Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリ
最新の記事
以前の記事
国際親善試合 U23日本代表vsアンゴラ代表 @国立競技場
b0036243_018539.jpg

 アフリカンなフィジカルと気質(メンタル)を併せ持つ豊田陽平の確変を確認しに国立へ行ってきました。無事先発出場を果たし、後半には得点も決めた豊田ですが、周りの選手と(悲しいほど)動きが噛み合っていないのが印象的でした。まあ、いつまで経っても何がしたいのか分からない寄せ集めのようなこのチームにモウリーニョが言うところの「組織化」を求めること自体が土台無理な話で、久しぶりのこのチームへの合流となった豊田の場合は尚更仕方ないのかもしれないですが。

 豊田を見ていて感じたのはとにかく大小を問わず動きが多いこと。裏を狙う、クサビを受けに下がる、サイドに流れる、ニアに走り込む、ファーに逃げる・・・味方がボールを持っている時の豊田は間断なく動き、そして次のアクションを狙い続けていた。ゴールを決めた場面に代表されるボックス内では常にいわゆる「消える動き」を入れていたし、前線でボーッと突っ立ってボールを待ち続けるような受け身的な姿勢は全く見られなかった。
 豊田にこうした姿勢をもたらしたもの、それは8月の本番(北京)に向けてこのチャンスを逃せば後がないという焦燥感(モチベーション)と山形でエースストライカーとしてプレーしている自覚ではないだろうか。そして俺が注目したいのは特に後者。おそらくこうした自分から主体的にプレーするスタイルは名古屋で強力な外国人FWとコンビを組んでいる中ではなかなか生まれてこなかったに違いない。エースとして自分がゴールを決めなければチームが負けてしまうという状況下に身を置いてこそ生まれてくるものだ。この意識が豊田に芽生えただけでも山形への(レンタル)移籍は成功だったと俺は思う。

 だが最初に書いたように豊田のこうした動きは得点のシーンを除けば全くと言っていいほど実を結ばなかった。それどころか動きが多い分だけ空回り感が目立つという皮肉な結果さえ引き起こした。豊田にとっては普段チーム(山形)でもらえているようなラストパスを(欲しいタイミング・欲しいスペースで)もらえない展開であり、周りの選手からすれば豊田を使うことが出来ずその動きに合わせることも出来なかったということになるのだろう。これが平山だったらもうちょっとボールが集まったような気もするが、こればかりは積み重ねの部分もあるので仕方がない。

 というわけでほとんど豊田しか見ていなかったし、豊田が下がった(しかも交代が香川でなかった)時点で帰ってしまったので他のプレーヤーのことはあまり分からないが、この試合で最も印象に残っているのは長友ですかね。守備の1対1にも強いし、攻撃面では積極的な攻め上がりから唯一の得点のアシストも決めたし、問題なくこの試合のMOMでしょう。
 ただ今日の試合を見る限り、今後このチームにはフル代表から水本や安田、海外から本田や水野、さらには怪我から梶山や本田拓などが戻って来るとは言うものの、反町JAPANが北京で命綱と出来そうなのは、真夏の北京の暑さにヨーロッパや南米、アフリカのチームが勝手にヘバってくれることぐらいなんじゃないだろうかと思えて来ました。この段階でこの完成度の低さは異常だし、果たしてこれまで何をやってきたのか、この試合をやることに意義はあったのかという率直な疑問を感じずにはいられませんでした。
[PR]
by tknr0326g8 | 2008-03-28 00:18 | Other Games
<< J2 2008 第4節(vs徳... JFL 2008 第3節 横河... >>