Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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来るのか?ルイゾン
 正式な発表はなまだいものの、日本とブラジル双方のマスコミで既成事実のように語られているルイゾンの名古屋移籍。いい加減待ちくたびれたのと、本田の出番がなくなってしまったユース代表には興味半減(一応見てるけど)なので、ルイゾンについて書いてしまおうかと。
 ルイゾンの名古屋移籍(の可能性)について最初にスッパ抜いたのは「Foot!」での藤原清美だったが、名古屋はその後ウェズレイとマルケスの2トップが相次いで退団(ウェズレイはレンタルでバイーアへ、マルケスはA・ミネイロへ移籍)、俄然その情報が真実味を帯びてきて、俺もそのルイゾンを観てみたくなった。
 というわけで、2002年の日韓ワールドカップ(予選リーグと準決勝で2試合(いずれもトルコ戦)に途中出場)と、去年のブラジル全国選手権(ボタフォゴ所属)、今年のリベルタ・ドーレス(サンパウロFC所属)をビデオでチェックしてみた。

 そうして出た結論は・・・

 「ルイゾンに期待してはいけない」

 その理由について語る前に、名古屋というチームにおける外国人選手に関する俺の考え。
 名古屋はよく「外国人に当たりが多い」と言われる。ピクシーを筆頭にそれはいちいち名前を列挙して実証するまでもない。そして同じくらい聞かれるのが「外国人頼み」というフレーズ。前者は時にTOYOTAマネーと揶揄されることはあっても大抵がポジティブな評価であり、後者は真の強豪チームになれない理由のひとつとして常に引き合いに出されるネガティブな評価だ。しかし名古屋においてこれら二つの要素は、コインの裏表のように決して離して考えることが出来ないものとなっている。高い能力を持つ(外国人)選手がいてそれを軸に戦術を組み立てるという(チームを作る)ことは当然のことで、それは「依存」とは呼ばれないし、そこでは「(外国人選手の)ハイレベルなパフォーマンス」と「依存」は別次元の話だ。しかし名古屋というチームにおいてはそれらが論理的なつながりを持ってしまっている。
 どういうことかというと、名古屋において「当たり外国人が多い」秘密は、実は日本人選手達の極端なまでの外国人依存に一因があるのだと俺は思っている。つまり<原因>が「外国人依存」で、<結果>が「当たり外国人」という関係。フロントがTOYOTAマネーをバックに(?)能力の高い外国人選手を連れてくる。そしてかつてピクシーに「respect me!」と言われたからかどうかは知らないが、その外国人選手達に過剰なまでの「敬意」と「遠慮」を示す日本人選手。それはピッチ上での現象としては「外国人選手に否応なく(無条件に)集まるボール」という形で現れる。あとは外国人選手達が思う存分持ちうる能力を発揮すればいい。それは「信頼」とはまた違ったニュアンスのものだが、そこでは外国人選手がチームに馴染む時間も、チームとしての戦術や約束事を消化する時間も大幅に軽減する(というかスッ飛す)ことが出来る。
 例えば、チーム作りにおいて同じような特徴を持つFC東京と新潟という2チームにおいて、おそらく同じような理由で出場機会が限られているダニーロとアンデルソン・リマ、ぶっちゃけ言えば俺はこの二人が名古屋に来れば、かなり高い確率で持ち味を発揮し「当たり」外国人としての評価を不動のものにしていたんじゃないかと思う。名古屋ではこの二人を外す理由がないし、出場機会と「respect」という名の依存と寛容な心に恵まれた彼等は、ピッチ上で思う存分その特徴を表現するに違いないからだ。アンデルソン・リマなんて純粋なサイドのいない名古屋の右にピッタリ。「ピンチ(FK)キッカー」とかいうクダラない使い方するぐらいなら名古屋に譲ってくれないかな。(笑)
 但し、この「能力の高い外国人」(X)と「日本人選手の外国人依存」(Y)との調合によって起こるアウトプット=「当たり外国人」(Z)という名古屋特有の方程式にはひとつ条件がある。その条件とは、「能力の高い外国人」(X)に関して、ひとりで局面を切り開く特徴が備わっているということだ。アタッカーならヘディングでもシュート力でもFKでもキラーパスでもドリブルでも、DFならボール奪取能力でもカバーリング能力でもなんでもいい。とにかくハッキリとした「個の力」が必要だ。

