Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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天皇杯4回戦 対ホンダFC 3-0(得点:中村、マルケス、角田)
 昼間外出から戻ってTVをつけると、セレッソとザスパの試合が大詰めを迎えていた。着替えながらチラッとスコアを見ると2-1、「ザスパなかなか健闘してるな、やっぱりJFL相手と言えどもJ1のチームは苦戦するものなのね。」と思いつつ「さぁ」と試合に見入ると、ロスタイムに入ろうかというのにセレッソがセットプレーで全員上がっている...ヲイヲイ、セレッソも無茶すんなぁ、2-1でも勝てれば十分でしょうに、時間帯考えろや...と、よぉーくスコアを見ると、1-2で負けてるじゃん! あらら...そのままセレッソは負けてしまいました。ガックリうなだれる小林監督が印象的だった。となると心配なのは我が身。緊張して他会場の結果を待つと...名古屋グランパス 3 - 0 ホンダFC。ホッと胸を撫で下ろして、夜の中継を待つ。

<スタメン(イメージ)>
  マルケス   ウェズレイ

   クライトン
            中村
中谷 
       吉村     角田
  古賀  秋田  大森

       楢崎

<交代>
 な し

 試合が始まるや目に付いたのは、クライトンにホンダの18番がマンマーク。解説の鉄拳・川勝氏が、「クライトンにマンマークがついてる分、クライトンが前に出ればホンダのバランスが崩れるし、後ろで吉村や中村が自由にボールを持てるスペースが出来る」と指摘してたが、リポーターによるとネルシーニョからも「クライトンは前へ出ろ」の指示が出たようだ。基本的にテレビの解説ってあんまり聞かないけど、川勝氏は現役時代に黄金期の読売クラブで攻撃的MFとして鳴らしただけあって、戦術的なこと(特に守備)はともかくとして「ゲーム全体の流れを読む眼」みたいなのは意外と良い所突いていることが多い(気がする)、というか俺と感性が近い。(決して自画自賛しているわけではなく、川勝氏に対する異論・反論・Objection・誹謗・中傷なども人によっていろいろあるだろうし) ちなみに後半になると「クライトンが前に出ることで逆にマルケス、ウェズレイが自由に動くスペースを消す形になってマイナス面も出てる」と訂正したのはご愛嬌だけど、それも正しい面はあるし。あと、ちょっとブラジル人マンセーし過ぎなのは、現役時代与那城ジョージ(元名古屋コーチ、暫定監督?)やラモス等の中で攻撃的MFとして一緒にプレーしてきた感覚として言ってるんだろう。直志をはじめとした他の日本人選手にいろいろな意味でもっと頑張って欲しい気持ちは俺も同じ。
 で、試合はと言えば、このクライトンのマンマークと、マルケス、ウェズレイの2トップを押さえる考えで徹底した守備ブロックを作るホンダの前に名古屋は結構苦労する。これはひとつには、さっき書いたように、クライトンがマークを引き連れて前目にポジションを取ったことで、パスの出所がなくなり、前線になかなかいい形でボールが出てこなかったということがある。それによって2トップが下がってきて低い位置でボールを触るケースがいつも以上に多かった。クライトンが(戦略的に)「消えた」ことで、DFラインと、吉村を中心にとした中谷、角田あたりの中盤低い位置でボールを回して前線にパスを入れようとするんだけど、ここでのパスミスやコントロールミス、インターセプトでボールを失うケースが非常に目立ち、そここらカウンターを喰らう。まあカウンターも最終局面では3バックと楢崎を中心に冷静に対処はしていたけど。
 ここで問題になるのは吉村で、最近は攻撃に対する意識も高まり、左右にパスを散らすだけでなくタテにもボールを入れられるようになってきた。でも本来はどちらかと言えば、スペースに飛び出す動きの方が得意な選手で、中盤の深い位置からボールを動かしてゲームをコントロールするようなタイプではない。ディフェンス面でも、相手が3トップだとか、2トップ+1シャドーだとか、3人で前線のアタッカーを構成してくる場合、そのうちの一人に吉村が付いていくケースが多く、DFラインに吸収されてバイタルエリアを空けてしまうことが多い。(昨日はなかったけど、相手のボランチに力(攻撃力)のある選手を擁するJ1チームだと、逆に前にチェックに行った所を外されて後ろのDFラインとの間に出来たスペースを使われるケースもある。) ただこれらは吉村一人の問題ではなくチーム構成上の問題なんだけど、吉村1ボランチみたいな形はちょっと無理だろうなと思った。
