Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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明日の川崎戦
 なぜか去年に引き続き真夏の平日開催となる明日の川崎戦@等々力。俺も参戦予定なのだが、正直言って全く勝てる気がしない・・・。そもそもフェルフォーセンがこの試合に向けて4バックで行くのか3バックで行くのか想像がつかないのだが、それ以前の問題として三人の外国人+増川を欠くメンバーで川崎に対抗し得るのかどうか。マギヌンが復帰し、朝青龍顔のストライカーが覚醒しつつある川崎は間違いなく「大人気なさ」が復活しつつある。トンネルを抜けた名古屋がやっと取り戻しかけた自信を再び根本から破壊されてしまうのではないかという不安がよぎる。

 俺が監督なら明日は3-5-2を採用して敢えて川崎にガチンコでぶつかることを選択するだろう。前節大宮に大勝した急増4-4-2も悪くはなかったが、それでも俺が3-5-2を選ぶのは単純に山口Kを右SBに置いておくのがもったいないからだ。川崎でまず抑えるべきはジュニーニョよりも中村憲剛。その中村に当てるのは金正友なき今山口Kしかいない。いや別に最終ラインに米山を戻して大森を右SB、山口Kを中盤に戻した4-4-2にすればいいんじゃないかという話なんだが、ジュニーニョ対策を考えると大森は中央から外せない。
 一年前、ヨンセンの加入もあって4連勝で意気揚々と乗り込んだ等々力で名古屋は川崎に力でねじ伏せられ2-4の完敗を喫した。本田の累積警告による欠場も痛かったが、大敗の直接的な要因となったのはスピラールの欠場だった。バイタルエリアに一旦下がってボールを受け前を向くのが特徴のジュニーニョに対してスピラールの代役として3バックの中央に入った秋田は付いて行けなかった。スピラールならその鋭い出足で下がってボールを受けたジュニーニョを潰していただろう。スピラールと秋田ではサッカー選手として育ってきた背景(身体に染み付いた守備のスタイル)が違うから対応が異なって当然なのだが、あそこでジュニーニョを自由にしてしまったらやられるのは必至だ。ボランチに全盛期の今野並みの潰し屋がいるなら別だが、只でさえここにいるのが攻撃を主体とした藤田ということを考えると、前への出足に長ける大森をセンターに置いておくことがチームにとっては最善の策となるだろう。
 残りはもうガチンコ。本田と森、吉田麻也と朝青龍、津田と村上・・・(ある意味中村憲やジュニーニョ以上に今の名古屋にとっては脅威となる)大型選手を揃える川崎のセットプレーも含め選手を信じるしかない。そこで勝てれば試合も勝てるし、そこで負けたら試合も負ける。

 攻撃面では玉田・杉本の快速2トップが川崎DFにとっては間違いなく脅威にはなるだろうが、かと言ってロングボールで裏を狙うだけで崩せるほど川崎DFは脆くはあるまい。となるとポイントは中盤のセンターに入るもうひとりの存在がことのほか重要となる。吉村が負傷した今中村を入れるのか、本田を中に入れて渡邊をアウトサイドに起用するか、それとも若手(小川?)を抜擢するのか。このプレーヤーが名古屋で鍵を握ることになるのは間違いない。
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by tknr0326g8 | 2007-08-28 23:59 | Pre-view
スピラールの怪我と川崎戦プレビュー
 磐田戦で負傷したスピラールの(再)検査結果が出た。左眼窩底骨折プラス上顎骨骨折ということで今シーズン残り試合絶望という展開も危惧していただけに「全治4週間」という診断は嬉しい誤算でありまさに不幸中の幸い。公式発表によれば「フェイスマスクを着用して、早期に復帰できる可能性がある」とのことなのだが、おそらく川崎戦には間に合わないだろう。そしてひとまず勝ち点の面からだけでも最悪の状態から抜け出した今、スピラールが無理をする必要もない。

 スピラールが欠場することで一番の不安はバイタルエリアのケアをどう行うかだ。1ボランチを採用することが多い名古屋はバイタルエリアにスペースが空くことが多く、最終ラインのスピラールが出足の良いチェックでそこをケアするシーンが多く見られた。この「穴」をどう埋めるか。スピラールの代役が予想される秋田にとってこれは苦手な分野なはずで、そもそもこれまでのキャリアで彼に組み込まれたプレースタイルとは異なる。となると有力な選択肢としては1ボランチをやめボランチを2枚にすること。
 だが、こと川崎戦に関してだけ言えば、俺はあえてこれまでの2オフェンシブ+1ボランチという逆三角形の形の継続を推したい。去年のHOMEで川崎に惨敗を喫した時のエントリーでも書いたが、川崎の攻略糸口は中村&谷口のボランチコンビをいかに潰すかだ。そうであれば、これまで通り攻撃的な中盤を2枚並べてそこにマッチアップさせるのがベスト。藤田をアンカーにして山口Kと金正友に思う存分Wボランチを潰してもらおう。バイタルエリアは藤田と秋田、両ベテランの「声」でカバーだ。(笑)