 そしてここで話はルイゾンに戻る。
 ハッキリ言うが、ルイゾンには(エメルソンのように)相手DFをブッチ切るスピードも、(ワシントンのように)相手DFをなぎ倒す強靭なフィジカルも、(マルケスのように)相手DFを翻弄する技術もない。彼にあるのは卓越した戦術眼とゴール前で点で合わせる上手さ。ゲームの中で目立つシーンは、ポストに入ってボールを受けて周りの味方を使うシーンや、瞬時に状況(敵含む)を把握して動き直しながらゴール前にポジションを取るシーン。ルイゾンは決して「怪物」ではないし、「怪物」的要素もない。もっと言うなら、ルイゾンというプレーヤーは、周りの選手達の技術・戦術両面でのレベルが高くなければ成り立たないプレーヤーだ。

 だからこそ俺は言う。

 「ルイゾンに期待してはいけない」 と。

 名古屋が今まで通りの名古屋であるならば・・・。 


 しかし・・・そこで藤田俊哉。
 もし本当にルイゾンが来るのなら、藤田俊哉の獲得はとてつもなく大きな意味を持つ。俺の見立てが正しければ、この二人は巡り会うべくして巡り会ったと言っても過言ではないぐらいプレーの相性が合うはずだ。この二人は出来るだけ近くにポジションを取らせたい。
 それ以外にも高い意識と積極性を持つ本田であれば存分にルイゾンを「利用」出来るだろうし、中村の得意な(というか俺にはそれにとじ篭っている感じの方が強い)右サイドへ流れてのクロスにルイゾンが中で合わせるパターンはホットラインになる可能性もある。中断前にネルシーニョが愛用していた1トップも、マルケスよりはルイゾンの方がしっくりくるだろう。
 もしこれまでの名古屋のように「あとはよろしく」的なパスを出されたとしたらルイゾンがどうするかも少し興味深い。意外とゴールハンターの血が覚醒して、強引な突破からゴールを量産したりして。(笑)

 そう考えれば、不安半分・期待半分ぐらいか。

 そしてこれはハッキリと言える。
 名古屋がルイゾンのようなタイプの選手を上手くチームに取り込んで「当たり外国人」にした時、それは名古屋がチームとして成長した証と言うことが出来るし、名古屋が真の「強豪」の仲間入りを果たしたと言っても差し支えないだろう。そしてチームとして進むべく道しるべはそっちに向いている。

 ああ、あとルイゾンをトップに据えて藤田をその下に置いた4-2-3-1(4-4-2)なんて、なんとなくユースを彷彿とさせるようで俺は好きだな、流れ的には逆だけど。(笑) もし実現すれば、久保とか新川にとっていいお手本(ルイゾン→久保、藤田→新川)になりそうだし。
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by tknr0326g8 | 2005-06-19 06:16 | Topics & Issues
ワールドユース オランダvs日本 @ch180
 ほとんど本田目当てで深夜まで起きててワールドユースのオランダ戦を観たわけだけど、相手が開催国で、しかもA代表経験者を何人か擁するということを差し引いたとしても、俺の頭に浮かぶのは「?」だ。これでいいのか?という。

