Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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2005年 01月 07日 ( 1 )
本田と「本田システム」への仮説
 二回戦から星稜の試合を3試合観て来た中で攻撃面に関して感じた疑問-それがシステムと戦術のアンマッチだ。今大会での星稜のフォーメーションは本田を攻撃陣の真ん中に置いた4-2-3-1のような感じになっていて、まあWOWOWでリーガの解説をしている元名古屋・野口氏が攻撃陣を指導していることとは無関係だと思うけど、システムだけ見ればスペイン風なアレンジだ。しかしせっかく4-2-3-1にしたというのにサイド攻撃がハマっているわけでもなければ、本田を中心とした中盤の構成力を生かしているわけでもない。これには疑問を感じざるを得ない。俺はてっきり本田にある程度自由にやらせてフル活用して生かすための「本田システム」だと思っていたけど、実は別に理由があるんじゃないかという気がしてきた。

 というわけでここで仮説。

 星稜はもともとこんな感じ↓↓↓で4-4-2で戦っていたんじゃないだろうか。エル・ゴラッソとかの予想布陣を見てもそうなってるし。

    11    9(13)

10             8

     7     6

 しかし本田が故障しそれが予想以上に深刻なことで、本田をサイドより守備的な負担が少ない(というかみんなで補える)中央に配置転換した。空いた左サイドには2トップの一角だった11番を下げ、中央の守備は7と6のダブルボランチで本田をフォロー。それで出来上がったのが今のこんな↓↓↓感じのポジション配置。

      9(13)

11     10      8

     7
         6

 実際本田は守備にほとんど貢献していない。滝二戦で一回自陣エリアまで戻ってシュートブロックしたシーンがあったけど、それ以外は結構目の前を相手に素通りさせたりしてる。これはもうそういう監督の指示だと考えるのが妥当だろう。「守備は基本的にしなくていい(相手を追い掛けなくていい)」「攻撃も本田を中心に組み立てるのではなく、サイドの高い位置に構えたり状況に応じて2トップのような形を形成する11番と9番をまず見る」「本田は真ん中を中心に前後左右に自由に動いて、たまにボールが渡った時に決定的な仕事をしてくれればいい」そんな感じだろう。
 そして二回戦の滝二戦でも書いたが、本田の動きは決して良くない。全力疾走そのものが三試合の中でも果たしてあったかどうか。こんな状態(コンディション)なら将来もあることだし出来れば休ませたいところだが、本人の希望もあって出場しているのだろう。選手権の後にはユース代表のカタール遠征もあるし心配だ、大熊に死ぬほど走らされなきゃいいが。
 しかしそんな本田でもひとたびボールを持てば、マジックと形容するにふさわしいボールコントロールとセンス溢れるパスを見せる。あの国見ディフェンスを二回もやっつけたのも頷ける。本田なら国見ディフエンスをそのワンプレーで崩すことも出来るかもしれない。セットプレーももちろん大きな武器。準決勝でそのプレーを観る価値は十分にある。
 まあもちろん守備では本田が機能しない分、ボランチの重心が前へと掛かりがちでDFライン(4バック)との間に大きな隙間を作り出してるし、その結果いつも書いてるようにタテに入ってきたボールにはDFラインだけで対応するみたいな状況になってるんだけど。
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by tknr0326g8 | 2005-01-07 17:43 | Other Games