 そんな感じで、ホンダがいい位置でのボール奪取からカウンターを仕掛ける形で試合を進めつつも、名古屋もひとたび2トップにボールが渡れば、それに直志が絡む形でいい形を作る。そういうせめぎ合いが続いた所で前半終了。
 後半は、試合後のコメントを聞くと、ネルシーニョの指示で直志が少し下がり目にポジションを取ったとのこと。そして、ホンダの足が止まってきたところを見計らって、総攻撃から直志の先制ゴール。さらには、高めにポジションを取ったクライトンを基点に、クライトン→ウェズレイ→マルケスの「ブラジリアン・コネクション」(アーセナルのフレンチコ・ネクションに対抗して)で2点目。この頃にはホンダの足が完全に止まっていて、名古屋の大カウンター大会が発動。ボールを動かしながら揺さぶるとかいうよりも、ボールを奪うと早いタイミングで前方の外国人2トップ+クライトンにボールを預けて、そこを起点に積極的な追い越し系ランニングを絡めた攻撃で次々と危険なシーンを演出する。とにかく普段に比べ、そういうシーンでボックス内及び近辺に名古屋の選手が多いこと多いこと。足の止まった格下相手にカウンターからの速攻主体っていうのもあれだけど、次の浦和戦を見据えて言えば、これはいいイメージ・トレーニングになったんじゃないだろうか。また機会を改めて書くけど、浦和に勝つ(浦和守備陣を効果的に崩して得点を奪う)にはズバリこの作戦しかないということで。
 ホンダの足が完全に止まっていたので参考にはならないかもしれないけど、直志は、後半低い位置から何度も攻撃に絡むいい動きを見せていた。やっぱりひとつ低い位置の方が直志の特徴を引き出せるような気がするなぁ。但し、クライトンをトップ下にして、直志とポジションを入れ替えるようなのは反対。構成(コンビネーション)を含めたディフェンス面を考えれば、これでいいような気もするけど、クライトンを前に置くと、クライトンがマーク受けやすくなってしまい、前3人を押さえられた時手詰まりになる危険性があるから。だから、クライトン、吉村(K)、直志でボランチを組んで、その前に2トップに絡める攻撃的なMFを置いた方がいいと思う次第。その上で直志とクライトンが後ろから攻撃に加わった方がいいと思うから。前にも書いたけど、逆にそうすることで、3人でバランス取りながら、吉村(K)を中心にバイタルエリアのマークとスペースの受け渡しもスムーズに行くと思うし。
 というわけで、天皇杯次は東京V戦。浦和戦に続いてリベンジの機会に恵まれるとはなんともラッキー。これからはシーズンオフまで怒涛の復讐ロードが続きます。
 そう言えば、ダメ出しし続けてきた直志のCKから角田がゴール決めましたね。いいゴールでした。でもまだまだ納得してません。ウチには秋田も(古賀も)いることだし、「セットプレー(直志のプレースキック)は名古屋の武器だ」と言われるぐらいになれるまで頑張ってください。いやね、なんたって世界最高峰と言っても過言ではないピクシーのキック見ちゃってるもんで、すっかり舌(目)が肥えてまして。根性論は嫌いですが、毎日居残りでトヨスポの芝の一角が掘れるぐらい蹴ってもいいんじゃないですか、若いんだし。そこまで頑張ってプレースキックをモノにした暁には、その芝が掘れた一角を(勝手に)「ナオシー’s・コーナー」と名付けて後世まで語り継ぎますから。
 ああ、あと、忘れてたけど、後半、3バックの真ん中に位置する秋田が、吉村の空けたバイタルエリアでボール持つ選手をチェックしに出てくるシーンが何回かあった。多分秋田の自主的な判断だと思うけど、今後の守り方に関して一石を投じた気がする。

 さあ、いよいよ土曜日は浦和戦(代表は眼中になし)。明日からは打倒・浦和企画でもやりますか。
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by tknr0326g8 | 2004-11-15 13:49 | Game Review
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