 日本はてっきりカレンが先発するのかと思っていたら、意外にも苔口がスタメン出場し平山と2トップを組んできた。家長、兵藤、本田、小林の4人で構成する中盤は、攻撃的な位置で家長が左寄りにポジションを取っているんだけど、残りの3人は、オランダの逆三角形の中盤に対応(マーク)するような形で、本田と小林がダブルボランチを組み、兵藤がかなり内側に絞っている。つまり、●をオランダの中盤の選手とすると、こんな感じ↓のポジショニングだった。

       ●
家長   兵藤

   ●      ●
  本田     小林

 試合は開始早々から地元のオランダが、前線にタレントを揃えているという前評判どおりガンガン押してくる。特に左サイドの7番は強烈で、猛烈なスピードで日本ディフェンスを何度もブチ抜く。日本不動の右サイド・中村北斗も全くなす術がない。そして彼の突破が起点となってあっという間に2得点。1点目は得点を決めた選手への小林のマークが全く緩かったし、2点目は、中村、小林、本田、柳楽が次々とブチ抜かれた。本田も一回は身体入れたんだけどな。
 日本はと言えば、敢えて前から行くのではなく、前線から引いて守り、ボールに対するプレッシャーもセンターサークルに入ったぐらい(ほとんど自陣手前)から。そして自陣深い位置でなんとかマイボールにすると、攻撃はタテへのロングボール一辺倒。しかし苦し紛れのフィフティなロングボールでは、平山がなんとか触ったところで結局は相手に拾われてしまう。前半、負けているチーム(日本)のボールキープ率30%台という数字がいかに試合になっていなかったかを示している。前半途中、早くも苔口をあきらめカレンを投入したのは、多分苔口が全くボールを引き出せていなかったため。カレンにはそれが要求されていたと思う。しかし時間帯もあって前半は流れを変えることが出来なかった。
 当然そんな戦い方だからボランチに入った本田が生きるはずもない。たまに本田にボールが入ると身体の強さを生かしたキープから(DFラインからのタテパスよりはよっぽど可能性があり、いい狙いの)パスを出していたから、もっと本田にボールを集めてゲームを作っていっても良かったんじゃないかと思う。
 個々のプレーヤーで見ると前線では平山が頑張っていたが、家長はオランダ人プレーヤーを前に当たりの弱さを露呈して、持ち前のテクニックを発揮できていないように見えた。

 後半になると、前半飛ばしに飛ばしていたオランダが失速する。だんだんと日本の選手達が余裕を持ってボールを持つことが出来るようになる。しかし相変らず作戦は深い位置からタテへのロングフィード一辺倒。そして60分過ぎ・・・ついに本田の足が止まる。まあ当たり前だ。必死に守備帰ってマーク捕まえて、やっとマイボールになっても自分の頭の上を通過していくボール。ほぼ守備専のパートナー小林と違って本田は攻めにも絡ま(出て行か)なければならない。今度は必死に前に向って押し上げて走る。しかしフィフティのボールは結局マイボールにならず相手に拾われ、本田はまた自陣深くに戻って守備。その繰り返し。そりゃヘバるし足も止まるよ。そして本田は水野と交代。(兵藤が一列下がって、水野が兵藤の位置へ)

 その後日本はセットプレーから平山のヘッドで一点を返し、なおも終了間際、家永に代え森本を投入し得点を狙いに行く。そしてロングボールに対して平山、カレン、森本の3人が前線に残るようになったことで、抜けてきたボールや跳ね返りを、カレン、森本がそれぞれ惜しいシュート放つようなシーンも出た。でもこれはリードされてる状況で行われる最後何分かのスクランブルなサッカーとなんら代わりはないわけで、日本は最後までやっているサッカーの内容自体は変わらなかった。(得点も入って)メンタル的に若干アグレッシブになったくらい。