 去年のHOMEではボコボコにされての惨敗。今年のHOMEでは何もさせてもらえないまま完敗。いずれにしろ簡単な相手ではない。チームとしての成熟度にも大きな差がある。だが今の名古屋ならやり方によっては決して勝てない相手でもないと思う。

 というわけで今日は俺も武蔵小杉参戦予定です。
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by tknr0326g8 | 2006-08-22 02:14 | Pre-view
大宮戦にむけてとこれまでの課題をピンポイントで
 自信を持って臨んだはずのリーグ戦再開でものの見事に2連敗を喫し、リーグ戦はまだ半分以上残っているとは言えにわかに「降格」の二文字が現実味を帯びてきた名古屋。過密日程のあおりで今日はもう大宮戦だが、ここまで二試合を観てきて気付いた点や修正点など。

 最初は3バック。シーズン当初は4バックだったがサイドの人材難と選手の適正(やりやすさ)を考慮しフェルフォーセンは中断前から3バックを採用している。またキャンプでもずっと3バックでトレーニングを行ってきた。だがこれが思いのほか不安定さを露呈している。両サイドを大森、増川という日本人DFが任い真ん中に文字通りの「新」外国人スピラールが陣取る3バックはどことなくかつて栄華を誇った(同じく右から)大森、パナディッチ、古賀の3バックを彷彿とさせるが、戦術(守り方)の違いからかあの頃のような堅さを構築できていない。
 当時は抜群の読みと判断力を持つパナディッチがマークを持たずにカバーリングに専念していたことで、大森、古賀といった人に強いストッパーが目の前の相手を抑えることに集中できた。しかし今のチームでは3人のDFがフラットに並んでマークを受け渡しながら、それぞれ対人とカバーリングをこなしている。あと特徴を挙げるとすれば、チームが1ボランチを採用していることで人が足りないバイタルエリアでは攻守ともにスピラールが出て行くシーンが目立つことだろうか。
 こういったフェルフォーセンの戦術の浸透(選手達の理解)度の問題もあるのだろうが、俺にはどうも個々の選手の問題も大きいような気がしている。右サイドの大森はキャンプから帰国後練習中に負ったという怪我が影響しているのか、かつてのような対人の強さを見せられていないし、さらに言えば相変わらず勘は良いフィードもブレまくりで精度を欠いている。増川は3バックでのゾーンディフェンスに慣れていないのか、妙なラインコントロールでオフサイドトラップを狙って裏を取られてみたり、寄せがユルく相手に楽々とポストプレーやシュートを許したり・・・全くもって漠然としたディフェンスはスピラールが出足の良さと強さ、高さによって相手FWをガシガシ潰しているのとは対照的だ。
 この解決策のひとつは古賀の復帰を待つこと。「選手達が3バックに慣れている」というフェルフォーセンのコメントを代表する古賀であればキャンプ不参加にともなう戦術理解面での不安はあるが「個人」として増川よりはまともな守備が出来るだろう。そして古賀を使うことによるメリットはセットプレーにもある。まあセットプレーで一回クリアした後マークがハッキリしない状況でもう一度放り込まれて失点を喰らうというお決まりのパターンについてはチームとしての修正が必要だが、増川がイメージされているほどヘディングが強いわけでもない現状を考えると古賀の高さは個人として大きなプラスだ。ゾーンと言えば聞こえはいいが、実際にはスピラールの高さだけで跳ね返しているだけのセットプレーは、現状相手チームにとってはスピラールを外せばOKというイージーな状況。ここにもうひとつ外さなければいけないポイントが出来れば確実にその選択肢も狭まるはずだ。
 増川の位置に古賀を入れることで唯一不安があるとすればビルドアップだろうか。増川のビルドアップが効果的なわけでは決してないが、増川はボールを持つと必ず前を向いている。しかし良いキックは持っているものの「隣の選手に渡すだけ」のシーンが多い古賀では、必然的に本田のプレーするポジションが低くなってきてしまう。今のチームで本田のボールを持つ位置が低くなるということはチャンスが減るということと同義だ。

 と思ったら、古賀先発復帰ですか。

 守備は最終ラインだけでなくチーム全体でするものなので、古賀ひとりだけで問題点全てが改善されるわけではないと思うが、古賀の先発復帰が良い方向に転がることを期待したい。

