Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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高円宮杯 Round16 名古屋U-18×磐田ユース @藤枝運動公園サッカー場
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 関東在住者の特権とも言うべき高円宮杯をまさか藤枝で観る日が来ようとは、俺はこれまで想像すらしていなかった。しかも今回の対戦相手は磐田ユース。一瞬プリンスリーグ東海かと思い違いしそうになるが、逆に言えばプリンスリーグ東海で優勝を争い最終節で引き分けている磐田との対戦は、夏のクラ選や高円宮杯のグループリーグを通じてチームがどれくらい成長したのかを計るよい機会でもある。

 試合はともに手の内を知っていることもあってか序盤は落ち着いた立ち上がり。というより磐田がまるで眠っているかのように静かだった。そしてそんな磐田に対して、駒場でピッチコンディョンに悩まされていたのが嘘のように生き生きとしたプレーを見せる名古屋はコーナーキックからアルベスが立て続けにゴールを奪ってあっという間に二点のリードを奪うことに成功。その後前半終了間際に磐田の松井に鮮やかな直接FKを決められて一点差に追いつかれた時には少し嫌な雰囲気もあったが、後半立ち上がりの磐田の猛攻を凌ぐと、左サイドからドリブルで攻め上がってきた本多がペナルティエリアへと侵入して自らシュートを蹴り込み試合を決めた。守備では時々不安定なところを垣間見せることもある本多だが、彼本来の特徴とも言える攻撃的な能力を解き放ったとも言える魂のこもったオーバーラップ、そしてシュートだった。

 この試合名古屋で目立っていたの矢田。その存在感は二得点を決めたアルベス以上だったと言っても決して過言ではない。キックオフから再三に渡って左サイドで勝負を仕掛け鋭い突破を見せていたかと思えば、守備に回ると(特に終盤には)それと同じぐらい1対1で振り切られてサイドを破られたりと、この試合の名古屋の左サイドはとても賑やかだった。俺は矢田の潜在能力はトップチームの阿部に勝るとも劣らないものがあると思っているが、そう言えば阿部のプロ一年目の頃もサイドを破られまくっていたなぁという感傷がふと頭をよぎった。そしてトップチームでは替えがきかないパーツと言われる阿部の後継者していつの日か矢田が瑞穂のピッチに立つ日が来るかもしれない。

 グループリーグから見ていて、もうひとつ俺にとって気になるのはやはり4バックの完成度。しかし立ち上がりから磐田の攻撃が名古屋DFラインの裏を狙ったものが多かったためか、名古屋は両サイドバックがスルーパスで裏に抜け出されないようにと、いつしかかなり内側に絞ったポジションを取るようになり、3-5-2の布陣を敷く磐田の両アウトサイドが上がってきた時には磯村と矢田が対応することで、押し込まれている時間帯は実質6バックのようなフォーメーションになってしまっていた。3バックで両アウトサイドが下がって5バック気味になることは去年のチームでも稀に見られた光景だが、4バックでこれをやってしまうと中盤でセカンドボールを拾ったりボールホルダーに寄せたりするのが実質岸寛と小幡の二人だけになってしまい、時間とともに名古屋が中盤で後手を踏むことが多くなってしまったのも当然の成り行きだった。GK岩田敦による再三の好セーブなどもあってなんとか磐田の反攻を凌いだ名古屋だったが、4バックについてはまだ改良の余地があると言えそうだ。
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by tknr0326g8 | 2008-09-21 18:07 | Youth
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