Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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名古屋上陸
本当は久しぶりに青いユニフォームに袖を通した中田健太郎の雄姿を見に二年ぶりの仙台に行こうと早い段階からチケットまで買ってた準備してたんですが、初戦(29日)のブラジル戦で先発した中田がよりによってイエロー二枚で退場してしまったので急遽予定変更。ガンバとの(トップ&サテ)二連戦にターゲットを合わせ直しました。それでも前節の川崎戦で名古屋の選手達が見せた闘う気持ちや、ピッチ・スタンドが一体となって味わい共有した悔しい気持ちがなければ、名古屋まで来ようなんて思わなかったわけですが…。
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by tknr0326g8 | 2007-08-31 22:15 | Topics & Issues
第23節 vs 川崎 1-1  @等々力
 「格上」の川崎に対し、フェルフォーセンが採った策はやはりガチンコでのマッチアップだった。前節大宮に快勝した4-4-2をアッサリと捨ててまでフェルフォーセンがこのマッチアップを採用したのは、まずは川崎の強烈な個を伴う攻撃をしっかりと抑えるところから試合に入ろうとしたからにほかならない。そしてこのガチンコ作戦と選手達の集中力が高いレベルでシンクロしていた名古屋は、雨に濡れてスリッピーなピッチが川崎から本来のボールコントロールを少しだけ奪っていたことにも助けられ、川崎相手に互角とは言わないまでも十分に渡り合うような試合を展開した。

 メンバー表を一見しただけでは全く読めなかったフォーメーションは中村をインサイドの高い位置に置くことで全てのパズルが解けた。フェルフォーセンの頭の中に中村をインサイドで使う選択肢が残っていたことがそもそも驚きだが、川崎封じの肝である中村憲剛潰しと中村直志が本来持っている特徴を活かすなら、この起用は実は非常に利にかなった一石二鳥とも言うべき策だ。そして中村と藤田が受け渡しながら川崎のダブルボランチに対して忠実なマークを見せたことが試合の流れを決定付けたと言っても過言ではない。
 中盤の底では、前節右SBでそのポリバレントぶりをいかんなく発揮していた山口Kがこのポジションでもツボを押さえたプレーを披露していた。マギヌンを主に見ながらバイタルエリアに入ってきた相手に対して確実にスペースを潰してアクションを奪う。SBから中盤に戻った途端にショボショボに戻ってしまったパスはともかくとして、そのプレーを見ればどうしてフェルフォーセンが山口Kを信頼し起用し続けるのかが分かるだろう。
 川崎相手に練ってきた作戦はまだまだ続く。セットプレーではただでさえ背が高くないメンバーが並ぶ中、ヘディングが強い部類に入る本田を大森とともに特定のマークを持たせずにゴールエリア内に配置する(そして残りの選手がマンマークを受け持つ)という大胆な采配。そしてゴールエリアに入ってきたボールに対しては二アサイド(や低いボール)であればこの二人が弾き出すがそれ以外は基本的に楢﨑が対応というやり方がことのほか上手くハマった。というよりは迫力に欠けた川崎のセットプレーがやや拍子抜けと言うべきか。名古屋(楢﨑)にとっては、ファーサイドに固まって一気に走り込んでくる川崎のやり方よりも、あたかじめゴールエリアに立たれて飛び出すスペースをなくされた方が嫌だったに違いない。

 川崎相手に狙い通りの型にハマった戦い方を出来ていた名古屋だったが、どうしても止めることが出来なかったのがジュニーニョだった。下がってボールを受けるジュニーニョに対して大森や米山が追尾型ミサイルのごとく付いて行って潰しに掛かるのだが、何人かに囲まれても鋭いターン一発でそれを振り払い次の瞬間にはゴールに向かって一気にトップスピードのドリブルで向かってくるジュニーニョだけはどうにも手に負えない。
 ジュニーニョ以外では中村と藤田のマークを避けるようにフラフラと前線に上がって来る谷口に対してマークが付ききれていないのが気になったぐらいだろうか。