 攻撃面では大宮戦に限って言えばポイントになりそうなのが二列目の飛び出しだ。現状名古屋が良い試合をするかしないは両サイドが高い位置でプレーできるか否かが鍵になっているが、これまでの広島やガンバと違い4-4-2の布陣で守備ブロックを作ってくる大宮相手ではサイドの高い位置にスペースを見付けることは難しいかもしれない。むしろ大宮相手にはサイドからの崩しを狙うよりも広島戦で金正友と山口Kが見せたような二列目の選手の飛び出しの方がが得点につながる可能性が高いだろう。藤田の出場で中盤の構成がどうなるか分からないが(そして中スポのスタメン予想ではアンカーが金正友になっていたが)俺の感覚としては山口Kをアンカーにして金正友と藤田を二列目に置いた方がしっくりくると思う。そして方々で酷い言われようなのでとてつもなく酷い状態を予想していた中村が意外とキレが戻っていそうなのでそろそろ爆発して欲しいところだ。

 中盤、前線、監督などまだまだ書きたいことは色々あるが、とりあえずもうすぐキックオフなので、これだけアップ。残りは一応のスタメン変更だけはした大宮戦でも結果を残せていなかったら書きます、多分気が向いたら・・・。
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by tknr0326g8 | 2006-07-26 18:30 | Pre-view
横浜戦プレビュー 予定調和
 いよいよ崖っぷちまで来ちゃったなぁっていう印象。それでもまだ横浜より順位は上なんだけど。(笑)

 ひょっとっしたら300万ドルを置き土産に名古屋を去るかもしれないルイゾンはともかく、藤田までスタメンから外す事態はちょっと想定外。

 こういう状況で思い出すのは、名実ともにチームの顔的存在だった「例のトリオ」を外して臨んだヴェルディ戦で、(ピクシーも累積警告だかで不在の)サブメンバーが気持ちを前面に出したいい試合をしたが、レフェリーの試合を決定付ける誤審なんかもあって結局負けてしまい、試合後辞任を表明した田中孝司。

 藤田は今の名古屋のフィールドプレーヤーの中では間違いなくNo.1プレーヤーで、怪我とかコンディション不良でもないのにこういうプレーヤーをメンバーから外す場合、もし試合に負ければ責任という名の批判は全て監督に降り注ぐことになる。ひいてはそれが監督の進退問題につながることも少なくない。確かにチーム状態は悪いが、今そこまでの賭けに出る必要ではあったのかどうか。俺はそういう事態が起こるとすれば、(判断の是非はともかく)楢﨑がスタメン落ちするときだと思っていたが、藤田が先に手をつけられたのは意外だった。

 俺自身の考えとしては、藤田俊哉をスタメンから外すのは反対だ。それはさっきも書いたように、藤田が名古屋のフィールドプレーヤーでは最も優れたプレーヤーだからで、それは「実績」という面でも、ピッチ上でのプレーの「実効性」という面においても疑いの余地はない。そして今の藤田が怪我やコンディション不良を背負っているわけでもない。そんなプレーヤーを外すことは、少なくとも俺の中では考えられない。
 しかしサッカーは同時にチームスポーツでもある。ひとりのスーパーなプレーヤーよりも11人のプレーヤーの集合体としての実効性の方が問われるのも事実だ。ネルシーニョは様々なパターンを試した今週の紅白戦の中で、藤田のいない組み合わせが最も機能していたと言った。そして前節の浦和戦においても――フォーメーションの変更などの要因はあったにせよ――藤田のいた前半よりも藤田のいなかった後半の方がチームは相手ゴールに迫った。ネルシーニョがチームをあくまでも11人のユニットと捉え、藤田外しを決断したのも決して分からない話ではない。

 ただ俺が最も危惧しているのは、これでチームが再び下方修正した「予定調和」に入ってしまわないかということだ。藤田がいる時よりもいない時の方がチームは機能した(動きが良かった)という「事実」は確かにある。
 しかし、これは、

 「藤田がいると周りの選手が萎縮してしまう、藤田がいると周りの選手が藤田任せになってしまう」

 ということではないのか?それで藤田を外してチームが機能していると言うのなら、それはあまりにも低次元な話だ。
 藤田がいなければボールをもらう動きやマークをサボっても「なんでそんなことも出来ないんだ(やらないんだ)?」って怒られることはないし、それによってチームがボールを奪われたり失点につながっても、ボールを持っていた選手や最後にディフェンスに入った選手に「なにやってんだ?」って両手を広げるゼスチャーでもすれば済んでしまう。そんな細かいことまで見ちゃいないマスコミも表面的なところだけ叩く。
 チームというかマスコミやサポなんかのクラブを取り巻く人達も含めて「もっと上」を向いた雰囲気が出来ないこんな状況では、選手個々の力で上回っている試合や用意した戦術がバッチリハマッた試合ではファンを喜ばせるような試合も出来るだろうが、チーム力自体は一向に上がっていかない。

 ルイゾンに関して俺は加入前に「周りの選手達の技術・戦術両面でのレベルが高くなければ成り立たない」と書いた。もちろん本人のコンディションの問題はあるが、周りの選手達は彼を活かし切れなかった。そしてチームでもっとも経験があり戦術眼にも長けた藤田に誰一人としてついていく事が出来ず、彼をチームのパーツとしても取り込めないまま結局「異分子」としてベンチに追いやってしまった。最後にはネルシーニョが志向するサッカーも実現できないまま、彼すらも放り出すことになってしまうのか・・・。

