Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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キリンチャレンジカップ2008 U-23日本代表vsU-23アルゼンチン代表 @国立競技場
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 神戸でのオーストラリア戦で大きなミスをおかした吉田は残念ながら名誉挽回のチャンスを与えられずベンチスタート。その代わりと言ってはなんだが、豊田が1トップで先発出場を果たした。今季J2山形でプチブレークを果たした豊田は、そのプレーぶりが評価されて召集されたこのU-23代表候補でも結果を残しエース候補へと名乗り出た矢先、皮肉にもかつて名古屋でポジションを争い自らをひと皮むけさせるキッカケを作った浪速のゴン(現熊本)に試合中に踏まれるという不運で骨折し戦線離脱を余儀なくされていた。そしてなんとか滑り込みで北京五輪本大会のメンバーにも選ばれたものの、リーグ戦などを観る限り試合勘やコンディションは十分に回復しておらず、そのパフォーマンスは本大会に向け不安を感じさせるものだった。
 しかし結果から言えば豊田のパフォーマンスはこの試合の中で時間を追うごとに改善していった。もちろんまたまだそのプレー自体に問題(課題)は多いが、それは怪我前の豊田に当てはめて考えてみても、今の豊田にはおそらくこれぐらいが限界というレベル。健気なまでに前線で何度も動き直しを行えるようになっただけでも成長の跡が見えるというものだ。

 そんな豊田に早くボールを入れて欲しいという思いで試合を観ていたからだろうか、ここぞという場面では淀みないパスでゴールへと迫るアルゼンチンと比べると、日本はアタッキングサードに入ってからが随分と遠まわしでまどろっこしく感じられてしまった。確かにそこからサイドに開いて突破を仕掛けたシーンではファールをもらって本田のFKから惜しいシーンは作っていたが、ゲームプランの段階からセットプレーに活路を見出していたわけではないだろう。信頼関係やコンビネーションを作り上げるには、豊田がこのチームとともに過ごした時間はまだ短すぎるが、もう少しチーム全体がボールを持った時に豊田を見ても良かったのではないだろうか。

 アルゼンチンを観ていて思ったのは、名古屋U-15の菅沢監督が言っていた「止まってボールを受ける」というのはこういうことなのかなということ。(決勝から逆算して)約一ヵ月というこのタイミングではさすがにフルスロットルとはいかなかったが、時折そんな理想のサッカーを見せる彼らの技術・戦術レベルは当然の如く高い。あとどさくさに紛れて言うなら、なんとかしてガゴを名古屋に引っ張って来れないだろうか。

 反町JAPANについて言うなら、やっとメンバーが固まったということで選手たちも腹をくくったのか、これまでのどこか寄せ集めならではの疑心暗鬼な雰囲気が漂っていた連携からようやく局地的なコンビネーションが見られるようになってきた。それでもまだチーム全体での意識統一には至っていない印象だが、単独での局面打開に全てを賭けるよりはよっぽどいい。今日の試合を通じて正直本大会での試合内容が見えてしまった印象はあるが、名古屋とゆかりのある選手達が3人(吉田、豊田、本田圭)もいるということでいつもよりは(というより初めて)代表チームに少しは思い入れを持って見られそうだ。

 このままでは来年オランダ2部でプレーすることになってしまう本田圭佑も気合が入っていた。このチームで最もアルゼンチン相手に気後れせず戦えていたのが本田だったと言っても差支えない。Jリーグでの「居場所」が確保されている他の選手達とは異なり、まさしく生活が掛かっているという切迫した事情がある本田は、ある意味置かれている立場が最も南米やアフリカの選手達に近いのかもしれない。
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by tknr0326g8 | 2008-07-29 22:14 | Other Games
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