Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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なでしこリーグオールスター2008
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ゴール後のパフォーマンスはともかくとして、ピッチ上でのプレーには男子のそれとは違ってひたむきさが漂う女子のオールスター。急造チームの割には、EASTはどんどんタテにクサビのボールを入れて敵陣へと侵入していくスタイル、WESTはボランチでボールを落ち着けてサイドへと展開していくスタイルと互いに好対照な色が出ていたのが面白かったです。

また男子が不甲斐ない結果しか残せなかったオリンピックでメダルまであと一歩というところまで迫ったなでしこ達に対しては世間的な関心も高まっているようで、西が丘では冬の選手権で地元・東京の高校が出てくる時並みの観客の入りでしたね。
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by tknr0326g8 | 2008-08-31 20:15 | Game Review
J1 2008 第23節 vs清水 @スカパー
 二度のリードを許しながらも最後は3-2と好調・清水を降した試合は、生まれ変わった名古屋が身に付けつつあるチームとしての確かな力と依然としてチームが抱える課題の双方を改めて浮き彫りにするような展開だった。

 清水はまずしっかりとした守備からゲームに入るプランだったようだ。そして名古屋のことをよく研究していた。キックオフから名古屋にポゼッションを許した清水だったが、押さえるべきポイントをしっかりと押さえそこから名古屋のウィークポイントを狙った攻撃へと移行する清水に全く動揺は見られない。まず守備では、サイドにボールが渡ると清水はサッと数的優位を作ってそこを塞ぐことを徹底していた。名古屋の攻撃の定番はSBのオーバーラップによって数的優位を作り出すサイドアタックだが、清水は名古屋のSBがオーバーラップする前に先に数的優位を作ってしまったわけだ。もっと言うなら、清水はそのサイドのスペースに敢えてボールを引き込んでいたと言えるかもしれない。4枚のDFラインとその前の3枚の中盤がペナルティエリアのラインをまたぐようにコンパクトに並びスペースを消す守備陣形といい、名古屋が今季初黒星を喫した東京V戦を思い起こさせる光景だった。
 それでも名古屋は阿部の左足から放たれるダイナミックなサイドチェンジなどによって素早くサイドへとボールを展開してサイドで1対1の状況を作り出すようなシーンも何度かあり、ゴール前へとクロスボールを送るようなシーンも何度かあった。しかしそこに待ち構えていたのは清水の二枚目の壁。名古屋がサイドから入れるクロスボールに対して、清水は鉄則通りに最終ラインがスライドし、CBの二人と逆サイドのSBの計三人がゴールエリア内に立ってスペースを消していた。またアンカーの伊東と逆サイドのMFもボックスに入って最終ラインと挟み込むようにクロスに備えている。これではいかにヨンセンと言えどもクロスボールに合わせてシュートをゴールに叩き込むことは難しい。名古屋の攻撃がパスを回しながらもなかなかシュートまで辿り着けなかったのはこのためだ。

 攻撃面でも清水は名古屋のウィークポイントを突いた形で何度となく名古屋ディフェンスを慌てさせるような場面を作り出していた。名古屋のウィークポイントは言わずと知れたDFラインと中盤のラインとの間に大きなスペースが出来てしまうことで、名古屋がここを突かれるパターンはいくつかあるが、この試合で目立ったのはセカンドボールを拾われるパターン。名古屋の最終ラインは阿部を除く三人が180cm台の長身で特に真ん中のバヤリッツァ、増川(吉田)の高さは際立っており、ロングボール(縦パス)であればほとんどはね返してしまうし単純なハイクロスでは失点する気がしない。しかし名古屋ディフェンスを崩す上でロングボールというのは実は有効な手段のひとつだ。ロングボールを入れてダイレクトにゴールに直結する可能性は皆無に等しいが、バヤリッツァや増川がはね返したボールを狙えば、それを拾った選手はかなりの確率でフリーで前を向ける。これは半分冗談だが、バヤリッツァや増川が落としたボールを拾うという意味では、バヤリッツァや増川は相手チームのポストプレーヤーとして機能している。
 DFラインと中盤の間のスペースでボールを持った枝村やマルコス・パウロが放った強烈なミドルシュートは楢﨑がGKでなかったら勝敗は逆だったかもしれないと思われるほどのインパクトがあったし、後半立ち上がり早々に矢島に左足で決められた素晴らしい弾道のミドルシュートを「事故」と片付けるのは容易いが、このゴールやホームの鹿島戦で小笠原に決められたスーパーなミドルシュートを「事故」と言っていては、悲劇は(低確率ながらも)繰り返されていくだろう。