 チームは、まだ一流とは言い難い大多数のプレーヤー達のレベルに合わせて、彼らのやりやすい方向へと「修正」されていく。そんな「予定調和」を続けていてはチームは成長していかないし、優勝や常勝チームなんて単なる空想でしかない。「予定調和」は最近それに気付き始めたサポによってしばし「中位力」と訳されるが、単に順位とか得失点といった表面的な現象にとどまらず、チームの成長自体を阻害しかねない、もっと根が深くて深刻な問題だ。

 まあそれでも俺は、豊田や渡邊といった今日スタメンに起用される才能溢れる若いプレーヤー達(本田がいないのはとても残念だが)が、高い志しを持っていつかそんな「予定調和」を乗り越えて行ってくれることを信じて、これから横浜まで繰り出します。
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by tknr0326g8 | 2005-09-03 14:39 | Pre-view
いよいよ後半戦
 この試合の後再び一ヶ月の中断を挟むわけだが、明日からいよいよ後半戦―すなわちH&A方式のリーグ戦の二巡目がスタートする。そしてその初戦の相手となるのが磐田だ。去年の2ndステージや今シーズン第2節での快勝(いずれもアウェー)などかつてのコンプレックスは全くなくなったと言っていいが、かと言って簡単に勝てるほど甘くもないだろう。次の試合は俺の中では全く未知数だ。

 磐田がどうやら調子がいいらしいということもあるが、俺がたった数ヶ月前快勝した相手に「未知数」と言い切るのは、磐田の事情(ACLでの疲労や怪我人、チームとしての完成度等)以上に名古屋というチームがその頃とは全くと言っていいほど別のチームになっていることに起因する。第2節では、結果やゲームの全体像としては「会心」の勝利だったが、中味をよーく見てみると、中盤でパスをつないでくる磐田に対し、ウェズレイ不在のFWに杉本を起用した名古屋はそのスピードを活かすべくロングボールを多用していた。ロングボール1本で杉本を裏へ走らせ磐田DFをかき回すシンプルな戦い方と闘う気持ち、そしてチーム全体で走り勝った試合だった。
 しかし今のチームは、クライトン頼みだった中盤に第2節当時は磐田で10番をつけていた藤田が加わったことで中盤でのボールキープ率が上がり、その結果磐田ほど有効にではないが中盤でボールを回しながら、そこからのスルーパスやサイドからのオーバーラップによってゴールに迫るやり方にシフトチェンジした。この新しいやり方が磐田に対してどれぐらい通用するのか、これは(楽しみな意味も含めて)未知数と言わざるを得ない。

 磐田対策として思いつくことはあまりなく、今やっているサッカーで全員がもう少し動き出しを早くして、その結果あちこちで言われてるような「シンプルなプレー」が混ざってくればいいなとは思う。そして代表の試合は殆ど見ないので最近の川口がどうだか分からないけど、昔のイメージのままで言うなら、チームとしてミドルシュートと豊田(中山)をターゲットとしたハイクロスをガンガン狙うべきだ。

 そしてこれも対磐田という意味ではなく、名古屋自体を見た場合に、俺のおススメプランをいくつか。

◆おススメプランその1 角田のアンカー起用
 最初に言っておくと、俺の中でのアンカーのファーストチョイスは安英学であり、その代わりは山口Kというのが基本的な考え方としてある。だからこのプランはあくまでその二人が怪我で離脱中という今の状況だからこそ唱えるものだ。
 HOT6初戦となる大宮戦、角田は足を痛めて途中交代した。そして代わりにその右SBに入った杉本が今ではそこに定着し名古屋の武器と言われるまでになった。俺はそんな杉本の「出現」を喜びつつも、角田が怪我から復帰してきたらどうするんだろうなぁと思ってたんだけど、オフィシャル見たらセカンドチーム中心のトレーニングマッチである静岡FC戦甲府戦に出てるじゃないっすか。だったら試合出すべきだ。角田をサテライトで遊ばせておくのはもったいない、と俺は思う。
 かといって俺としても杉本の右SBはもう少し見てみたい。そこで登場するのが角田のアンカー起用プラン。先シーズン人材難から何試合か試されたプランではあるが、これが意外と感触は悪くなかった。悪くないというか、俺としては2004年シーズンの振り返りの中でも書いた通り「2004年シーズン最大の発見」と言っても差し支えないぐらい鮮烈なイメージが残っている。強いて言うなら、カペッロが監督してた頃のミランのデサイーみたいな。結局先シーズンは大森の怪我やその後の角田自身の怪我で「お蔵入り」になってしまい、色々なインタビューを読むと本人はあんまり乗り気じゃないみたいだけど、俺の中では是非また観てみたいオプションのひとつだ。
 角田のアンカー起用を俺が望むもうひとつの理由が吉村のアンカー適正に対する疑問。理由は試合のレヴュー等で何度も書いているので割愛するけど、例えば象徴的なシーンを最近の試合の中からピックアップすると、横浜戦で自分達のコーナーキックからカウンターを食らった時、横浜DFがクリアしたボールをセンターサークル付近で前線に残って待ち構えていた奥がもらったシーン。吉村は奥にボールが出るタイミングから少し遅れて、奥にチャージに行ったわけだけど、こともあろうか奥のショルダーチャージ一発でバランスを崩して前を向かれ、さらには奥のテクニックで置いていかれカウンターの基点を作られてしまった。吉村はファールすらさせてもらえなかったわけだ。今の名古屋にあってほぼワンボランチと言ってもいい役割を任されている選手、そんな選手がカウンターを食いそうな場面で相手の前に立っていたら、例え数的同数であっても少しは安心を感じさせて欲しい、というのは贅沢か。これがもしFC東京の今野だったら多少なりとも安心感を感じられるような気がする、というか素早い出足でボール奪ってくれるんじゃないかっていう期待すらあるような気も・・・単に隣の芝は青く見えるだけなのか・・・。まあともかくああいう場面で、ファールで止めることすら出来ない吉村にアンカーは無理だと俺は思う。

