Grampus Diary from TOKYO
by tknr0326g8
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2008 名古屋グランパス イヤーDVD レヴュー
 1996年以来となる名古屋のイヤーDVD(当時はイヤービデオ)。昨年発売された「LEGEND OF STARS」の出来が個人的にはイマイチだったので今作品にもあまり期待していなかったのだが、予想に反してよくまとまった作品に仕上がっている。そして(ありものの映像を全部使いました的なやや過剰感のある)特典映像も、ヨンセンの在籍全ゴールなどサポーターのツボを押さえた企画によって構成されている。

 実際昨シーズンの名古屋はイヤーDVDを作成する上で非常にまとめやすいシーズンを送っていた。連勝したかと思えば連敗、そしてまた連勝、最後は勝てない苦しみを一ヵ月にも渡って味わい、土壇場の連勝で優勝に望みをつないだ。これがフェルフォーセンの二年目のように開幕から怒涛の連勝を記録した後は連勝もなく勝ったり負けたりを繰り返していたとしたら一体どやってまとめたのだろう。
 そしてピクシーの存在がDVDの構成をさらに容易にしている。他チームのDVDがどういった構成になっているのかは分からないが、パッケージにも一番大きく写真が扱われているピクシーのコメントを差し挟みながらシーズンを振り返る構成はシンプルで分かりやすく、逆に言えばこれ以外に昨シーズンの名古屋を振り返る術はない。フェルフォーセンのもとで燻っていた玉田がいかにしてモチベーションを取り戻したのかとか、中村がフェルフォーセンのサッカーとピクシーのサッカーの違いをどう感じていたのかとか、シーズン終盤の勝てない時期にチーム内で何が起こっていたのかなど、選手達の声にも興味はあるが、それは次回作へと譲りたい。

 個人的にはユースの活動の一部が「名古屋グランパスユースの躍進」と題して特典映像の中に収められている点が高ポイント。扱いの大きさにはやや不満が残るがここに入ることに意義があると俺は思っている。
 高円宮杯で二年ぶりにファイナリストとなったU-18は決勝で浦和ユースに1-9と歴史的な大敗を喫したこともあってか、準決勝のFC東京U-18との試合の模様が収録されていた。この大会から突如得点能力が覚醒したアルベスの先制点とスーパーサブとして後半途中から出場した三浦俊のダメ押しゴール、そしてコーナーフラッグに向かって走り出しながら喜びを表す三浦俊に対して病気療養中でマスク姿のキャプテン安藤が抱き付くように飛び掛かるシーンがゴール裏・ピッチレベルからと思われるカメラ映像によって収録されている。ユースレベルの国内最高峰とも言われる大会でなぜ準決勝にもなってスタンドからのオフィシャルカメラ映像がないのかは甚だ疑問だが、逆にこれはこれでリアリティがあって良いかもしれない。あと願わくば決勝戦の映像も少しは入れて欲しかった。さすがに失点シーンを全て入れろとは言わないが、ファイナリストであることはそれはそれで名誉なのだから。悔し涙を流しながら表彰台に立った磯村の姿なども今後につながるものだと考えれば決して封印されるべきものでもない。
 クラブ史上初めてクラ選を制したU-15は決勝戦と瑞穂での報告会という構成。決勝戦の映像はオフィシャルの記録映像のようで角度などもしっかりしている。であるとするならば、高原のゴールと終了のホイッスルだけでなくもう少し色々なシーンを観てみたかったような気がしないでもない。ちなみに高原のゴールシーンは映像だけ見るとやけにフリーでボールを受けた高原がそのまま個人技で持ち込んで決めたようにも見えるが、名古屋のDFがボールを奪った時にはまだ手前のDFにマークされていた高原は、水野にボールが渡ると同時に外にふくらむような動きでマークをはがし、その一瞬の隙を見逃さず水野が寸分の狂いもなく高原にラストパスを送っていた。この大会でしばしば見られたこのゴールデンコンビによる阿吽のコンビネーション。その一端がDVDでも垣間見られる。
 クラブ史上二度目の全少出場で決勝進出を果たしたU‐12は、4-0と圧勝した準決勝の水原SS(新潟)戦の試合映像と瑞穂での報告会の模様が収録されている。こちらもU-18同様少しぐらい決勝の映像を入れても欲しかった。決勝戦は接戦だったしスタンドも平日開催の準決勝と土曜日開催の決勝では観客の入りが全く違っていたから尚更。そこにベスト4に入った1月のバーモントカップの映像も入っていれば神レベルの仕事だったが・・・。

 ともあれ、来シーズンもイヤーDVDの制作が継続されるよう、チームにはJリーグやACLで好成績を残してもらうとともに、95年や96年のイヤービデオに映っている頃のような熱気がスタジアムに戻って来ることを期待したい。あと次回作に向けて希望があるとすればぜひ専属のカメラを入れて欲しいということ。選手達のモチベーションを高めることに秀でるというピクシーがハーフタイムにどのように選手達い語り掛けているのかといったことを見てみたいというのは高望みし過ぎだろうか。
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by tknr0326g8 | 2009-03-02 00:43 | Topics & Issues
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