 それでも名古屋はこの試合二度のビハインドを追い付きスコアを引っ繰り返した。名古屋の得点は、サイドで1対2の数的不利な状況をドリブルでブチ抜いた小川のアシストや直接FKを壁越しに沈めた玉田のFKといった個人能力に依るものであり、なんでもないハイクロスをキャッチし損なった清水GK西部のミスをマギヌンが抜け目なく決めたものだ。これをチームで奪ったゴールと言うのは少々憚られるが、それでも選手達は間違いなく精神的に強くなっているし、これをチーム力ということに対しては何の躊躇もない。願わくば、どうやら確変を終了したらしい杉本が一巡目の対戦と同様に最後に廻って来た決定的なチャンスをしっかりと決めて清水の息の根を止め、ナビスコカップの決勝で対戦するかもしれない相手にトラウマを与えておけば文句なしだったのだが。
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by tknr0326g8 | 2008-08-30 00:51 | Game Review
J1 2008 第22節 vs鹿島 @カシマスタジアム
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しばらく見ないうちに青木をアンカーに据えたフォーメーションがすっかりサマになって94年アメリカW杯の頃のブラジルみたいになっていた鹿島に対して、中盤のキーマンであるマギヌンを欠き、センターバックも三木と吉田がおそらく公式戦で初となるコンビを組んだ名古屋は、キックオフから鹿島のパスワークに翻弄され、開始早々に高い位置からのプレスで吉田がボールを奪われてカウンターを浴び先制点を献上。一向に収まる気配のない混乱を前にして俺の頭によぎったのは、 古賀が泣き、ピクシーが「サッカー人生最大の屈辱」と吐き捨てた97年の虐殺劇(0-7)だった。しかし陥落寸前の名古屋に上を向かせる勇気を与えたのもまた鹿島自身で、キックオフからやたらと名古屋の攻撃をファールで止めていたツケを吉田麻也による名誉挽回のリーグ戦初ゴールという形で払わされることになった。

この試合で名古屋が鹿島に対して後手を踏んでいたのはフォーメーションのズレが原因だった。マギネンの出場停止により小川とともに杉本がサイドハーフを担当していた名古屋は、この二人がまるでウイングのようなポジションを取っており、その流れから相手ボールになると鹿島の両サイドバックの対応へと向かうことが多かった。そうなると鹿島自慢の中盤である本山、ダニーロ、小笠原、(青木)を名古屋は中村と吉村の二人で見なければならない。正直なところ1対1でも分が悪いマッチアップなのに数的不利まで強いられては勝負は火を見るより明らかだった。この試合での吉村と中村は小笠原(や青木)がボールを持つと前からプレッシャーに行くことが多かったが、逆に彼等の背後のスペースではダニーロや本山がフリーになっているシーンがよく見られた。これによってDFラインの三木や吉田は自分たちの目の前のスペースでフラフラする二人のアタッカーを気にしながら、DFとDFの間をいやらしく突いてくる機動力に優れた2トップに対応しなければならなかった。何気ないロングボールに対して飛び込んで来たマルキーニョスや興梠に対して三木のアクションが遅れて時々あたふたしたように見えたのは決して三木の判断が遅いからではない。