◆おススメプランその2 中盤のスーパーサブ・吉村
 とまあ、ここまで書くと俺は吉村を名古屋のディフェンスが安定しないスケープゴートにしてコキ下ろしているようにも思われるかもしれないが、決してそういうわけではない。人には向き不向きや適正があるということだ。吉村は超絶テクニックがあるわけでもないしクリエイティブなパスを出せるわではない。そして守備でのポジショニングの勘や1対1の対応にも脆さを見せる。しかし吉村はスタミナがあり、献身的な走りも厭わないメンタリティの持ち主でもある。さらには機動性に優れ、前のスペースを見つける眼を持っているというJのレベルでも十分通用し得る特徴がある。
 そんな吉村を活かすには、今のところ後半途中からの中盤のスーパーサブ起用がベストだと俺は思う。ゲームの流れ、選手の疲労といったタイミングを見計らって後半のどこかで中村に代えて投入。吉村には中村ほどの「1発」はないものの、よく「飛び出し系」MFに分類される中村よりも遥かに優れた「前線への飛び出し」に必要な諸条件を備えている。
 負けている(引いて守られている)ゲームであれば、いわゆる追い越しによる「タテの変化」を演出出来る吉村は中村よりもよっぽど役に立つ。事実大分戦で引いてくる相手に対してそれを崩す可能性を感じさせる動きをしていたのは何度もFWを追い越してボックス内に飛び出していた吉村だった。その意味では、新潟戦でネルシーニョが「攻撃的な」選手交代として、ワンボランチだった吉村をベンチに下げてウイング(トップ)に渡邊を入れたのは、間違いだったと俺は思う。渡邊の投入(そして3トップへの移行)自体は悪くないアイデアだったが、下げるなら吉村でなく中村だった。
 勝っている試合でも吉村の途中出場は効く。例えば先週の新潟戦、前半から終始動きの重かった中村の緩慢な守備からカウンターを誘発するシーンが何度か見られた。要は疲労で体が動かず、頭も働いていないため反応が鈍く、そのためアプローチも遅くなり全部「行かせて」しまった上、後ろからも追い掛けられないので一気にディフェンスラインまで持って行かれたわけなんだけど、こういうシーンは今後も試合を重ねてシーズン終盤に近付けば続出してくるだろう。もし勝っている試合で逃げ切りを意図しているにも関わらず中盤がこんな調子になったら・・・俺なら迷わず(新潟戦で言えば中村と交代で)吉村を投入する。アンカーとして置いておくのは心許ないが、スタミナがありタフな吉村を入れることで中盤での守備は確実に活性化する。前から潰す手段として吉村は武器になる。

とダラダラ書いてきたら、いつものごとく長くなりすぎたので、また違うプランに関しては気が向いたら日を改めて書きます。
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by tknr0326g8 | 2005-07-23 04:12 | Pre-view
浦和戦プレビュー#2
 今シーズン30分と浦和の試合をまともに観ていないので、「浦和対策」というのは正直言って分からない。webで拾った情報から分かるのは、アルパイの復帰がまだ間に合わないということとネネが離脱したということぐらい。なので、名古屋がどういうサッカーするのかという観点からプレビュー書きます。

