Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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キリンチャレンジカップ2012 日本×アイスランド @長居スタジアム
 試合中ピッチサイドから大きな声で指示を出すでもなくただ選手達を見守っているザッケローニが、コーチングスタッフに向かって不満の意を表したり、後半にベンチの目の前のポジションにやってきた田中順也に動き方(ポジショニング)を指示していたのはすべてサイドのスペースの使い方だった。
 この傾向はピクシー率いる名古屋とはいささか異質だ。そしてそれが原因かどうかは分からないが、右のサイドハーフで先発した藤本は試合序盤珍しくミスからのボールロストを連発するなどらしくないパフォーマンスを見せていた。まあこれは戦術的な問題とともに、たまに動きが被ってしまっていた隣の柏木を含め慣れていない周りのプレーヤーとの連携不足にも問題があったのかもしれない。
 しかし30分を過ぎる頃にはリズムを掴み始めようやくらしいプレーを見せ始めるようになった藤本は、後半に中村憲剛のパスからDFラインの裏に抜け出すと、得意の左足ループシュートでゴールを陥れ海外組不在の試合でその存在をザッケローニに示したのだった。この後一度クラブに戻るのだろうが、昨シーズン後半からそのパフォーマンスが高水準で安定している藤本には2/29の豊田凱旋試合も楽しみにしたい。

 本人を含む万人を驚かせたに違いない代表候補初選出となった磯村の代表初キャップはやはりお預け。昨シーズンの先発デビューから三試合連続ゴールというプチブレークが折しもW杯アジア三次予選の予備登録の時期に重なったという幸運もあり、そのリストに名前が載っていたことは周知の事実だが、その後も名古屋でレギュラーを掴めていない磯村がこのタイミングでフル代表に招集されるなどとは思ってもいなかった。確かに磯村はJ屈指の強豪となった名古屋にとっても期待の若手には違いないが、チーム内でのポジション争いでも中村直志を押し退けたとは言い難いし、同年代との比較で見てもU-23日本代表の扇原の方が遥かに経験を積んでいる。磯村の再招集そして代表デビューの日がいつになるかは分からないが、来るべくその日のためにこの経験を糧にして今シーズン名古屋で本当のブレークを果たして欲しい。

 阿部のデビューが期待された三年前の熊本に引き続き、またしても名古屋生え抜きプレーヤーの代表デビューに遭遇するチャンスを逃してしまったが、それはまたの楽しみということで。
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by tknr0326g8 | 2012-02-24 23:59 | Other Games
全国高校サッカー選手権 決勝 市立船橋×四中工 @国立競技場
 選手権もいよいよ決勝。対戦カードは市立船橋と四中工の顔合わせとなった。ともに高校サッカーでは「名門」と呼ばれる両チームだが、今年この両チームから直接プロに進む選手はいないし、かつてキラ星のごとくスター選手がいた時代(市船で言えば森崎や北島やその後のカレンや永井、四中工で言えば三羽ガラス(小倉や中西永輔や中田))や市船が史上最強とも謳われていた4年前ほどの派手さやインパクトはない。伝統高であるがゆえの高校サッカーのリアリティーが今ここにある感じ。

 市船はコンパクトにしてセイフティ。相手がボールを持つとサイドへサイドへとボールを追いやって行き、その間に逆サイドの選手もギュッとピッチ中央あたりまで絞ってくる。そして中に入ってくるボールやサイドの深い位置に出たボールを前後左右から人数を掛けて挟み込んで奪ってしまう。ここで特筆すべきはファーストディフェンダーの寄せの速さと、味方が攻撃に出ている間もDFラインとアンカーにしっかりと人が残ってボールが出そうなところを潰している厳重っぷり。特にファーストディフェンダーについては、ここがサボると市船のサッカー(守備)は成り立たないわけだが、市船はサイドハーフの選手とボランチとが協力しながら試合終了まで衰えないスタミナでこの任務を完遂していた。そしてボールを奪ったら縦に速い攻撃を繰り出す。