その意味で後半1点のリードを奪った後で杉本に代えて山口Kをそのまま同じポジションに投入したのは全く無駄な交代だったと言える。この交代を見ても、中盤のディフェンスで後手を踏んでいるという認識がピクシーにもあったことは確かだが、これは「人」ではなく「フォーメーション」の問題なのだから、交代のカードを切るのであれば最初から米山をアンカーに投入して4-3-3もしくは4-1-4-1の形にすれば済んだ話だった。米山はその後一拍置いて投入されたわけだが、チームはそのために玉田を下げなければならず、杉本と玉田が二人とも消えたピッチからはカウンターで点が奪う可能性も消滅してしまった。

こうなれば名古屋は残り時間なんとかしてリードを守り切るだけ。そして「Never give up!」を信条とするチームは最後まで集中を切らさずよくファイトしていた。最後にバヤリッツァがリベロの位置に入って5バックになってからはまさしく守備一辺倒だったが、鹿島が執拗に狙っていたDFとDFの間のスペースが消えたことに加えて、若きDFリーダー・バヤリッツァがよく声を出してDFラインを引っ張って良いリズムで守れていたので、押し込まれながらも不思議と失点する気は全くしなかった。攻撃だけでなく守備にもリズムというものはあるものだ。

カシマスタジアムで22戦22敗という長きに渡る呪いを解いたこの試合に立ち会えたことは、一ファンとして幸せの極みだが、チームにはこれで満足せずこのシーズンをぜひ特別なものにしてもらいたい。まだまだ破らなければいけないもっと大きな壁はあるのだから。
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by tknr0326g8 | 2008-08-23 22:20 | Game Review
キリンチャレンジカップ2008 日本代表×ウルグアイ代表 @札幌ドーム
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一時期は小川と阿部のW代表デビューを期待していたりもしたわけですが、日本代表の左SBのポジションに立っていたのは、そこが本職ではない別の“阿部”でした。
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by tknr0326g8 | 2008-08-21 19:27 | Other Games
adidas CUP U-15 決勝 名古屋U-15×G大阪Jrユース @Jヴィレッジスタジアム
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 昨日の準決勝を11時から戦ったガンバと14時から戦った名古屋。二日連戦で迎える今日の決勝はフィジカルコンディションひとつ取ってもガンバに有利に働くのではないかというのが戦前の俺の予想だった。身体つきもガッチリした選手が多いガンバに前から来られたら最悪ゲームはワンサイドになってしまうかもしれないと。しかし蓋を開けてみれば、良いコンディションで試合を迎えたのは名古屋の方で、どことなく身体が重そうなガンバに対して名古屋はキックオフから完全にゲームを支配していた。前線からプレッシャーに来てはいるものの二列目以降が付いて来ないガンバに対して名古屋は水野がフリーでボールをもらう機会が多く、前線では今一歩寄せが甘いガンバディフェンスに対して高原が鮮やかなクサビを見せたかと思えば、そんな高原も含めた名古屋自慢のアタッカー陣が次々とドリブル突破を試みてガンバディフェンスを翻弄する。

 名古屋はこの試合に向けてフォーメーションをマイナーチェンジしていた。これまでは高原の1トップの下に4枚の攻撃的な中盤を並べる4-1-4-1のような形だったが、この試合では高原と加藤翼(前半途中から樋江井とポジションチェンジ)が2トップを組み、その下に3枚の攻撃的な中盤が並ぶ4-1-3-2のような形。このシステム変更によって名古屋はいつにも増して前線からのプレスが機能し、また攻撃でもDFラインの裏を狙ったような展開が目立つようになっていた。グループリーグと昨日の準決勝を見た印象としてガンバはDFラインが連携を含めて少し安定感を欠いているところがあったので、そこに対して揺さぶりを掛けるという狙いだったのだろうか。いずれにせよこのシステム変更も含めた名古屋の戦い方がガンバに対してピタリとハマった。

 前半のガンバは立ち上がり早々にカウンターから今大会得点王の小谷が抜け出してシュートを放った(追い掛けたDFがコースを限定してシュートはキーパー正面)以外はこれといったチャンスを作れず、ロングボールを前線に蹴り込む単調な攻撃に終始していた。俺はこの試合のポイントの一つを名古屋の水野とガンバの山千代という両チームのキャプテンにして攻撃を司る二人のボランチの対決になるだろうと踏んでいたが、中盤の底で頻繁にボールに触ってゲームをコントロールしていた水野とは対照的に前半の山千代はひたすら頭の上をボールが通過していくようなシーンばかりだった。

