Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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第12節 対広島 2-1(得点:マルケス、ウェズレイ)
 延期されていた第7節の大分戦が開催されたばかりのこのタイミングで、土曜日に行われたこのゲームのレビューをupするには最悪のタイミングだと思うけど、昨日スカパーでやっと見ることが出来たので簡単に感想など。明日には大分戦のOAもあるし、明日以降に書くとごっちゃになりそうなので。
 すでにスコアも、選手や監督のインタビューも、他の人の観戦記も、さらには専門誌の記事までも読んで、先入観たっぷり入った中でのTV観戦。

<スタメン(イメージ)>

   マルケス   ウェズレイ

             中村
   クライトン
中谷
         吉村     角田
   大森   秋田   井川

         楢崎

<交代>
井川→藤田、ウェズレイ→平林、中村→豊田

 広島は、ザッケローニが監督やってた頃のウディネーゼみたいなフォーメーションだ。盛田がビアホフなら、森崎浩司はヨルゲンセンか?
 試合は、各所で見聞きした情報によると、試合は前半30分まで名古屋の一方的なペースで、その後広島が盛り返したとある。しかし、いざ観始めると、前半の名古屋がハイペースで飛ばしてるという印象が意外とない。目立つのは広島のディフェンス(特に最終ライン)の緩さだ。あとは直志の動き出しがいつにも増して早い。これぐらい早いタイミングで動き出せば、ブラジル人コンビからもボールが出てくるということが分かっただろうか。先制点もそんな直志が絡んだ得点だった。ウェズレイがマークのDF(吉弘)を引き連れて下がって来て起点になり、ウェズレイを経由したボールがマルケスに渡ると、直志がウェズレイが空けたスペースへ走り込んでいた。マルケスは迷わず直志にパスを出す。相手DFが一瞬直志に釣られた隙に、直志がリターンをマルケスに返し、マルケスがゴール!という3人の動きが有機的に絡んだ良い得点だった。試合後マルケスが「直志から早いボールが来た」とインタビューで語っていたが、これは恐らくタイミングの話で、「一発」を狙いすぎる余り相手との間合いが近くなるきらいのある直志にしてはいいタイミングでボールが出てきたということだろう。もしもここで直志が「もう少し自分にディフェンスを引き付けてからマルケスに決定的なラストパスを送ろう」などと考えていたら、おそらくリターンは相手DFに引っ掛かっていた。
 それから間もなく、俺がこれまで結構注文を付けてきた直志のCKからニアでマルケスがヘッドで流すと、ゴール正面でウェズレイのゴールが決まる。ただ(昨日の大分戦で直志のCKからウェズレイがゴールを決めていることを承知の上で)敢えて言うと、この2点目は直志のキックに依るものでは決してない。練習を見てないから本当に推測でしかないが、これは練習で繰り返した「形」ではないだろうということ。なぜなら、普通に考えれば、マルケスの頭を狙うことは有り得ないから。後半泰成のクロスをエリア内どフリーでヘディングしたマルケスのシュートは可能性を感じさせることなく枠を逸れた。普通のFWであれば少なくとも枠に飛ばしてしただろう。これがマルケスのヘディングなのだ。このセットプレーに関しての俺の推測ではこうだ。直志がボールをセットして助走に入るとマルケスがマークを背負いながらエリア内をニアに向って走ってきた。ショートコーナーにするには距離が有り過ぎるから、ハイボールをマルケス目がけて蹴った。直志の判断はそこまで。あとはマルケスがボールの軌道を読みながら、とっさの判断で後ろにスラした。これに反応したのがウェズレイだったと。つまりこれはマルケスとウェズレイによる得点だった。直志にはまだまだ頑張ってもらわないと。一日も早く代表に呼ばれて、ジーコから秘伝を伝授してもらってください。小笠原も中田浩もプレースキックはジーコ直伝で伸びたという話もあるし。コツは足の親指と人差し指と中指の3本で掴むように蹴るとか何とか…。
 片や守備に目を移すと、吉村とクライトンの間でのマークやスペースの受け渡しが上手く行っていない。吉村が3トップの一角に付いて行ってDFラインに吸収されたり、サイドに引っ張られたり、逆に相手の真ん中2枚にチェックに行ってかわされて繋がれたりした時に、クライトンがカバーが入ってなくて、バイタルエリアがすっかり空になってしまうシーンが目立った。また相手の中盤真ん中の2人のうちどちらかが上がって来た時にもクライトンのマークが相変らずルーズだ。そこから特に李には危ない場面をいくつか作られていた。
 クライトンと言えば、ボールの散らしという面でも、溜めてからのタテ方向へのパスに偏り過ぎな面が目立つ。俺は「タテにボール出せないボランチは失格」というのが持論だけど、ちょっとバランスが悪いし、タテに「当てる」ボールというのがほとんどないのも気になる。それでも、1stステージで散々見てきたように、クライトンがいなくなったら、途端に前線までパスが出てこなくなるんだろうなぁ。そういう意味では必要な選手。
 後半に入ると、実は俺が好きな選手ベスト3に入る藤田泰成が登場。泰成に関しては、クビになる前に(笑)「選手紹介」で書こうと思ってるんだけど、いくらサイドアタッカーが人手不足の名古屋とは言え、本当に後がないと言っても過言ではない状況に追い込まれている。しかしその泰成も最初こそ良い上がりから、さっき書いたマルケスへの好クロスを上げたものの、服部に一度完全に裏を取られたあたりから、ポジショニングが中途半端になり、その後は何度も服部にやられていた。これはもう致命的というか最悪と言っていいくらいの出来。上がって行った時に変なボールの取られ方したのとかは、試合勘の問題もあるかもしれないが、マークするべき服部にあそこまでやられてしまっては、次はないかもしれない。(と思っていたら、大分戦にも無事(交代で)出場できたようだ。サイドアタッカーが不足しているとは言え、これはラッキー。今度こそアピール出来たんだろうか。)
 試合全体として見れば、DFラインを中心にマイボールの時は比較的落ち着いてボールを回していたけど、2点を取った後はいい所で結構雑なプレーも目立った。広島が出てきたこともあって、予想以上にカウンターからチャンスも作れてたけど、パスミスなんかで自ら流れを切ってしまうことが多い。特に中谷はなぁ、もう少し精度を上げて欲しい。ただ中谷は、復帰後の中谷ということもあり、かなり積極的な姿勢が目立った。中谷にあって滝沢にないもの、それは「思い切りの良さ」と「積極性」だから、そこを自覚してこれからもどんどん積極的にやって欲しい。
 ウェズレイもこのゴールで波に乗ってくるだろうし(決して大分戦の結果を見たから言ってるわけではない)、課題はまだまだあるけれど、チームとしてもエースの復活を機に、このまま勝ち点3を積み上げて行きたいところ。
 ああ、あと復活と言えば、大森も完全復調の気配が漂って来た。昔からそうだけど、とにかくタテに通すパスの「目」がとてもいい。タイミングといいコース(角度)といいバッチリだ。それが俺が大森ボランチ起用を支持していた理由でもあるんだけど、それが所々垣間見られるようになってきた。これはもう完全復調と言っていいでしょう。あとは浦和戦でのエース封じお願いしますよ。
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by tknr0326g8 | 2004-11-11 02:41 | Game Review
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