 チューブから中身を絞り出すかのようなディフェンスをする市船に対して、四中工のディフェンスにそこまでの迫力はない。しかし唯一の例外が市船の10番和泉にボールが渡った時で、組織だって我慢強く守っている四中工ディフェンスが、和泉にボールが渡るや激しいプレッシャーを掛けて和泉のプレーから時間とスペースを奪っていた。そして2トップや両SHのスピードに溢れるドリブル突破を武器に攻めるのがこのチームの攻撃パターン。また左SBの13番の選手が無尽蔵なまでのスタミナで何度も何度も左SHの選手を追い越すクロスオーバーの動きでアップダウンを繰り返していたのも印象に残った。

 そんな両チームの試合は、開始直後に市船DFの単純な判断ミスで得たコーナーキックで、四中工が混戦から蹴り込んで先制するももの、市船は後半ロスタイムと延長後半にエースの和泉がエースとしての重責を果たし劇的な逆転勝利を収めた。上でも書いたようにこの試合の和泉は四中工による徹底的なマークにより決定的な仕事はほとんど出来ていなかったが、最後に大仕事をやってのけるあたりはさすがだ。大会MVPがあるとすれば該当者は間違いなく彼になるだろう。四中工とすれば和泉を抑えることで市船にビッグチャンス(決定機)を作らせないことには成功していたが、その間隙を縫ってテクニックと機動力を併せ持つ市船の8番の選手が躍動し始めるとこれを止められず振り回されてしまった。そして良い形でカウンターのチャンスを掴んでも、前線で微妙にコンビが合わなかったりパスがズレたりといったことに伴うボールロストからターンオーバーを何度も喰らったことがスタミナのロスに拍車をかける。攻撃には出て行かないのかと思っていた市船の右SBの選手が何度かオーバーラップを仕掛けた時にこれを止める術を持ち得ていなかったのはそれらを象徴している。それでも四中工は耐えていて、正直なところ前線での詰めが甘くなければこの試合は四中工が勝てたゲームだったと思うだけに、彼等にとっても悔しい敗戦になったに違いない。
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by tknr0326g8 | 2012-01-09 23:59 | Other Games
全国高校サッカー選手権 準々決勝 中京大中京×四中工 @駒沢陸上競技場
 名古屋でスクールのコーチをしていた“ミスター・グランパス”こと岡山哲也が母校・中京大中京でサッカー部の監督を務めるのは今シーズンから。名古屋にチーム創設時から在籍し、ベンゲル、カルロス・ケイロス、ジョアン・カルロス、ズデンコ・ベルデニック、ネルシーニョと名だたる名将の元でプレーした経験を持つだけでなく、海外(シンガポール)でもプレー経験がある彼が高校生相手にどういった指導を行うのか、そして一体どういったチームを作りあげるのか興味は尽きない。

 そしてこのチームについて語る時に欠かせないのがルーキー(一年生)の宮市剛。アーセナルに所属する宮市亮の弟であることはもはや万人の知るところとなったが、名古屋のU-15に所属していた昨年までは、高いポテンシャルを持ちながらも北川、森、伊藤、曽雌といったタレントに囲まれて出場機会が限られていただけに、同じ様な境遇にあった石田(→市立船橋)、児玉(→星稜)、加藤(→山梨学院)といった選手達とともに高校サッカーの舞台でどうその成長したプレーぶりを見せてくれるのも楽しみだ。
 ちなみに名古屋U-15時代の宮市は、周りの選手が自慢のテクニックやスピードを前面に押し出してプレーする中で、まだまだ身体的にも発展途上かむしろアジリティにはやや欠けているような印象もあった。しかし、他のプレーヤー達が一度ボールを持つとなかなか離さずひたすらゴールを目指すチームの中にあって、宮市は周囲の状況がよく見えていて周りの選手を使うのも上手いというちょっと周りとは違ったタイプで、ハイボールの競り合いにも強かったので、あのチームでプレーを続けるのならむしろ人手不足のCBにチャレンジした方がチームにとっても宮市自身にとっても良いのではないかと個人的には思っていたぐらいだった。(2009年6月のボルケーノ・磐田戦(U-14)
 (宮市が)中2の冬の高円宮杯U-15で途中出場した試合を観た時には身体もかなり大きくなり、そのドリブル突破にも兄を彷彿とさせる「迫力」が備わりつつある印象を受けたが、中学最終学年となった昨年はレギュラーに定着するまでには至らず、高円宮杯U-15全国大会への出場権を賭けた東海大会・三位決定戦での2ゴールを置き土産として宮市は中京大中京へと進んだ。正直なところ、それからほんの一年後に彼が中京大中京の中心選手として選手権でこれほどの活躍することになろうとは当時全く想像が及ばなかったが、彼は肉体的にもプレー的にもまだまだ発展途上。来年以降の成長がますます楽しみだ。