 後半になるとガンバにようやくエンジンが掛かりだす。急先鋒となったのは島田怜央と西野拓麻の左サイドコンビ。テクニックに優れるレフティの島田と中学生離れしたパワーを持つ西野のコンビは名古屋にとっても脅威そのもの。特に直接FKのシーンで西野が放った強烈な無回転シュートなんかは大人顔負け。ディフェンスでも後半は加藤翼をほぼ完封していて、新井場、家長、安田と連なるガンバユースの次代の左サイドを担っていくのは彼等かもしれない。さらに名古屋の体力が落ちてくるのと合わせるようにガンバはFWにスピードのある選手を投入して勢いを加速。ガンバの攻撃が明らかに名古屋ゴールへと近付いてきている感触は確かにあった。

 ただ名古屋もDF陣が落ち着いてこれに対応するとともに、前に出てきたガンバのディフェンスの裏を狙うような狡猾な攻撃を見せ始めた。そして一進一退で均衡したゲームの中、カウンターから水野と高原のホットラインが試合を決定付けるゴールを決める。高原は水野が中盤でボールを持ったと同時に上手い動きでマークをはがしてフリーになり、水野は高原が一瞬マークを外したタイミングを見逃さず寸分の狂いもないパスを送る。そこからはもう高原のオンステージ。鋭いフェイントで目の前のDFを振り切るや、左足でGKの脇をかすめるシュートをゴールに沈めたのだった。グループリーグから何度となくお互いの信頼感が伝わってくるかのような阿吽の呼吸で抜群の連携を見せているこのコンビは本当に秀逸。

 だがこのチームは高原と水野だけのチームではない。効果的なドリブル勝負を見せる前線の選手たちは「全員が高原」だし、相手にボールが渡れば全員がしっかりと守備に戻る規律も併せ持つ。そしてこの試合特に目を引いたのが10番の都竹で、バイタルエリアでこぼれ球をよく拾い守備面で水野をサポートしていた。また高いラインを保ちながらも冷静なポジショニングで相手に決定機を与えず、また単純なロングボールに対して屈強に弾き返し続けた奥山を中心としたDFラインは大会を通して安定していた。そしてガンバの強烈な左サイドの攻撃を封じ込めた右SB三鬼はこの試合の影のMVP。1対1に抜群に強く前にボールを運ぶ力もある三鬼はチームが苦しい時ほど存在感を発揮する選手で、本来であればメニコンカップに出場する資格も十分にある。その意味では去年の高円宮杯に続き「テレコ起用」された二人のGKも。おそらく決勝戦が始まる前には決まっていたであろうメニコンカップのメンバーには準決勝で先発した石井が選ばれたが、これは巡り合わせの問題でどちらが出ても遜色はない。

 決勝という大舞台、しかもガンバ相手にベストゲームを披露して獲得したタイトルには最大限の敬意と祝福を表したいが、シーズン当初に菅沢監督が狙うと宣言していた「二冠」に向けてこれはまだ通過点。冬の高円宮杯に向けてもうワンランクアップして偉業に挑んで欲しい。そして聖地・国立競技場の舞台でまた観客を魅了するような素晴らしいプレーを披露してもらいたい。
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by tknr0326g8 | 2008-08-17 19:31 | Youth
adidas CUP U-15 決勝 試合終了
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後半押し込まれる時間も多かったですが、カウンターから水野→高原のホットラインでパスが通り、これをエースがキッチリ決めて先制。そのまま逃げ切って見事初優勝を飾りました。
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by tknr0326g8 | 2008-08-17 15:12 | From Mobile
adidas CUP U-15 決勝 前半終了
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前半終えて0-0ながら、この試合に向け微妙に2トップにシステムを変更した名古屋がキックオフからガンバを圧倒してます。ガンバは準決勝で見せたような5番を軸とした組み立てが全く出来ていません。後半名古屋のスタミナがどこまで持つかでしょうね。
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by tknr0326g8 | 2008-08-17 14:18 | From Mobile
adidas CUP U-15 準決勝 名古屋U-15×浦和Jrユース @Jヴィレッジ・スタジアム
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 個人的に初めてとなるJヴィレッジのスタジアム。しかし猛烈なアップダウンの末に辿り着いたのは、中池グリーンフィールドと作りがそっくりな小じんまりとした競技場だった。そろそろU-15もベニューの問題を考え直した方がいいかもしれない。