 名古屋にとって明日の試合で一番影響のありそうな要素は何と言ってもマルケスの欠場(累積警告)だ。「浦和にエメルソンがいるなら名古屋にはマルケスがいる」(byネルシーニョ)というぐらいの真のワールドクラス、影響がないわけがない。
 今シーズンの名古屋の戦い方を見ていると、おそらくネルシーニョは、マルケスが出ようと出まいと「まず守備から入って、その中から先制点を奪い、(あわよくばカウンターから追加点を奪って)逃げ切る」ということを考えているはずだ。しかしマルケスがいないと得点(先制点)を奪うということに関して選択肢が狭まることは否定できないし、プラン通りに先制点を奪う展開になったとして、前線でキープできるマルケスの不在は試合終盤地味に効いてくるだろう。
 そんなマルケスの代わりをつとめることになりそうなのが杉本だが(ネルシーニョが携帯サイトのインタビューで言っちゃってるから間違いない(笑))、杉本にはマルケスにはないスピードという武器があり、そんな杉本がマルケスの代わりに前線にいることでチームとして良い点もある。例えば、チームとして苦しい時に相手のDFラインの裏狙って(杉本を走らせて)蹴るという作戦をとることが出来る。(去年からスタイルを変えていないのであれば)前線(2トップ)から猛烈な勢いでボールを奪いに来る浦和に対しては、DF付近での中途半端なプレーは禁物だ。その意味でもこれは意外と有効かもしれない。多分明日の試合では、杉本は前半から何度もロングボールを追っ掛けて相手のDFラインの裏のスペースにダッシュを繰り返すことになるだろう。例えそれがチャンスにつながらなくても・・・。そして浦和FWのお株を奪うような杉本のスピードを生かした光速プレスは、闘莉王をはじめとした浦和DFに対して意外と有効な気が俺はしている。普段相手チームがやられて嫌なことを浦和に対してやり返してやりますか。

 苦しい時間帯はロングボールで杉本を走らせてもいいから、浦和のプレスが緩んだら、クライトン、本田が中心になって中盤でポイント作って攻める。明日の試合、守備をベースとしつつも、そんな感じで攻撃のいいシーンが見られることを期待したい。それで勝てれば名古屋の強さは本物だ。
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by tknr0326g8 | 2005-05-01 00:40 | Pre-view
浦和戦プレビュー#1 「想定外」の一戦
 よりによってアウェーの浦和戦を完全な「想定外」の状況で闘わなければならないとは。

 ヴェルディ戦も見ていないのに日曜日は浦和戦。そのプレビュー第一弾ということで、今日(#1)はマクロ的な視点から。

 前にも書いたように俺は「外国人2トップ」というものに対して決して否定的ではない。(かと言ってそれが好みと言うわけでもないが)チームを作っていく上で、それはあくまで「オプションのひとつ」であり、プラス面マイナス面を考慮して、その時のチームの状況やチームの目指す方向性、短期的・長期的な目標によって変えていけばいいというのが基本的な考え方だから。
 日本人で計算の立つFWがいるわけでもなく、スポンサー等を考えてもJ2に落ちることは決して許されないというチームの性質から判断すれば、外国人2トップというオプションも有りかな・・・というのが名古屋に対する俺の考えだった。「優勝」を口にするには、日本人選手を含めたチーム全体でのレベルアップがまだまだ必要だが、そう簡単にはチームは強くならないので、とりあえずレベルの高い外国人2トップで勝ち点を稼ぐ(J1に残る)間にチームとしてレベルアップを図っていくという方法も有りだなと、そんな風に考えていた。
 だが、そんなチームが今回の浦和戦を迎えるに当たり「想定外」の事態を迎えている。
 前にも書いた通り、いくつかある「外国人2トップ」の利点のひとつは、「一人が試合に出られなくても、もう一人がいることで影響を最小限に喰い止められる」ことだが、今回の試合では謹慎中のウェズレイの移籍が決定的となり、さらにFWとしては異例のハイペースでの累積警告によりマルケスが出場停止、外国人2トップが二人とも不在の事態となった。それをオプションとして採用している名古屋にとってこれは完全な「想定外」。チームはこれにどう対応するのだろうか。しかもアウェーの浦和戦。こちらがいくら手負いの状態であると言っても、相手チームもサポーターも当然容赦してくれるわけはなく、むしろ「好調名古屋を叩く」ことに燃えているぐらいだろう。(普段逆の立場だからよーく分かる(笑))

 こう考えると一サポーターの俺は頭を抱えたくなるが、希望が全くないわけではない。今シーズンの名古屋は、チーム全員がより強い気持ちを持ち、組織どうこうではなくひとつのチームとなって戦っている。残された(日本人を中心とする)選手ひとりひとりが、このところの戦いの中で、俺の「想定」を越えた「勝者のメンタリティ」を身に付けていることに期待したい。それは俺にとってだけでなく、浦和にとっても浦和のサポーターにとっても「想定外」のはずだ。そこに必ずチャンスがある。