 そんな宮市を早くも囲い込みに来たわけではないだろうが、メインスタンドでは久米さんもピッチに熱視線を送る中、試合はキックオフ。そして試合は宮市による観客の度肝を抜く一撃で動く。四中工のDFが一瞬フィードに迷ったのを見逃さず上手く身体を入れてボールを奪うと、躊躇うことなく右足を一閃。凄まじい衝撃音を残したシュートはGKの指先をかすめてゴールへと突き刺さった。そのシュートのインパクトがいかに大きかったかは、ゴールの後スタンドが沸くまでに一瞬の静寂がスタジアムを覆っていたことでも分かる。

 中京大中京のサッカーはロングボールによる攻撃の組み立てがメインだ。最初は準々決勝ということもあって選手達も硬くなったり大事に(セーフティーに)行こうとし過ぎているのかなぁなどと思いながら、ロングボールに対して空中で一瞬静止したかのような滞空時間の長さとボディバランスを誇る宮市のヘディングに見惚れていたのだが、中京大中京のロングボールを軸とした組み立ては一向に収まる気配がない。昨今は高校サッカーにおいてもショートパスをつないで攻撃を組み立てるようなスタイルがもてはやされる中で、ロングボールから前線の個の力を活かす戦い方はややノスタルジックな印象も受ける。そして昨年と比べると随分と整備されたというディフェンスで時折良いインターセプトが決まりそのまま持ち上がっていくような場面でも、その先のアイデアについてはやや窮しているような印象だ。

 対する四中工は序盤こそ中京大中京のロングボールに対して押し込まれている印象だったが、中京大中京の攻撃が単調だったこともあって次第に慣れてくると、サイドへとボールを運んでそこからドリブルや壁パスでスピード溢れる突破を繰り出すスタイルがハマりだす。会場からも感嘆のため息が漏れた四中工のエースナンバー「17」を背負う國吉から逆サイドの裏を狙った正確なパスから獲得したPKこそ國吉が自ら蹴って止められてしまったが、その直後には右サイドを崩してGKとDFの間に送り込んだパスに対して9番田村がファーサイドで詰めてあっさりと同点とした。

 1-1で折り返した後半も試合を内容的にコントロールしていたのは四中工。ゴールにこそ結びつかなかったが、サイドでのドリブル突破からゴール前で何度も決定機を作る。それに対してロングボールが完全に読まれている中京大中京は宮市も次第に影が薄くなり、トップ下に入っている藤橋が良いアクセントとなって孤軍奮闘していた。そんな藤橋は久米さんにも間違いなく好印象を残しているに違いない。
 そして押されている展開ながらもゴール前で獲得したFKのチャンスで名古屋U-15出身の河合弾が左足で放った強烈なFKがサイドネットへと突き刺さり中京大中京が再度勝ち越しにと成功する。ディフェンス面では最初のPKのシーンを含め四中工のスピード溢れる突破に手を焼いていた河合だったがまさしく起死回生の一撃だった。