 アップの時からよく声が出て威勢の良かった浦和は、キックオフのホイッスルが鳴ると一転してリスクを排除したリアクションスタイルを貫いてきた。最終ラインの4枚と中盤の4枚がガッチリとブロックを作って名古屋の攻撃を待ち構え、奪ったボールはシンプルなタテパスからセカンドボールを拾ってカウンターにつなげる。そんな浦和に対し名古屋は前半に加藤翼がドリブル突破からタッチライン際までエグってマイナスの折り返し。これを中央でフリーの川村がシュートし、GKが弾いたところに樋江井が頭で飛び込んで先制点を奪った。今大会の加藤翼はキレキレで簡単には止まらなさそうだ。

 しかし後半に入ると15分ぐらいから名古屋の足が止まり始め、試合は徐々に浦和の狙い通りに進み始める。名古屋は個々のプレーヤーの技術では浦和を上回っているが、最後のところでコンビネーションが合わなかったりして浦和のディフェンスを崩し切ることが出来ない。そして次第に勢いを増していく浦和とは対象的に、クリアひとつ取ってもどことなく焦りのようなものが垣間見られるようになった名古屋は、一本のタテパスから抜け出した浦和のFWにそのまま持ち込まれて同点ゴールを決められてしまった。

 こうなるとどっちが勝ってもおかしくはなかったが、試合を決めたのはやはりと言うべきかエース・高原。ハーフウェーラインから少し相手陣内に入ったあたりでボールを持った高原は二人のマークを引きずるようにタッチライン際までドリブルで突き進むと、自らが繰り出したフェイントに相手のマークが一瞬のスキを見せたのを見逃すことなく左足を一閃。角度はほとんどなかったがこれが見事にゴールを捉えた。エースが個の力を発揮して見せたスーパーゴールだった。

 決勝の相手はガンバ。準決勝では追浜を相手に力の差を見せ付け、その上今日は主力を何人か休ませていたような感じだったが、去年のプレミアカップで破れた天敵に名古屋はリベンジできるだろうか。
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by tknr0326g8 | 2008-08-16 16:47 | Youth
adidas CUP U-15  名古屋U-15×FCライオス @Jヴィレッジ・Pitch5
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 もしFCライオスの監督や選手にこのチームの特徴は?と訪ねたならば、彼等はおそらく口を揃えてこう答えるだろう。「走ることならどのチームにも負けない」と。それぐらいFCライオスはキックオフから試合終了のホイッスルまで常にフルスロットルで走りまくりその量は最後まで衰えることがなかった。そんなライオスに対して必ずしも運動量で対抗する必要はないが、この試合に関して言えばライオスの運動量が名古屋のサッカーを凌駕しているシーンが目立ったのも事実だ。

 前線から激しくプレスを掛けてボールを奪い前線の選手の走力を生かしたカウンターにつなげるのがライオスのスタイル。名古屋は持ち前のテクニックで個々のプレーヤーがボールをキープしようとするが、名古屋のサポートの動きよりもライオスの寄せの速さが上回っていて、名古屋の攻撃はなかなかつながって行かなかった。そして中盤の主導権を握っていたのはむしろセカンドボールをことごとく拾っていたライオスの方だった。