 まあそれでも明日の(中スポ)朝刊の見出しが、
 「ウェズレイ出場直訴!マルケス不在の緊急事態に」
 とかならそれはそれで埼スタに観に行く側としても奮い立つけどね。(笑)
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by tknr0326g8 | 2005-04-30 03:43 | Pre-view
東京V戦を簡単にプレビュー
 この前の土曜日、柏に出掛ける前にTVでヴェルディと新潟の試合を前半だけ観た。
 シーズン開幕前の前評判が高かったヴェルディも、実況アナウンサーが言うには、怪我人続出でなかなか安定した成績は残せていないとのこと。言われてみれば戸川や小林慶がいないし、相馬の膝には分厚いテーピングが施されている。
 (前半だけ観た)感想としては、ヴェルディは相変らず攻守の切り換えが遅いし、ディフェンスの緩さが目につく。前節から取り組んでいるという4バックは、ラインが不安定で新潟のちょっとした崩しで簡単に裏を取られていた。少なくともラインは全く機能していない。名古屋にとってこれは狙い目だ。マルケスを基点に2列目から中村と本田がDFラインの裏を狙ってどんどん飛び出して行けば自ずとゴールチャンスは増えていくだろう。杉本を使っても面白い。
 そしてもうひとつ、(ヴェルディにとって)右サイドからのクロスに対して相馬のマークがえらく緩い。ということは・・・柏戦でもゴール前へのいい上がりを見せていた山口Kに得点チャンスが訪れそうだ。
 逆に攻撃ではやっぱり注意すべきはワシントン。ちょっとやそっとユニフォームを引っ張ったぐらいじゃ倒れそうにないから、派手な反則して退場者が出なければいいけど。
 その他はマッチアップで見ると、トップ下に配置転換され、ボールを持ってようが持ってなかろうがとにかくゴール目掛けて突っ込んでくる感じの平本もなんかイヤな存在。名古屋の場合、去年から本当にこの辺のスペースがポッカリ空くからな・・・。ボランチを含めた守備ブロックが去年のメンツに戻ったことだし、チームとしての真の成長が問われることになりそう。
 あとは、いわゆる「上手い」選手が揃うヴェルディの中にあってもひと際その才能が輝きを放っている小林大悟。この小林大悟とSBの山田が絡んだ右サイドからの攻撃は脅威で、こことマッチアップするのが中谷とクライトン・・・守勢に回れば明らかに不利だ。先手必勝じゃないが、この二人にマルケス、本田を加えた4人の攻撃で、小林大悟と山田を相手陣内に釘付けにしてもらおう。
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by tknr0326g8 | 2005-04-28 01:50 | Pre-view
セレッソ戦プレビュー#2 中村を代表に
 先日概要が発表された「キリンカップサッカー2005」。かつては小倉が(覚えてるだけで)パパン、カントナ、ジョルカエフ、ジノラ、ブラン、デサイー、デシャン、ル・グエンと錚々たる面子がいたフランス代表からゴールを奪い、平野がクロアチアから初キャップ初得点を記録この大会。ヨーロッパ組を召集するという話もあり、新しいメンバーの招集は難しいかもしれないが、是非とも名古屋から久々に(フィールドプレーヤーで)代表に選手を送り込みたいことろだ。

 そして今の名古屋においてその筆頭格と目されているのが(去年このブログを始めて以来俺の「期待」をいろんな意味で集める)中村と古賀。中でも中村は今シーズンここまで抜群のコンディションの良さを誇っている。中村が代表レベル(国際レベル)でどこまでプレー出来るのか、またそのレベルのプレーヤーなのかに関しては、俺には一切の責任は持てないが(笑)、少なくとも入団以降ずっと中村を観ている中で、中村のコンディションが今一番良いということは間違いない。それはひょっとしたら彼の選手人生の中でもピークなんじゃないかと思わせるほど。そして、中村というプレーヤーの特徴を考える上で、「フィジカル」というのはとても重要なキーワードでもある。つまり、中村が代表でキャップを刻む運命にあるプレーヤーであるならば、フィジカル(コンディション)的に最高潮に達している今がベストタイミングだし、今をおいて他にはないということだ。

 もちろんこれからの連戦でコンディションが下がっていくことも考えられるが、中村が代表に向けてアピールするためには、アピール材料は「ゴール」、これを置いて他にはない。そしてそれは、もし仮に代表に選ばれた場合においても、代表(の特に競争が激しい中盤)に生き残って行く上で求められる要素でもあると思う。

