Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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2005年 01月 22日 ( 1 )
ミスター・グランパス新潟へ
 「ミスター・グランパス」こと岡山哲也の新潟へのレンタル移籍が突如発表された。前触れらしきものが全くなかったわけではないけど、まさか本当に移籍するとは思ってなかったというのが正直なところだ。
 ただ、この移籍があるかないかで言ったら、俺はありだと思う。「どのポジションでもレギュラーと遜色ない働きが出来るサブが欲しい」というのは、ネルシーニョに限らずあらゆる監督が口にすることで、チームの危機管理という面でも競争原理という面でもそれは当然のことだろう。しかしそれは「2番手」まででいい。前にも書いたけど、クラブが保有できる選手数に制限があり、そしてクラブは50年先100年先まで続いていくことを考えれば、「3番手は若手で」という考え方はありだからだ。その代わり、幸治郎のように1番手or2番手の選手に逃げられることはあってはならないし、フロントの勝負(評価)は1番手と2番手にどれだけ有能な選手を揃えられるかによって決まる。
 チーム内に一定の緊張感を保つ「競争」という面でも、1番手(レギュラー)は2番手(サブ)と常に試合出場を争い、2番手はそのレギュラー争いと同時に、3番手の若手(ユース含む)に抜かれた時点でクラブ内でのポジションがなくなるという環境は必須だ。
 もちろん長いシーズンを戦っていく上でレギュラーとサブの出場停止や怪我が重なって両方とも出れないこともあるだろうが、その時は割り切って3番手を使うしかない。もし仮にどちらかが怪我で長期離脱という事態になった時に初めて補強を考えればいい。そしてチーム構成上ユーテリティプレーヤーを確保したり、そういった特性を持った選手達を育てていくことがもうひとつの解決策。

 今の名古屋において岡山は二列目しかポジションがない。そしてそこには中村やクライトンがいる。つまり「1番手」ではないということだ。そして昨シーズン後半にはそれまで「3番手」の若手だった平林に「2番手」の座を譲った。おそらく移籍は本人の決断だろうけど、クラブとしても岡山の移籍は止むを得ない。

 去年のシーズンオフに30歳で複数年契約を結んだことといい、クラブはJ元年以来のチーム唯一の生え抜きである岡山に最大限の敬意を払っているように思える。今回もそれが「期限付き移籍」という形で表れている。もちろん31歳で年俸もそこそこ高く複数年契約の途中の選手を移籍金を払ってまで獲得することに新潟が躊躇した可能性も高いけど、俺はこの期限付き移籍がクラブから岡山に対する「いつかは名古屋に帰って来い」というメッセージだと受け取っている。

 「試合に出れば10ゴール決める自信がある」っていうぐらいだから、まさか安易な気持ちで移籍を決断したとは思えないけど、あの岡山だけに心配ではある。(笑) レンタル移籍の意味が「いつかは帰って来い」だとしても、岡山にとって現実は想像以上に厳しい。世のレンタル移籍組がそうであるように、レンタル先で結果を残せなければ、来シーズン名古屋に戻ってくることは出来ないだろう。双方から戦力外通告とならないまでも来シーズンはJ2のチームに再レンタルされ(小倉とのコンビはちょっと見てみたいが…)、森山のように引退間近までたらい回しにされる可能性は高い。出来ることなら新潟で結果を残し、来シーズンには名古屋と新潟で綱引きが行われるぐらいになればいいんだけど。

 ところで、なんとなく寺川あたりがやって来そうな気がするのは俺だけ?
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by tknr0326g8 | 2005-01-22 03:07 | Topics & Issues