Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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プリンスリーグ東海 2008 第4節 名古屋ユースvs静岡学園 @港サッカー場
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 ともにここまで3連勝と好スタートを切った名古屋と静岡学園による直接対決。この2チームに磐田を加えた3チームが高円宮杯出場に最も近い3強と目されているだけに、名古屋にとってこの試合は前半戦の大きな山場。

 名古屋の先発はGKに岩田敦、DFは右から金編、西部、本多の3バック。中盤は両アウトサイドに三浦俊(右)と矢田(左)を配し、中央を磯村と奥村が縦の関係で見るような感じ。もはや定番となった3トップ気味の前線はアルベス、鈴木、岸寛の3人。安藤がいないことを除けばベストメンバーだろう。

 静かな立ち上がりとなった前半は、名古屋がDFラインでボールを動かしながらボールを支配する時間が続いたが、中盤で待ち構えてボール奪取を狙う静学に対して名古屋がボールを持つ位置はどんどん下がり始めていた。油断してちょっとボールのないところを見ていると、突発的なミスからあっという間に大ピンチを迎えていることが多々あるこの年代のサッカーでは、この展開は実は結構危うかったりもする。
 試合が動き始めたのは15分過ぎ。右サイド岸からのクロスに鈴木の背後から磯村が飛び込んで初めての決定機を演出すると、勢い付く名古屋はその後、右サイドからアルベスのポストを経由して左サイドへと展開されたボールに走り込んだ矢田がPA内で倒されてPKを獲得。これを磯村がいやらしいコースに蹴り込んで先制した。これを境に名古屋はボールを動かす位置を徐々に静学陣内へと移して行き危なげないまま前半を終えたのだった。

 ハーフタイムに気合いを入れ直したのか、静学は後半立ち上がりからアグレッシブに前からプレッシャーを掛けてきた。だがこれが逆に名古屋にチャンスを呼び込む。静学が前掛かりになることで出来たスペースに後方から長めのボールを流し込むようなカウンターが次々と決まる。名古屋が追加点を奪って試合を決めるのは時間の問題のようにも思われた。
 しかし左サイドからボールをつなぎ中央で受けた鈴木が切り返しでDFを一人外して放った決定的なシュートを、静学GKのヤマが当たったような感じのスーパーセーブで防がれると試合の流れは一気に静学へ傾いて行った。前半からよく動いていた名古屋の選手たちは暑さのせいもあってか足が止まり始め、その流れを止められずハーフコートに押し込まれるような展開になってしまった。名古屋は中盤でプレッシャーが掛けられずセカンドボールも拾うことが出来ない。また反撃を試みようにもつなごうとすれば判断が遅れてパスカットされ、ロングボールを蹴ってもすべて静学最終ラインに余裕を持って拾われるようなシーンが繰り返される。安藤がいればもう少しマイボールを落ち着けられてカウンターの精度も増していたかもしれないが、いずれにしても苦しい展開には違いない。
 選手たちの動きということで言えば、名古屋の選手達に給水の機会がなかったのが気になったのと、次々とメンバー交代を行ってきた静学に対して、名古屋は最小限の選手交代とシステム変更で済ませていたことも影響していたのかもしれない。
 それでも名古屋にとってよかったことは、ほぼハーフコートに閉じ込められながらも最終ラインを中心に選手達がなんとか身体を張って頑張ったことで、同点ゴールを決められた時間帯が遅かったこと。試合の流れ・勢いを考えれば、一方的に押しまくっていた静学がそのまま逆転しても全くおかしくなかったが、同点に追い付いたことでホッとしたのか、それとも時間帯的に体力が限界だったのか、同点以降静学はややトーンダウンしたような印象だった。最後はお互いに攻め合いの中で、名古屋も磯村が最後の気力を振り絞って再び前線で攻撃に絡むようなシーンもあった。

 名古屋にとっては厳しい試合だったが、それでも選手達が気持ちを切らさず頑張って勝ち点1を獲得したことは前向きに評価したい。プレーの判断が遅く、格下ならともかく格上(もしくは同等)の相手になると少し厳しいかなという場面(選手)も時々ありましたが、アルベスのポストワークを中心にアタッキングエリアで見せる流れるような攻撃は観ていても楽しく、これから夏に向けてもっとチームの完成度を高めて行ければ今年も良いチームになるでしょう。例えばこの試合安藤の欠場により先発出場となった右アウトサイドの三浦俊。これがもしプロの試合なら前半で代えられていてもおかしくないぐらい彼はフィットしていませんでしたが、非常にスピードがあり使い方次第では大きな武器になるプレーヤーだけに、彼を上手く生かすようなことをチーム戦術の中で確立して欲しいとかその辺りですね。
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by tknr0326g8 | 2008-05-03 18:42 | Youth
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