 一方の攻撃では少しでも判断が遅れると川崎の寄せの前に道筋を失ってしまうという厳しい状況の中、それでも名古屋はゴールへの足掛かりのようなものを微かに見出せてはいた。箕輪欠場の影響もあってか川崎の最終ラインが意外とサイドからのクロスボールに対してマークを外してしまうようなシーンが目立つのだ。中に玉田しかいない場面で杉本がクロスを上げ「オイオイそこで慌てて放り込んでどうするんだよ」と思っていたら上手くマークを外してフリーになった玉田がシュートを放ったりするシーンもあったし、本田のコーナーキックに対して玉田が二アサイドで合わせて先制点を奪ったシーンなどもこれに当たるだろう。ヨンセンがいないことでサイドからのクロスでは勝ち目がないと思っていたが、これなら早いタイミングで渡邊を投入しても面白いかもしれないと俺は思っていた。結果的にはこれがハズレとなったわけだが・・・。

 一点をリードして迎えた後半、立ち上がりから一気に攻勢を強めてきた川崎。しばらくは押されっ放しだった名古屋だがしばらくするとカウンターでこれに対抗し始める。フィニッシュが甘く得点には結び付けられなかったが決して悪くはない展開だった。しかし本田の不可解な退場を機にゲームの流れは一方的になってしまった。さらにはフェルフォーセンも退席処分となり、これに選手交代が追い討ちをかける。
 本田が抜けてから左アウトサイドには杉本が回っていたがスタミナ切れを憂慮したのかベンチは杉本に代えて渡邊を投入した。すると途端に川崎の右サイド・森勇介が躍動し始める。同点ゴールのキッカケとなったセットプレーにしても元はと言えば渡邊が森にブッちぎられたのが起点となっていたし、守備を考えて渡邊を投入したのであればこれは全く裏目に出た形になった。ではこの交代が守備だけでなく攻撃のためにも行われたものであったとしたらどうか。だとしたら何故最後のカードが玉田→巻ではなく玉田→片山だったのか。縦への突破からのクロスを持ち味とする渡邊に玉田(片山)のワントップで何をしようというのか。いくら川崎のDFがクロスに対して対応が甘かったとはいえ、その時点で名古屋の攻撃は玉田(片山)のドリブル突破、渡邊のタテに抜けてのクロスという要素がバラバラに存在するだけの断片的なものになってしまった。

 そして迎えるべくして迎えたジュニーニョの同点ゴール。名古屋選手達の足が止まった瞬間をジュニーニョは決して見逃さなかった。その後の名古屋は守って勝ち点1を名古屋に持ち帰ることに集中。結果的に勝ち点3を得られなかったのは残念だが、勢い付いた川崎に一気に逆転を喰らわなかったのは、一昨シーズンの最終節・ジェフ千葉戦@フクアリの頃と比べれば少しは進歩していると言っても良いのかもしれない。。
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by tknr0326g8 | 2007-08-30 00:27 | Game Review
第23節 vs 川崎 試合終了
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名古屋の選手達はいつもよりも体を張りよく頑張りましたが、審判によって作られるドラマには正直もうウンザリです。

この試合とても「戦術的」な戦い方をしていた名古屋。力の差がある相手だとフェルフォーセンの戦術家ぶりが際立ちます。しかしそのフェルフォーセンが退場した影響もあってか、今日は交代策が裏目に出てしまいました。
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by tknr0326g8 | 2007-08-29 21:22 | Game Review
第23節 vs 川崎前半終了
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前節のレビューの中で本田と玉田はセットプレーのキッカーを交代すべきと説いていたにも関わらず、本田のキックから玉田がニアで合わせて先制。完全なマッチアップを採用することで今のところ川崎の攻撃はなんとか抑えられてますが、ターン一発で簡単にマークをはがしてしまうジュニーニョの突破を何度か許していて、後半足が止まってくる頃が心配です。
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by tknr0326g8 | 2007-08-29 20:07 | Game Review
等々力到着
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スタメンを見ても選手達のポジション(並び)がどうなるのか想像つきせんが、ただひとつ感じた不安は名古屋があまりにも高さに欠けること。川崎も出場停止で箕輪を欠いているとは言え、セットプレーからの失点は覚悟しておくべきかもしれない。

そう言えば日比谷線の中で反町康治と一緒だったんですが本田のコンディションチェックでしょうか。ここはぜひ津田に反町の注目を本田から奪うぐらいのアピールを期待したい。
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by tknr0326g8 | 2007-08-29 18:58 | Game Review
明日の川崎戦
 なぜか去年に引き続き真夏の平日開催となる明日の川崎戦@等々力。俺も参戦予定なのだが、正直言って全く勝てる気がしない・・・。そもそもフェルフォーセンがこの試合に向けて4バックで行くのか3バックで行くのか想像がつかないのだが、それ以前の問題として三人の外国人+増川を欠くメンバーで川崎に対抗し得るのかどうか。マギヌンが復帰し、朝青龍顔のストライカーが覚醒しつつある川崎は間違いなく「大人気なさ」が復活しつつある。トンネルを抜けた名古屋がやっと取り戻しかけた自信を再び根本から破壊されてしまうのではないかという不安がよぎる。