 そこで明日のセレッソ戦だ。本田のベンチスタートに伴い、中村は本来の右SHではなく左SHとしてプレーする。ナビスコ・鹿島戦のプレビューにも書いたけど、この左SH、中村にとっては意外と持ち味を生かせるポジションだったりする。右サイドではどうしてもサイドへ流れがち(それはそれでチームの戦術としては有効ではあるんだけど)なプレーに比べ、左サイドでは中へ切れ込んでのシュートでそのシュート力を活かすことが出来る。また中村に一番欠けている(と俺が思っている)「ボックスの中へ入っての仕事」を意識してプレーするには、この左SHはうってつけだ。マルケスが左サイドに開いてチャンスメークすることが多い分、中村にはそれとクロスするようにボックスの中へ入り、ボックス内の人数を増やさなければならない。得意のミドルシュートを狙おうと、これまでのようにボックスの外あたりでこぼれ球を待ってしまってはいけない。それはクライトンやヨンハッの仕事。さらに言うなら、マルケスが左サイドでボールを持った時にその周りをフォローでウロウロしてる中村も見たくない。それは渡邊の仕事だ。とにかく中村は、マルケスが左サイドでボールを持ったらボックスの中にポジションを取って欲しい。豊田との位置関係や、中に入っていくタイミングも考えて。鹿島戦ではマルケスが欠場したことで期待したような動きは見られなかったが(ボールを持った時に中に切れ込んでのシュートは何回かあったけど)、セレッソ戦ではそういうシーンがいくつ見られるだろうか。とにかくセレッソ戦は中村の「得点」、これに期待したい。そう言えば、目標の「10ゴール」に向けまだ0ゴールですよ?
 そしてセットプレー。ウェズレイ、本田が不在でキッカーが中村ひとりという状況もあるが、増川、古賀、ヨンハッに加え、豊田も加わる明日の試合、セットプレーはチームとしてさらに確実な得点源。これも最後まで集中を切らすことなく、これまで通り鋭いボールを蹴り込んで欲しい。出来ればキーパー外して。

 ちなみに、中村に関して言うと、俺は彼の特徴を最大限に引き出すには本当はセントラルMFがベストだという思いは変わってない。これは去年書いた選手紹介・中村直志篇中村のポジションについてのエントリーの中でも触れた通りで、それは(別にファンじゃないけど)最近チェルシー押しで申し訳ないが、ランパードみたいなのが中村の理想的なカタチかなという思いも同じ(不動)。でも代表狙うとなるとボランチは厳しいかな?小野、福西、稲本、遠藤、中田浩二・・・。それよりは、中田英や中村俊輔がいるものの、藤田が相変らず呼ばれ続ける2列目の方が可能性は高いかもしれない。
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by tknr0326g8 | 2005-04-09 03:40 | Pre-view
セレッソ戦プレビュー#1 先発予想とスーパーサブ
 どうやら明日の試合は、FWは杉本に代えて前節アシストを決めた豊田、そしてMFではコンディションが整っていない(?)本田を外し、通常右の中村を左SH、右SHには山口Kというナビスコ・鹿島戦のような布陣となるようだ。
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 携帯サイトのインタビューとかを読むと、守備では右サイドの角田と山口Kがセレッソのゼ・カルロスと古橋のコンビを抑えることに重点を置き、DFラインでは西澤、黒部といったアタッカーに対して特にハイボールをケアしているようだ。
 攻撃はおそらく、速いタイミングでマルケス、豊田にボールを入れ、そこでのキープを基点に中村や両サイドが絡んでいく形と、鹿島戦のように左サイドで中村、クライトンを中心にボールを動かしながらラストパスのチャンスを狙ったり、サイドチェンジしてタイミングの良い角田の上がりを使っていく形が中心になりそう。

 そしてベンチスタートで試合の流れを変える切り札にもなりそうなのが二人のルーキー。
 高卒ながら開幕スタメンを飾りすでにチームに欠かせない存在となっている本田は、正月の選手権があり、すぐさまユース代表のカタール遠征、その後名古屋のキャンプに合流し、J開幕、そして再びユース代表のブラジル遠征と、ここまでほとんど休みなく働いてきた。このまま行くと、シーズンをフルに戦い抜くとか以前に「名古屋の夏」を越えられるか心配なくらいだ。6月のワールドユースに照準を合わせる意味でも、只でさえ連戦が続く4月、ここら辺りで休養を挟んでおくことも悪くないと思う。(本人は試合に出ながらコンディションを整えたいと言うだろうけど) 
 第2節磐田戦でセンセーショナルなデビューを飾った杉本は、ここのところの試合でその「間合い」の近さが気になっていた。確かキャンプでこのあたりの感覚を「プロ仕様」に修正するトレーニングをしていた(という記事かレポートを読んだ)記憶があるんだけど、試合とともにマークも厳しくなり、プロの厳しさを体感するにつれ、感覚が戻ってしまったのだろうか。厄介なことにプレッシャーを感じれば感じるほど近くなってしまうのがこの間合いというやつだ。だからここ何試合かはボールを持った時の相手DFとのガチンコ勝負ではほとんどが相手に引っ掛かってしまっている。但しそのスピードがJでも通用することは実証済みだし、スペースを使うプレーや前線からのディフェンスに関しても及第点。そのスピードがスーパーサブという起用で再び輝きを取り戻す可能性は十分にあると思う。
 
 ナビスコカップのセレッソ戦を観ていないので何とも言えないが、今シーズン、リーグ戦未勝利のセレッソに勝ち点をプレゼントするようなお人好しぶりはもういらない。
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by tknr0326g8 | 2005-04-09 00:09 | Pre-view