 後半の30分前には競技場を出ないとインカレのキックオフには間に合わないので、2-1から中京大中京がこのリードを守り切れるかというせめぎ合いの中、残念ながら駒澤を後に。その時点での感想(予測)としは、中京大中京にはあまり攻め手がないし、一方再びリードを奪われたものの四中工イレブンには気落ちした様子もなければ相変わらず良い感じで攻めているので、終了のホイッスルが鳴る時にはどちらが勝者になっていてもおかしくないように思えた。

 そして家に帰った後に録画をチェックしたら、案の定四中工が同点に追い付いており、決着はPK戦の末に四中工が準決勝へと駒を進めていた。ロスタイムのほとんどラストプレーでの同点というのは劇的すぎるシナリオだが、全体的に見れば内容相応の結果に落ち着いたというのが正解だろう。
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by tknr0326g8 | 2012-01-05 23:58 | Other Games
FIFA CLUB WORLD CUP 2011 決勝 @横浜国際総合競技場
 一言で言えば、育成年代のカテゴリーが下の方で、対戦チーム間に実力差がある試合を見ているような感じ。
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by tknr0326g8 | 2011-12-18 23:59 | Other Games
FIFA CLUB WORLD CUP 2011 3位決定戦 @横浜国際総合競技場
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by tknr0326g8 | 2011-12-18 23:58 | Other Games
FIFA CLUB WORLD CUP 2011 準決勝 @横浜国際総合競技場
 高い入場料を払ってバルセロナの決勝に向けた調整を観戦させられた観客は頭を抱えたに違いないが、もし名古屋がバルセロナと対戦したら一体どこでボールを奪えるんだろうかと想像すると別の意味で頭を抱えたくなる試合だった。
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by tknr0326g8 | 2011-12-14 23:59 | Other Games
FIFA CLUB WORLD CUP 2011 準決勝 @豊田スタジアム
 ネイマールとボルジェスのゴールは、よく言う「振りの速さ」とはこういうことなのかという見本。こういう選手達が相手だとピクシーも戦術を変えないといけないかもしれない。この試合のゴールシーンを見てもなお名古屋は「ウチはGKに楢崎がいるから」と言っていられるだろうか。
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by tknr0326g8 | 2011-12-13 23:59 | Other Games
FIFA CLUB WORLD CUP 2011 5位決定戦 @豊田スタジアム
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by tknr0326g8 | 2011-12-13 23:58 | Other Games
ロンドン五輪 2次予選 U22日本代表×U22クウェート代表 @豊田スタジアム
 トヨタスポーツセンターから豊田スタジアムへ場所を移動して観戦したのはロンドンオリンピック予選を戦うU22日本代表の試合。対戦相手のクウェートに対する予備知識は何もなかったが、雨に濡れた豊田スタジアムのピッチ上で繰り広げられたのは、「いつものアジア予選」で展開されるのと同じような光景だった。この年代は特に二列目に優れたタレントが多いが、(相手のレベルの問題はあるにせよ)ピッチ上で生き生きとしたパフォーマンスを見せるそんな同年代の選手達を見て、この日揃ってスタンドで観戦していた金崎や花井や久場は何を感じていたのだろうか。
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by tknr0326g8 | 2011-06-21 23:41 | Other Games
国際親善試合 フットサル日本代表×フットサルチェコ代表 @代々木第一体育館
 サイドへタテへと大きな展開を織り交ぜながらひたすら個の勝負を仕掛けるチェコと、ボールを大切に保持してパスを回しながらチェコディフェンスを崩そうと試みる日本。そんな日本にとっての生命線はローテーションを円滑に行うだけの運動量と連動性に他ならず、運動量が落ちてくるに連れて「外」でパスを回しながらミドルシュートを狙う形が増えていったのは必然の流れだったのかもしれない。そして試合は前半にセットプレーからチェコが先制し、迎えた後半にそんな両チームがそれぞれの特徴を反映した形で1点づつを奪い合い2-1でチェコの勝利に終わった。
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by tknr0326g8 | 2011-06-15 01:04 | Other Games