Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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名古屋グランパスエイトシニアユース(JFL第3節 横河×刈谷)
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 本田が出場していた時の選手権以来となる駒沢に行って来ました。
 目的は平林、日下、石橋という7年前に富岡(甲府)、神丸(愛媛)等とともに高円宮杯(U-15)で全国制覇を成し遂げた元祖黄金世代トリオに加え、元U-18日本代表候補の高橋などの元名古屋ユース期待の星を何人か擁し、あたかも名古屋グランパスエイト“シニア”ユースといった趣きを醸し出しているFC刈谷。

 注目のメンバーは、今シーズン名古屋から移って来た平林と高橋、そしてJrユースから鹿実→大商大を経て地元に戻ってきたルーキー・石橋がスタメン。日下もどうやらベンチにはいるようだ。

 俺の中で対戦相手の横河武蔵野FCに関しての予備知識が全くなく、かつて鈴木慎吾(新潟)を輩出したことから伝統的にサイドアタックが特徴なんだろうなどと勝手に思い込んでいたわけですが、試合は前半から横河が刈谷の両サイドを予想以上に蹂躙する展開。というより、3バックの前に浮氣をアンカーとした3センターという3-3-2-2のようなフォーメーションの刈谷は、サイドがスカスカを通り越してガラガラ。これはチームとしての戦術なのだろうか、全く修正もなされぬまま、サイドを基点に次々と面白いように決定機を作られて前半だけで3失点。ちょっとした横河サポ感謝デー状態だった。

 後半になると3点をリードした横河は店じまい。しかしようやく自分達の思い描く形が作れ始め、さらには選手交代で愛知FC出身の「和製ロナウド」こと矢野隼人や、上でも書いた高円宮杯(U-15)決勝の国立の舞台で素晴らしい直接FKを決めた光景が今でも俺の頭に強く残っているNO.10日下を投入した刈谷だったが1点を返すのが精一杯だった。

 試合後サポーターのところに挨拶に来た後もずっと頭を上げられず号泣していた平林。試合を観た感想としては、ボールを持ち過ぎて囲まれるような場面も多く、名実ともにチームのエースとして「自分がやらなければ」とちょっと気負い過ぎているように見えた。確かにドリブルも得意でテクニックもあるが、彼はロナウジーニョやメッシではない。ちょこまかしたテクニシャンに見られがちだが、彼はそれ以上に動きの量と質に優れた特徴のあるプレーヤーなので、組織の中で周りに使われながらプレー出来れば彼自身の能力も引き出されると思うんだけどな。そのためにはチームとしてせめて前線にあと一人突出した存在が欲しいところだが・・・。

 ただ、チームとして頑ななまでにパスをつなぐことに固執しクサビを入れてからの中央突破という、まだミスが多く完全に具現化出来てはいないがひとつのスタイル(方向性)を持っているチームは、今後個々の能力がちょっとづつアップして連携が深まっていけば成長していく可能性も感じられた。愛知県出身者(もしくは愛知県に馴染みがある選手)を多く揃えるという点でも愛知サッカーの象徴的な存在になれるよう頑張って欲しいと思う。

 ちなみに刈谷が後半返した1点は前線で平林が相手からボールをかっさらい、高橋と二人でGKとDFをチンチンに交わした後、無人のゴールに高橋が蹴り込んだ意地のゴールでした。このシーンにはサポーターも溜飲が下がったのではないでしょうか。
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by tknr0326g8 | 2007-03-24 17:33 | Other Games
名古屋グランパスエイトサテライト(ナビスコカップ vs甲府)
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 リザーブリーグかと見間違うようなメンバーながら、奪ったボールはサイドに展開しピッチを広く使いながら甲府DFの裏を狙っていこうという明確なイメージを共有して戦っていたように見えた名古屋でしたが、フルメンバーの甲府とでは攻守両面においてグループとしての動き(の完成度)に大きな差が存在し、必然的に試合は甲府に支配を許し後手に回る展開。
 結果は甲府DFの裏に抜けた玉田がGKを交わしてループで決めた狙い通りかつ美しいゴールで幸先良く先制したものの、セットプレーから二点を奪われ逆転負けを喫してしまいました。


<<補足メモ>>
■失点シーン
 特に二失点目は、相手ボールのセットプレーに対してラインを作る形でゾーンを敷く名古屋のディフェンスに対して、そのラインとGKとの間に最初から甲府の長身選手たちが入ってポジションを取っていて、そこに蹴り入れたボールをGKと競り合いながら決めるという、名古屋(フェルフォーセン)流ゾーンディフェンスの盲点を突いた作戦から。この策は3人ぐらいいる甲府の選手の誰かがGKと接触して押さえ残りの誰かが決めるというスタイルにGKチャージの疑惑が残り、CK以外には使えない(オフサイドになるので)という欠点があるものの、現状名古屋としてもGK(楢﨑)が相手三人ぐらいを相手に一人で頑張って競り勝つしか対応策がなく、後半もCKの度に楢﨑は獅子奮迅の活躍でした。今後はラインも含めて対応策を考えていかなければならないでしょう。

■攻撃の形
 奪ったボールをサイドに展開してもサッと2対1の状況を作ってしまう甲府に対して、名古屋のサイドアタックが機能しているとはとても言い難い展開でした。吉村、山口K、須藤というセンターの三枚も攻撃に変化を付けることが出来るタイプではなく、そうなるとチームとしてはただ実直に監督に刷り込まれたスタイルを繰り返すのみ。もう少しゴールに向かってダイレクトなプレーがあっても良かったかな。巻が甲府DF相手に競り勝てないなら話にならないですが、決して負けてはいなかった(むしろ決定的なシュートを前後半1本づつ放った)わけで、巻の頭とそのこぼれを意識したプレーというのを織り交ぜればもう少し有利な戦い方が出来たかなという気はします。

■ユースコンビ
 先発でリベロの大役を任された吉田麻也、そして途中出場で決定的なチャンスを作った新川織部。大袈裟に言うなら吉田麻也はガチ。ユースの時同様堂々たるプレー振りはとても公式戦デビューとは思えないぐらい。新川も最前線でドリブルで勝負を仕掛けられるというこれまでの名古屋にはいなかったタイプのプレーヤーで、観ている側からすると無条件に期待値を引き上げられる存在。この二人に今日ベンチ入りしながら出場機会のなかった福島も含めて今後に期待ということで。ちなみに新川は練習試合では右サイドでも使われているようですが、今日は投入直前に2トップ+トップ下に玉田というシステム変更があり、巻に代わって入った新川は津田と2トップを組んでました。

思い出したことがあったらまた書きます。
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by tknr0326g8 | 2007-03-21 21:08 | Game Review