 そしてそのまま1-2で終了。

 そう言えば、今日は本田にクライトンの影を何度か見た気がする。(笑) 近くで見て一緒に練習しているうちに、いつの間にかそのプレースタイルを(ボランチの)モデルとして吸収したのだろうか。でもこのサッカー(やり方)で、そしてこのポジションで、それでも本田が活きようと思えば、これはなかなか難題だ。それは今日も何度かあったように本田自身の強い意志によってそれを実現するしかない。
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by tknr0326g8 | 2005-06-11 06:14 | Other Games
藤田俊哉を獲得
 「藤田俊哉選手」新加入のお知らせ(公式)

 本当に来ちゃったよ・・・藤田俊哉。
 いや凄いよ。誰もが浦和優勢だと信じて疑わなかった(報知を除く)藤田俊哉の移籍先を土壇場でひっくり返したんだから。マジでこれ「プロジェクトX」で取り上げて欲しいぐらい。(笑)
 名古屋が本気で優勝(争い)をしたいと考え、現場とフロントがそこに藤田を必要だと判断したのなら、俺は全ての手を尽くして藤田を取りに行くのがフロントの仕事だと思った。それがTOYOTAマネーだろうが、ネルシーニョが出馬しての口説きだろうが、将来のポストの約束だろうが、ルール違反でなければありとあらゆる手を使って。それでもダメならピクシーの来日を前倒しにして、ピクシーに名古屋の10番のユニフォームを持たせて藤田に会いに行かせるぐらいすべきだと思ってたぐらい。
 結果的にはピクシーの登場を待つまでもなく、カネにモノ言わせるような形で決着したわけだけど、なんら恥じることはない。フロントはフロントの仕事をしたまでだ。他チームサポはともかくとして、名古屋の場合「身内」にも必ずこういう(カネにモノ言わせるような)やり方を批判する人間が出てくるけど、俺は今回のフロントの仕事を評価する。

 で、そんな藤田俊哉の加入に関して俺がどう思っているのかと言うと、概ねそれは歓迎だ。少なくとも今の名古屋に「あんなロートルイラネ!」と言えるような余裕はない。藤田の加入でネルシーニョがどういう戦い方を考えているのかはまだ分からないが、おそらく当面は1トップ(中山)の下に、本田、藤田、中村を並べることになるだろう。まだまだ物足りないがチームの柱に成長しつつある中村、その中村を含む名古屋の他の全てのプレーヤーとは別次元のスケールの大きさを感じさせる本田、藤田がこの二人と組む攻撃的な中盤はそれ自体でも楽しみだし、海外を含め豊富な経験のある藤田から名古屋の選手達が学ぶことはきっと少なくはないはずだ。特に中村には、MFにしてリーグ戦通算100ゴールに迫ろうかという勢いの藤田から多くを学んでもらいたいなあ。あとは俺が勝手に藤田と同タイプだと推している平林。

 不安よりも楽しみが先行しがちな今回の移籍で、唯一気に入らないことがあるとすれば、大金が流れる先が磐田だということだけかな。(笑)
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by tknr0326g8 | 2005-06-06 03:21 | Topics & Issues
原竜太、山形へ完全移籍
原竜太選手、モンテディオ山形へ完全移籍のお知らせ(公式)

 J最強の外国人2トップに試合出場を阻まれレンタル移籍した原が、その2トップが揃って退団したこのタイミングで完全移籍とは・・・皮肉以外の何ものでもない。俺は今こそ「計算できる戦力」として名古屋に戻すのかとも思っていた。逆に言えばシーズン終了後には、杉本の成長次第では微妙だとも思っていたけど。

 今シーズンの原は、昨年の京都での一年間がウソのように、J2でここまで4ゴールを挙げている。不運にも負傷してしまったが、この調子で「得点」という「結果」を残し続ければ、来シーズン(山形の選手としてではなくても)J1でプレーするチャンスもなくはないだろう。来年以降瑞穂のピッチで待ってるよ。ただJ1へ移籍するなら東京以外でお願いします。泰成と竜太がセットで東京にいたら東京ファンになりそうだから。(笑)
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by tknr0326g8 | 2005-06-03 09:21 | Topics & Issues