 俺が監督なら明日は3-5-2を採用して敢えて川崎にガチンコでぶつかることを選択するだろう。前節大宮に大勝した急増4-4-2も悪くはなかったが、それでも俺が3-5-2を選ぶのは単純に山口Kを右SBに置いておくのがもったいないからだ。川崎でまず抑えるべきはジュニーニョよりも中村憲剛。その中村に当てるのは金正友なき今山口Kしかいない。いや別に最終ラインに米山を戻して大森を右SB、山口Kを中盤に戻した4-4-2にすればいいんじゃないかという話なんだが、ジュニーニョ対策を考えると大森は中央から外せない。
 一年前、ヨンセンの加入もあって4連勝で意気揚々と乗り込んだ等々力で名古屋は川崎に力でねじ伏せられ2-4の完敗を喫した。本田の累積警告による欠場も痛かったが、大敗の直接的な要因となったのはスピラールの欠場だった。バイタルエリアに一旦下がってボールを受け前を向くのが特徴のジュニーニョに対してスピラールの代役として3バックの中央に入った秋田は付いて行けなかった。スピラールならその鋭い出足で下がってボールを受けたジュニーニョを潰していただろう。スピラールと秋田ではサッカー選手として育ってきた背景(身体に染み付いた守備のスタイル)が違うから対応が異なって当然なのだが、あそこでジュニーニョを自由にしてしまったらやられるのは必至だ。ボランチに全盛期の今野並みの潰し屋がいるなら別だが、只でさえここにいるのが攻撃を主体とした藤田ということを考えると、前への出足に長ける大森をセンターに置いておくことがチームにとっては最善の策となるだろう。
 残りはもうガチンコ。本田と森、吉田麻也と朝青龍、津田と村上・・・(ある意味中村憲やジュニーニョ以上に今の名古屋にとっては脅威となる)大型選手を揃える川崎のセットプレーも含め選手を信じるしかない。そこで勝てれば試合も勝てるし、そこで負けたら試合も負ける。

 攻撃面では玉田・杉本の快速2トップが川崎DFにとっては間違いなく脅威にはなるだろうが、かと言ってロングボールで裏を狙うだけで崩せるほど川崎DFは脆くはあるまい。となるとポイントは中盤のセンターに入るもうひとりの存在がことのほか重要となる。吉村が負傷した今中村を入れるのか、本田を中に入れて渡邊をアウトサイドに起用するか、それとも若手(小川?)を抜擢するのか。このプレーヤーが名古屋で鍵を握ることになるのは間違いない。
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by tknr0326g8 | 2007-08-28 23:59 | Pre-view
第22節 vs大宮 5-0 @スカパー
 名古屋がこれほどまでに一方的な試合をしたのは2005年9月10日に瑞穂で行われた柏レイソル戦以来じゃないだろうか。その年のリベルタドーレスカップでサンパウロFCを南米チャンピオンに導いたルイゾンが二試合連続2ゴールとその真価を発揮し、突如確変した杉本がキレキレのドリブルで柏DFを蹂躙したその試合から1週間後ネルシーニョは解任され、全く覇気を感じさせないまま敗れ去った柏はその年J2へと降格したのだった。それから二年の月日が流れ、当時の柏と同じくJ2降格危機にある大宮を相手に、当時柏のエースストライカーだった玉田の先制ゴールで勢い付いた名古屋がここ数試合の鬱憤を晴らすようなワンサイドなゲームを展開したのは何かの因縁だろうか。

