Grampus Diary from TOKYO
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ナビスコカップ2008 第4節 vs浦和 @豊田スタジアム
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 今回の名古屋遠征、24日夜のキリンカップ@豊田と25日昼のJFL(FC刈谷)@港を観るところまでは確定していたのだが、25日「夜の部」はこのナビスコカップを観るか、それとも長良川でFC岐阜vsC大阪を観るかを最後まで迷っていた。正直に言うと、その日のうちに東京に帰れる長良川と帰れない豊田ということで、気持ち的には長良川に傾きつつあったのだが、3~4年ぶりぐらいにこちらからトラックバックをもらったことが決め手となって豊田行きを決断。結果から言えば、岐阜がC大阪に0-5の大敗を喫した長良川ではなく、名古屋が若い選手の活躍もあって4-2と浦和を粉砕した豊田を選んだことは大正解だった。

 前日のキリンカップで先発した日本代表の楢﨑、玉田に加え、トゥーロン国際トーナメントに参加中のU-23日本代表に召集されている吉田、さらに身内の不幸で帰国中のヨンセンが欠場した名古屋は、西村、杉本、増川、巻といったリーグ戦のリザーブメンバーが先発出場。さらにこれまで中村とともに吉村が務めることが多かったセンターハーフのポジションに本来CBの米山が入り初めて中村とのコンビを結成している。代表組の離脱はさておき、興味深いのはこの米山の起用で、果たしてこれが吉村の疲労を考慮してのものなのか、それともチームの課題であるバイタルエリアのケアを意図してのものなのか。まあこの試合を見る限りそれはおそらく前者を意図したものだと思われるが、記者会見で米山の起用について言及する記者はいなかったのが残念だ。

 この試合での名古屋は4-4-2をベースとしながらも、巻と杉本の2トップに加えてマギヌンと小川がFWに近い位置にポジションを取り、浦和の泣き所である3バックの脇のスペースを徹底的に突いていた。そしてこの策(というよりも自分達のスタイルを貫いたこと)がハマった結果が4-2というスコアだった。もし浦和の右アウトサイドが平川だったり、ボランチに鈴木啓太がいてカバーリングに奔走していたらここまで上手く事は運ばなかったかもしれないが、それを差し引いてもこの試合で名古屋の選手達が見せた決定力は抜群に高かった。
 しかし、キックオフ直後の押し込まれた時間帯を凌ぎあっという間に奪った2得点や前・後半のそれぞれ終了間際に決めた貴重な追加点など得点経過だけを見れば安泰に見える展開にあって、試合を安心して見ていられたかと言えば決してそういうわけでもない。むしろ早いとこ3点差、4点差を付けて試合を決めてしまわないと安心できないというのが正直な心境だった。マギヌンと小川が前掛かりになる分、中村と米山の二人で回さなければならなかった中盤のディフェンスは全くフィルターの役割を果たせておらず、また名古屋の中盤が全くケア出来ていなかった浦和の両アウトサイドの攻め上がりに対しては両サイドバックの阿部と竹内が対応せざるを得ないような状況の中、左右に引っ張られてバランスを崩し気味の名古屋DFラインに対して、DFとDFの間に巧妙にポジションを取ってパスを引き出す動きを見せる田中達也の存在は脅威で、田中達也のゴールが一点で済んだことは幸運だったかもしれない。
 またセットプレーでも名古屋を研究し尽くした感のある浦和に対して名古屋は明らかに後手を踏んでいた。前半にアウトスイング系のボールに対応できず内館にフリーで合わされた(阿部がライン上でかき出した)ヘディングに続き、後半にはまたしても内館にニアサイドで頭で合わされ失点を許している。高さでは明らかに分がある名古屋に対して、セットプレーで主導権を握っていたのは浦和だった。浦和が見せた動きは札幌戦でも見られた動きだが、名古屋は「集中力」以外に依然その対応策を見出せていないということだろうか。

 後半開始と同時に4バックへと変更し全体のバランスと反撃体勢を整えたエンゲルスに対し、ピクシーも深井投入に始まり、ラスト10分を切って前線に津田を投入するなど攻撃的な采配を貫いた。そして深井こそ試合勘が戻っていないのか(良い突破は見せるものの)最後の詰めが甘く得点に結びつかなかったが、津田の投入によってチームはロスタイム直前に4点目を奪って試合を決めることに成功したのだった。2点差から1点差に詰められていた試合展開や、交代で下がった杉本以外にも竹内など後ろの方で足を攣っているっぽいプレーヤーがいたこと、中盤では中村や小川の足が止まっていたことなどを考えれば、普通なら守備的な交代を行いたいところだと思うが、この交代策は見事だったというほかない。
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by tknr0326g8 | 2008-05-25 22:35 | Game Review
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