチがある日立台。
 名古屋の右サイド(つまり観客席の目の前)には、明らかに他の日本人選手と骨格の異なるイカツイ男が立っていた。骨格だけではない。相手アタッカーを威圧するかのようなオーラ。こんなディフェンダーにマークされたら俺は逃げる。間違いなく。
 彼こそが、今の名古屋のDFの中で最も俺の信頼を得ている(何のメリットもないけど…)角田誠だ。ファールが多いのはタマにキズだが、当たりに強く、恵まれた身体能力で相手FWを封じ込む。そしてその恵まれた身体能力は攻撃面でもフル活用される。本職のセンターバックにとどまらずサイドバックからボランチまでこなす彼は、さながら「和製・スタム」の雰囲気だ。
 さらに特筆すべきはそのメンタル。つまらないミスには味方・先輩を問わず叱責する。上田滋夢は京都から彼を獲得する際、ワールドユースに出場したばかりのこの若者に「チームの雰囲気を変えて欲しい」と懇願したという。
 ハッキリ言ってものが違う(と俺は思う)。ネルシーニョが2ndステージなぜ彼をなかなか起用しなかったのか、俺には謎だ。ファールが気になるのか?レッジーナ戦での退場が引っ掛かっているのか?ブラジル人は大きな怪我上がりの選手を敬遠するというのは本当なのか?(それが原因でジョアン・カルロス時代には小倉や喜名がチームを去ったという話もある…唯一「怪我人コレクター」のジーコだけは例外のようだが。(笑))

 先シーズン終了後、上田滋夢が闘莉王には目もくれずCBの補強として獲得に動いた角田は、第82回天皇杯を制し「若きタレント集団」と呼ばれた京都にあってユースからの生え抜きで各年代の代表を経験しているエリートだった。
 名古屋でのシーズンが始まると、パナディッチ、古賀、大森の昨シーズンから固定されたトリオ、さらには同じく今シーズンから加入した元日本代表の秋田らとのレギュラー争いが始まった。しかし、その中でも徐々に頭角を現した角田は、大森がボランチにコンバートされたこともあり、やがてレギュラーを掴む。そしてチーム事情により急遽コンバートされたボランチでその能力の高さは改めて浮き彫りになる。とにかく角田がボランチにいると中盤で面白いようにボールが獲れた。
 その後、「人生初」という少し大きな怪我を負い暫らく戦線を離脱。その間にチームはCBのポジションに井川を補強した。パナは退団したが競争は一層激しくなった。結果2ndステージはベンチ温める日々が続いた。それでも角田は自分自身でこの壁を乗り越えて行くだろう。能力もさることながら、何より「攻撃でも外国人にばかり頼っていられない」というような明確な高い意思を持っていれば。
 今はまだ若さと身体能力を前面に押し出したプレーが目立つ。だけど今後相手との駆け引きを覚えていい意味で成熟していけば、想像を遥かに超えた凄い選手になることも決して夢ではない。
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by tknr0326g8 | 2004-11-03 02:43 | Player's Profile
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