 ただ試合は名古屋がキックオフから終始大宮を圧倒していたわけではない。立ち上がり早々に津田がスローインしようとした時誰もボールをもらいに来なかったシーンなどは――観ている側からすれば腹立たしいこと極まりなかったのだが――新潟戦(0-4)、横浜戦(0-3)という惨敗続きによって自信を失っているチームの病巣が深いことを感じさせた。またヨンセンと入れ替わるようにピッチへと戻って来た玉田は復帰後初の先発出場で生き生きとしたプレーを見せていたものの、コンビを組む杉本は玉田との間合いやリズムが上手く掴めないのか試合開始から15分後まで全くボールに触れないような有様だった。
 さらに大宮が4-3-3のような4-1-4-1のようなフォーメーションを取ってくることは分かり切っていたにも関わらず敢えて前節の4バックから3バックに変更したチームも、フェルフォーセンが試合後に振り返ったように大宮に3バックの両脇のスペースを使われて守勢に転じる場面が生じただけでなく、最終ラインからのビルドアップにおいても吉田、阿部の両DFの位置に大宮の配置(プレス)が上手くハマってしまいとても窮屈な状態を強いられていた。

 そんな名古屋がゲームをワンサイドに持ち込むことが出来たのは、試合途中のシステム変更(特に津田の右WHと山口Kの右SB)がハマったことも当然あるのだが、タテパス一本でアッサリとDFラインが決壊していた大宮の状態の悪さに因る部分が大きい。同じ戦い方が今後対戦が続く川崎やG大阪、鹿島に通用するかは全くの未知数だ。大宮戦はあくまでも名古屋にとっての「ボーナスステージ」であったと考え、得意の「切り替え」で次からの試合に備えて欲しいし、そこでどういう結果を残すかで真の評価が下されるべきだろう。

 真価を問われるのは次節以降ということで気になった点をいくつかピックアップ。

■本田のプレースキック
 ミッドウィークに行った国立競技場(五輪代表戦)でも周りの観客が「ブレ球ブレ球」五月蝿かったように、(ライトな層を含む)サッカーファンにはイメージとしてすっかり定着した感のある本田のFK。しかし例えその特徴を実戦の中で磨かせようという意図であったとしても、今のチームで本田にプレースキックの全権を委ねるのはどうなのだろう。それはなにも昨日の試合幾度となくあったCKで本田の左足から放たれたボールが一度たりとも際どいコースに飛ばなかったからだけではない。GKの楢﨑を除けば180センチ台の選手が吉田と本田しかないない昨日の名古屋のスタメンで、その本田をキッカーに回してしまったらターゲットは吉田しかいなくなってしまう。この空中戦での絶対的不利な状況がキッカーの本田に「ピンポイントで蹴らないと決まらない」というプレッシャーを与え、それがキックの精度にも(悪)影響を与えるという負のスパイラルが出来上がっているのではないだろうか。本田はヘディングの競り合いにも強い。であれば玉田をキッカーにし吉田と本田がターゲットとなる方がまだ「可能性」は高いはずだ。

■片山のFW起用
 フェルフォーセンはこの小柄なドリブラーのFW起用をいつまで続ける気なのだろう。第11節の横浜FM戦でFWの駒不足に悩んだフェルフォーセンが後半途中から杉本に代えて投入しカウンターから見事な追加点を決めた。その鮮烈な「デビュー」によってフェルフォーセンの考えは固定されてしまったのだろうか。確かに片山は玉田とともに今の名古屋にあっては貴重ともいえる自らドリブルで仕掛けられるアタッカーだ。しかし決定的な場面で時に迷いすら感じさせるその動きはFWとしての経験値が決定的に欠けていることを感じさせる。チームが今後片山を玉田の後継者と目してFWとして育てていくというなら話は別だが、そうでないなら本職の巻を優先出せるべきだと俺は思う。

■吉田麻也の育成
 コンディション(怪我?)の影響もあるのだろうか、吉田麻也のパフォーマンスが中断前の頃と比べても芳しくない気がする。高さ(特に正面から入ってくるボール)ではそれなりに競り勝って制空権を握ってはいるものの、1対1でアッサリ置いていかれたり、焦って中途半端なフィード(ミス)を繰り返す様に違和感を感じるのは、ユースで絶対的な存在だった頃のイメージが俺の中で根強いからだろうか。それがプロの壁でありプロと高校生の差と言われてしまえばそれまでだが、もしコンディション的な問題があるなら休ませるべきだと思うし、コンディション的に問題がないのだとしても(俺は育成のプロフェッショナルではないのでどちらが良いのかは分からないが)このまま我慢して試合に出し続けて経験を積ませるのが良いのか、一旦リザーブに落として時間を与えるのが良いのかの判断は必要だ。ひとつ言えるのは若い選手は試合に出しておけば伸びるというような乱暴な議論が成り立たないことだろう。