 前半に名古屋が奪った先制点は、左サイドでサイドチェンジのボールを受けた樋江井がドリブルでエリア内へと切れ込み、往年のピクシーを思わせる切り返しで二人のDFを次々と外して右足で蹴り込んだもの。押され気味だった時間帯に鮮やかに決まったプロセス、シュートともに完璧なカウンター。

 名古屋は後半頭から温存していた?都竹を投入したことでボールキープ力が高まり中盤で随分と盛り返すことが出来たが、アタッキングエリアにおいては、高原が自ら獲得したPK(高原の上げたクロスが相手DFの手に当たった)を失敗したのを除けば、ボールホルダーに対してすぐに一人二人と寄って来るライオスのタイトなマークを前にしてコーナーキックを獲得するのがやっとという状態で得点の臭いを感じさせるようなシーンはほとんど作れなかった。また炎天下でのゲームということもあって後半に入ってもペースが上がらないままだった名古屋と、次々と選手交代を行いチーム全体としての運動量を維持することに成功していたライオスとは対照的だった。最終ラインを中心としたディフェンスの頑張りによってなんとか勝ち点3を獲得することが出来たが、ライオスの攻撃にもう少し工夫があったら危なかったかもしれない。

 とりあえず今日のところは勝ち点3を取れたことをよしとして、ゆっくり休んでコンディションを整えて明日の試合に臨んで欲しいところです。
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by tknr0326g8 | 2008-08-10 16:37 | Youth
adidas CUP U-15 名古屋U-15×JFAアカデミー福島 @Jビレッジ・Pitch1
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 名古屋の“黄金世代”と日本サッカー界のエリートという非常に興味深い組み合わせとなったグループリーグ初戦。この試合を見るために、全少・決勝の延長戦を諦め11:00の上野発スーパーひたちに飛び乗り福島へ。東海を制した名古屋・黄金世代の強さに疑いの余地はないが、JFAアカデミーがどれぐらいのレベルにあるのかはとても気になる。

 立ち上がりこそやや硬さが見られた名古屋だったが、高原の突破から得た直接FKを水野が上手いキックで蹴り込み先制すると、あとはすっかりリラックスした様子で、縦パス一本でDFラインの裏に抜け出した高原がGKの頭越しに放った強烈な左足シュートで追加点を奪う。それ以外にも加藤翼が2本ポストに当てるなど前半は完全な名古屋ペースだった。
 後半になるとJFAアカデミーがにわかに盛り返す。開始早々にミドルシュートで1点返されると、試合はそのまましばらくアカデミーのペースに。後半の名古屋はボールを持った後の判断が少しづつ遅くなったのか、それとも単純にアカデミーの寄せが早くなっただけなのか、前半と比べると攻撃に転じた時のボールロストが目立つようになっていた。

 それでも時間の経過とともに徐々にアカデミーのペースが落ちてくると、名古屋のアタッカー陣がアカデミーのDFを脅かす場面が再び見られるようになり、10番・都竹のドリブル突破からのスルーパスに反応してDFラインを抜け出した樋江井がGKの動きを見ながら冷静にシュートをゴールに沈めて試合を決定づける3点目を獲得。最後は名古屋もかなり体力的にキツそうだったが、一人一人が攻撃だけでなく守備でもよく頑張っていて、アカデミーの反撃を一点に抑えて見事初戦を飾った。欲を言えばゲームを支配していた前半のうちに更に点差広げてもっと楽なゲームをと言いたいところだが、これは高望みしすぎだろうか。

 名古屋は1トップの高原とその一列下に並ぶ樋江井、川村、都竹、加藤翼の4人が全員自分からドリブルで仕掛けられるタイプというのが面白い。そしてさらにもう一列後ろでそんな彼等をコントロールするコンダクター・水野。彼等が織り成す攻撃は明日もとても楽しみだ。ちなみにアカデミーはやはり必ずどこかで見覚えのある日本サッカーの象徴(縮図)のようなスタイルで、ある意味名古屋とは好対照だったが、その分普段日本と対戦する相手が日本をどう見ているのかが垣間見れた気がしました。
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by tknr0326g8 | 2008-08-09 17:38 | Youth