■津田の右WHと山口Kの右SB
 この試合の勝敗を分けたポイントは玉田の先制ゴールもさることながらそれと前後してシステムを3-5-2から4-4-2へと変更したことだろう。なかでも大きな効果を発揮したのが津田の右WHと山口Kの右SBだった。津田はストライカーのWH起用ということで俺のようなレトロなファンにはベンゲル時代の岡山を彷彿とさせるのだが、金正友や中村といった今シーズンこのポジションで試された他の選手と比べてもタテ(ゴール)への意識が強まったことに加えて、本田や阿部といった左サイドからゲームを作ることが多いチームにあって、ラストパス(左からのクロス)に対してPA内に詰める人数が一枚増えたという点でも大きな意味を持っている。ヨンセンというクロスのターゲット足りえる絶対的なストライカーが不在の今だからこそ名古屋に必要なのはクロスに対してPA内に何人の選手が詰められるかになる。そしてそれがこの試合では藤田の100ゴールにつながったことは言うまでもない。
 山口Kの右SBはネルシーニョ時代にも何度か試されたことがあるが、その時は今ひとつフィットせず、俺の中でも完全に選択肢として消えていた。しかしこの試合で急遽右SBに回った山口Kは気の利いたプレーで大宮を完封するのに貢献し、また普段プレッシャーのきつい中盤でプレーしていることもあってか一列下がった右SBの彼から繰り出されるパスはデビュー当時のような軽快さとも呼ぶべきテンポの良さと思い切りを感じさせるものを取り戻していた。そして同じユース出身ということもあってか前の津田、横の吉田との連携も良好だ。

■ミッドウィークの川崎戦に向けて
 大宮を完封こそしたものの守備面では相変わらず大きな不安が残る名古屋。アッサリと間を走り抜かれる最終ライン、そして上でも書いたように1対1に不安がある吉田麻也といった要素を考えると、川崎攻撃陣に名古屋の最終ラインが持ち堪えられる可能性は限りなく低い。そしてさらに致命的なことに名古屋はバイタルエリアの守備が緩い。このスペースでボールを受け前を向くのが得意な形であるジュニーニョによる虐殺ショーが繰り広げられる可能性は高い。大宮戦ではここを強化する意図もあってか吉村がそこに入っていたが相手のフェイントに振り回されワンツーに置いて行かれる様は相変わらず。TVの解説は吉村のプレーを褒めていたが、それは大宮が完全に戦意を喪失した後の話であり――実際守備だけでなくボールを捌く仕事にしても吉村がそれに絡み始めたのは後半で、前半は相変わらずボールから逃げ回っているかのようなプレーだった――そんな吉村の存在が川崎に対する特効薬となるとはとても思えない。
 そんな川崎に対して唯一名古屋が打てる手立てがあるとすれば、それは川崎封じの常套手段でもあるボランチ潰し。前半戦にトヨタスタジアムで行われた試合で名古屋が途中までなんとか川崎と互角に戦えたのは金正友が中村憲とマッチアップして潰していたからに他ならない。今回はその役割を誰がやるのか。横浜戦や大宮戦のように最終ラインの4枚と中盤の4枚が下がって守備ブロックを形成し相手ボランチのマークは2トップがするというような戦い方では通用しないのは明らか。フェルフォーセンの采配に注目したい。
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by tknr0326g8 | 2007-08-26 14:15 | Game Review
北京五輪アジア地区最終予選 U-23日本代表vsU-23ベトナム代表
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今シーズン、クラブではサポーターを満足させるパフォーマンスを見せているとは言い難い本田。「気持ちの入り方が違う」という代表で果してどんなプレーを見せてくれるのか期待しつつ千駄ヶ谷へ。しかし聖地・国立競技場のピッチにあったのはいつも通り…というよりむしろいつも以下な本田の姿でした。

ひとつのミスが命取りになる最終予選で何より最優先すべきは勝ち点3ということは分かっているつもりですが、反町康治率いる若き代表チームが見せた慎重で凡庸なサッカーは、チームとしてのオーガナイズも決定的に欠いており、もし自分達の愛するクラブチームが同じような試合をしたらブーイングは必須でしょうが、完全にそんなサッカーの一部と化していた本田に輝きを求めるのは酷な話でしょうか。

というか反町ジャパンで不動のレギュラーに定着してからの本田は(コンディションの問題はあるにせよ)むしろそれを契機として成長から逆行しているんじゃないかという錯覚すら覚えました。
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by tknr0326g8 | 2007-08-22 23:20 | Other Games